道の駅　お勧めの特産品

その地に行かなければ買えない商品、かつ、1000円以下(お米を除く)のお手頃価格の道の駅特産品をリストしました。

北海道

北海道-22　オホーツク紋別「オホーツク流氷カレー」

オホーツクの流氷をイメージした白いカレーが本駅で販売されている「オホーツク流氷カレー」。北海道産のホタテ貝柱も入っていて奇抜なだけではなく味も満足。 姉妹品の「オホーツク流氷カリー」もあり。こちらは鮮烈な青いカレーである。

北海道-34　上ノ国もんじゅ「こうれん」

全国の道の駅を巡っていると「こんなものが」と驚く商品との出会いがあるが、本駅の「こうれん」もその一つ。 一見、薄焼き煎餅に見えるこの商品だが、電子レンジでチンすると巨大化。食感もパリパリとニュルニュルが混在していて独特。

北海道-48　とうま「でんすけスイカゼリー」

当麻町の特産品は知る人ぞ知る黒くて縞の無い「でんすけすいか」。ただ、値段が高いのが難点。 そこでお勧めなのが「でんすけスイカゼリー」。でんすけすいかの瑞々しい甘さを満喫可能。1個単位で販売されているのでお手頃価格で購入できる。

北海道-67　自然体感しむかっぷ「らくよう漬物」

北海道には北海道でしか取れないキノコがある。その代表が「らくよう」と「ボリボリ」。 本駅では「らくようの漬物」「ボリボリの漬物」を販売。北海道ならではの味を試してみるのは如何だろうか。(写真は「らくようの漬物」)

北海道-77　らんこし・ふるさとの丘「らんこし米」

ブランド米といえば新潟県魚沼産のコシヒカリを思い浮かべる方が多いだろう。知名度的には魚沼産でも食味的には「らんこし米」も負けていない。 食味コンクールでは最高の特A評価。値段は5kgで2千円台とお手頃。コスパ的にはNo.1かも。

北海道-103　みなとま～れ寿都「生炊きしらすの佃煮」

北海道西部の寿都漁港はしらすの水揚げ量が多いことで有名。寿都町は「生炊きしらすの佃煮」が郷土色でもある。 本駅では地元8つのメーカーが「生炊きしらすの佃煮」を提供。競うように販売されている。

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東北地方

青森-09　さんのへ「せんべいのみみ」

せんべい汁の具となる「せんべい」の切れ端に水分を加えて柔らかい半生の状態に仕上げたのが「せんべいのみみ」。 食感は「おしゃぶり昆布」、味は「塩パン」のような旨味が支配。噛めば噛むほど旨味が染み出てくる。原料が切れ端だけに安いのも嬉しい。

青森-09　十三湖高原「しじみラーメン」

県内で2番目に大きな湖の十三湖は「しじみ」の産地。十三湖の畔にある本駅では「しじみラーメン」が人気になっている。 しじみ貝を煮て、その煮汁も使うなど、作り方はちょっと面倒。でも、この煮汁がとても美味しい。オルニチンもたっぷりで体に良さそう。

青森-15　浅虫温泉「久慈良(くじら)餅」

開湯から830年の歴史を持つ浅虫温泉だが、「久慈良(くじら)餅」も830年とは言わないものの、長い歴史を持つ浅虫温泉と共に歩んできた銘菓。 モチモチとして結構ストレートに甘い。1個単位でばら売りされているので、まず1つ購入して昔ながらの甘味を味わいたい。

岩手-16　やまだ「山田生せんべい」

日本のおやつの定番と言える煎餅だが、焼いたり揚げたりしているのが普通。本駅の「山田生せんべい」は全国唯一、生の状態で味わう煎餅である。 柔らかいのに粘りがあって意外なほどに甘い。唯一無二のこの不思議な食感を是非、味わっていただきたい。

岩手-24　厳美渓「もっちーずカレー」

本駅が位置する一関市は「餅文化日本一の街」と呼ばれており、レストランでは「餅づくし」のメニュー構成。 特産品では餅が入った「もっちーずカレー」。餅とチーズが入っていてボリューム満点。意外と餅とカレースパイスの相性が良いことに驚かされる。

岩手-35　青の国ふだい「岩手普代おでん」

普代村は昆布が特産の村。本駅では昆布を使った特産品が多数販売されている。私が取り上げたい一品は「岩手普代おでん」。 普代村の珍味「タコとんび」が入っているのが特徴。もちろん、おでんの出汁は普代村産の昆布がベースである。

宮城-09　林林館「油麩丼の素」

本駅が位置する登米市の郷土料理と言えばB級グルメとして有名な「油麩丼」。本駅のレストランでも味わうことが出来るが、 食事のタイミングが合わなかった方は是非、物産館の「油麩丼の素」を購入したい。値段は3人前で388円(訪問時)。自宅でも簡単に料理できる。

宮城-14　おおさき「ささ結(ささむすび)」

本駅で注目したい製品は地産の米「ささ結(ささむすび)」。かつては「東の横綱」と称されたササニシキの後継米である。 ササニシキの「冷害に弱い」という致命的な弱点を克服。味覚はサラリとした柔らかい食感を継承。甘さ控えめで寿司職人に人気があるそうだ。

秋田-02　ふたつい「バター餅」

本駅の注目の品は北秋田地方伝統銘菓の「バター餅」。4つのメーカーから販売されている。 バター餅は内側はバターをたっぷり含んだ柔らかい餅、 外側は大福の外皮のような薄い餅の2層構造。この2つの味が混ざり合って、まろやかでほんのりと甘い味を演出している。

秋田-10　かみこあに「食用ほおずき」

日本の食の多様性を感じるのが本駅で販売されている「食用ほおずき」。上小阿仁村では1998年から「食用ほおずき」の栽培に取り組んでいる。 私は廉価品を買ったので味にそれ程の感動は覚えなかったが、8個入り400円の「恋どろぼう」ならかなり美味しいらしい。

山形-05　にしかわ「月山地ビール」

日本の名水百選の月山自然水を仕込み水として使用した地ビールが本駅名物の「月山地ビール」。 一口飲んだ瞬間にホップのほろ苦さが喉全体に行き渡る感じで、 きめが細かく喉越しが爽やかである。月山地ビールをたっぷり染み込ませた「地ビールドーナッツ」もある。

福島-22　番屋「舘岩赤カブ甘酢漬け」

本駅で注目したい商品は「舘岩赤カブ甘酢漬け」。舘岩赤カブはこの地でしか育たないという不思議な特性がある。 その舘岩赤カブを使った商品はもちろん道の駅では本駅のみで販売。くっきりとした赤い色は食卓に彩りを加えてくれる。

福島-32　尾瀬檜枝岐「裁ちそば」

会津の奥座敷に位置する檜枝岐村の特産品は「裁ちそば」。「生地を裁つように切る」ことから名付けられた「裁ちそば」は麺が平べったいのが特徴。 実際に測ってみると断面は1mm以下。この平べったさによって食感がこれほど変わるのか、驚かされる。

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関東地方

茨城-06　しもつま「福よ来い」

「納豆と言えば茨城県」というのが一般的なイメージと思うが、道の駅に関しては納豆をウリにする茨城県の道の駅は意外と少ない。 そこで本駅の納豆「福よ来い」。藁で包んだ「ロケット納豆」、塩を配合した「塩切り納豆」等、本格納豆が数多く販売されている。

茨城-15　かさま「かさまチップス」

本駅で個人的に推奨したいのが「かさまチップス」。笠間市産のサツマイモを薄くスライスしてそのまま揚げたもの。 ポテチがカリッカリなら、かさまチップスはザクッザクという感じ。のり塩/プレーン/焦がしバター等、6種類の味を楽しめる。

栃木-17　にしかた「柿の種」

本駅が位置する栃木県西方町民のお気に入りはなぜか「柿の種」。本駅の人気No.1商品になっている。 試しに私も購入してみたが、ふっくらしていて辛味も抑えめ。いくらでも食べられそう。ちなみに日本菓子博覧会で金賞を受賞している。

栃木-23　日光「日光ラスク」

本駅の人気No.1商品は「日光ラスク」。表面は硬いが、噛むと同時にラスク全てが砕け、 それと同時にメープルシロップの甘みが口の中全体に広がる。 「それがラスクだ」と言われると反論できないが、廉価なラスクとは明らかに違う。病みつきになるのは必至。

千葉-01　とみうら「びわゼリー」

房総半島最南端の南房総市には8つの道の駅が存在し、その殆どでは南房総市特産の「びわ」を使った商品を販売しているが、 その品揃えでは本駅がNo.1。「びわゼリー(人気No.1)」や「びわカレー」「びわジャム」等を味わいたい。

千葉-10　多古「多古米」

多古町の名物は「多古米」。古くは江戸時代の献上米近年では平成26年度の皇室献上米に選定されるなど、その味は広く支持されている。 多古米のキャッチフレーズは「冷めても美味しい、おかずはいらない」。本当にそうなのか、是非、試して頂きたい。

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北陸地方

新潟-18　クロス１０十日町「へぎそば」

新潟県の「へぎそば」は蕎麦通の間では有名。本駅は「へぎそば」の元祖と言われる小嶋屋を始めとする幾つかのメーカーから販売されている。 厳密には「へぎ」と呼ばれる器に盛られたのが「へぎそば」。このため「布海苔そば」という商品名で販売されている。

富山-02　砺波「大門素麺」

富山県砺波地方の伝統商品と言えば「大門(おおかど)素麺」。強いコシと滑らかな喉越しが特徴である。 大門素麺は写真のように丸まげ状に丸めた形状が特徴。素麺の一本一本が長いので、茹でる前に2つに割って短くすることが推奨されている。

富山-14　メルヘンおやべ「こんぶ餅」(写真の左側)

意外なことに富山県は国内有数の昆布消費県。昆布大好きの県民性が産んだ「こんぶ餅」が本駅の人気商品になっている。 この「こんぶ餅」、甘くも辛くも無く、感じる味は昆布本来のほんのり染み出す旨味のみ。 この味が理解できればあなたも立派な富山人。

石川-06　なかじまロマン峠「中島菜の漬物」

本駅で注目したい商品は、ここでしか栽培されていない中島菜を使った商品。中島菜は血圧の上昇を抑える効果がある健康野菜として注目されている。 定番の商品は「中島菜の漬物」。味覚的には野沢菜漬けに近いが、野沢菜漬けよりシャリシャリとしており食が進む。

石川-20　こまつ木場潟「トマトカレー」

本駅が位置する小松市は知る人ぞ知るトマト王国。小松トマトを用いた「トマトカレー」が本駅の人気商品になっている。 トマトカレーはトマト独特の酸味を感じるが、この酸味とカレースパイスの辛味が合わさりマイルドな味になっている。

石川-25　のと千里浜「おだまき」

本駅の人気No.1商品は地元銘菓の「おだまき」。上新粉の中に粒あんが入っており、モチモチとした食感がクセになる。 基本的には甘いが、甘過ぎないのが魅力。本駅には「紅はるかチップス」「のとししカレーパン」も名物であり、合わせて購入するのも良さそう。

福井-02　九頭竜「舞茸弁当」

本駅で注目して頂きたい商品は農作物直売所で販売されている「舞茸弁当」。「舞茸弁当ならそんなに珍しくないのでは？」と思う方も多いと思うが、 本駅の舞茸弁当は舞茸の量が違う。「ご飯の上に一面」程度ではない。「ご飯の上に一面」×２の舞茸が入っている。

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中部地方

長野-11　ほっとぱ～く・浅科「五郎兵衛米」

蓼科山の湧き水を引いた「五郎兵衛用水」を使って生産された米が本駅名物の「五郎兵衛米」。保水性の強い粘土質の土地で栽培されているため粘りと甘味が強く、冷めても美味しいと評判である。 一般市場には殆ど出回らないため、希少価値も高い。

長野-14　風穴の里「稲核菜の漬物」

本駅の名物は門外不出の野菜「稲核菜(いねこきな)」を使った商品の数々。この稲核菜を漬物にして旧安曇村に多く見られる天然の冷蔵庫「風穴」で保存した「稲核菜の漬物」が特に人気になっている。 稲核菜の漬物は6種類販売されており全て試食可能である。

長野-22　日義木曽駒高原「権兵衛そば」

本駅の人気No.1商品は木曽産の地粉を使った「権兵衛そば」。うどんに近い食感の味も秀逸だが、それ以上に強調したいのは蕎麦を茹でている時に放たれる小麦粉の芳香。 普段、料理をされない方も「権兵衛そば」に関しては是非、自らの手で茹でて頂きたい。

長野-27　南アルプスむら長谷「ミニクロワッサン」

予約をしていない限り、ほぼ入手は不可能だが、とりあえず本駅のパン工房に立ち寄ってみて頂きたい。 あなたがとても運の良い方なら本駅名物の「ミニクロワッサン」を入手できるかもしれない。おそらく蜂蜜がコーティングされているのだろう。甘い食感が魅力。

長野-40　木曽福島「すんき」

長野県南部の木曽地方の道の駅巡りをされる方は、木曽地方の伝統的な保存食「すんき」を是非、試して頂きたい。「すんき」は塩分未使用の健康的な漬物。 木曽地方の道の駅ならほぼ、どこでも販売されているが、品揃えは本駅がNo.1である。

岐阜-02　パスカル清見「パスカルドレッシング」

道の駅にも「秘境駅」を選定するならば、その第1候補になりそうな本駅だが、特産品は驚くほど豊富。 中でも本駅オリジナルの「パスカルドレッシング」は大人気の商品。ゴマ/クリーミーゴマ/和風たまねぎの3種があるが、いずれも濃厚でクリーミー。薄味の野菜にぴったり。

岐阜-26　ひだ朝日村「よもぎカレー」

個人的な意見かもしれないが、特定のものに特化された道の駅は大好き。本駅は「よもぎ」に特化された道の駅。よもぎを使った商品が多数ある。 中でも「よもぎカレー」は私のお気に入り。見た目にびっくりの緑色。よもぎの苦みとカレーの辛味の相性はばっちり。

岐阜-29　飛騨たかね工房「タカネコーンアイス」

本駅が位置する旧高根村の名物は「タカネコーン」という名のトウモロコシ。もちろん、お土産はタカネコーンで問題ないが、 「タカネコーンアイス」も捨てがたい。穀物系の甘味があり例えるなら「甘くて冷たいコーンスープ」。意外や意外、これが本当に美味しい。

岐阜-47　宙ドーム・神岡「宇宙おにぎり」

本駅が位置する旧神岡町は東京大学宇宙線研究所、通称「スーパーカミオカンデ」がある町。本駅には宇宙に特化した商品、特に宇宙食が多数販売されている。 中でも「宇宙おにぎり」はお手頃価格で面白い。興味本位でも試してみるのは如何だろうか。

愛知-12　筆柿の里・幸田「筆柿」

本駅が位置する幸田町は筆柿が名産品。そのシェアは90%以上と言われている。もちろん筆柿が販売されているのは道の駅では本駅のみ。 写真の通り筆柿の皮を剥いてみると黒い実が現れる。コリコリとした食感が特徴で甘さも控え目。一般的な柿とはちょっと違う印象がする。

三重-13　紀伊長島マンボウ「さんま寿司」

紀伊半島南東部を訪れる際、是非、味わっていただきたいのは郷土料理の「さんま寿司」。道の駅巡りの途中で購入するなら本駅だろう。 店内ではさんま寿司を多数販売。土日祝は店内で実演販売も行われている。脂身が少なくクセが無い食感は多くの人に好まれそう。

三重-18　熊野・板屋九郎兵衛の里「新姫ドリンク」

その土地でしか栽培されていないものと言えば、本駅が位置する熊野市の名物「新姫(にいひめ)」もその一つ。 スダチのような酸味の強い柑橘系果物で血糖値の上昇を抑える効果があるらしい。私のお気に入りは「新姫ドリンク(写真左)」。「新姫キャンディー」もある。

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近畿地方

京都-13　ウッディー京北「納豆もち」

関西地方は「納豆不毛の地」と思われがちだが、実は納豆の発祥は本駅が位置する旧京北町(諸説あり)。 本駅では700年の歴史を持つ「納豆もち」が販売されている。現代風なアレンジはされておらず、昔の戦国武将たちが食べたものを味わうことが出来る。

兵庫-01　はが「半生笹うどん」

本駅の人気商品は半生笹うどんの「笹の露」。色彩的にはそばに近い緑色だが、よく見ると緑色の麺の中にくっきりと黄緑色の笹エキスの粒が入っている。 笹エキスには血液をきれいにする効果があると言われており健康効果も期待大。3食入りで756円と価格も魅力的。

兵庫-19　宿場町ひらふく「三年醤油」

江戸時代の宿場町「平福宿」に位置する本駅だが、江戸時代から続く老舗の「たつ乃屋本店」の「三年醤油」に注目したい。 「三年醤油」は3年寝かせた独特の製法でコクがたっぷり。 醤油の辛味の中に発酵によって生じた甘味のようなものを感じる独特の仕上がりになっている。

兵庫-27　丹波おばあちゃんの里「黒豆丹波いなり」

本駅が位置する丹波市は「丹波黒」と呼ばれる黒豆の産地。黒豆もろみ、丹波黒の煮豆、黒豆みそ等、丹波黒を使った商品が多数ある。 お手軽に丹波黒を味わうなら総菜コーナーで販売されている「黒豆丹波いなり」。丹波黒の渋みを伴ったコクの深い味を満喫できる。

奈良-02　吉野路上北山「ゐざさ寿司」

人口がたったの410人(2023年7月現在)の上北山村だが、この村には奈良県を代表する特産品、中谷本舗の「ゐざさ寿司」がある。 「ゐざさ寿司」は笹に包まれた独特の形状が特徴。写真は中谷本舗の寿司詰め合わせで、「ゐざさ寿司」「柿の葉寿司」等が入っている。

奈良-07　十津川郷「ゆうべし」

紀伊山地のど真ん中に位置する十津川村。 村を取り囲む山々のため、かつては周囲の市町村との交流が少なく、十津川村独自の食文化が生まれている。 その一つが「ゆうべし」。柚子の実をくり抜いて、その中にそば粉・もち米・鰹節・椎茸・大豆を詰め込み乾燥させている。

和歌山-07　熊野古道中辺路「ピリ辛蒟蒻いなり」

見た目に小さい本駅だが、こんな道の駅で面白い商品に出会えるのが道の駅巡りの楽しいところ。 本駅の注目は「ピリ辛蒟蒻いなり」。いなり寿しの外側が蒟蒻になっている。「ピリ辛」という商品名の割には甘味を感じる。少し遅れて辛味がやってくる感じ。値段も安い。

和歌山-07　瀞峡街道熊野川「めはり寿司」

本駅で注目したい商品は道の駅に隣接の「かあちゃんの店」で販売されている「めはり寿司」。熊野地方の郷土料理である。 一般的な「めはり寿司」は白ごはんを高菜の葉で包んだ単純なものだが、この店ではご飯の中にも高菜の漬物が入った高菜の2層構造になっている。

和歌山-14　おくとろ「じゃばらジュース」(写真の左側)

本駅が位置する北山村の特産品は柑橘系果物「じゃばら」。今でこそ日本で幾つか産地があるが、かつては北山村だけで生産されていた。 本駅の物産館では95%がじゃばら関連。中でもじゃばらジュース「じゃばらまる」が人気になっている。花粉症にも効用があるそうだ。

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中国地方

鳥取-15　にちなん　日野川の郷「日南トマト」

本駅の注目は「日南トマト」。「トマトなんてどこでも売っているじゃない」と言わず、本駅のトマトを是非、味わっていただきたい。 本駅が位置する日南町は冷涼な気候と清澄な水があり美味しいトマトが獲れる町として有名。構内にはトマト専門店「まるごとトマト」もある。

島根-02　頓原「とんばら漬け」

本駅が位置する旧頓原町は雪深い山間の町。昔から冬の保存食として「とんばら漬け」が作られている。 防腐剤や着色料などの食品添加物を一切使っておらず、見た目は「くすんで」見えるが、これは健康的な食品の証拠。今では年間5億円を売り上げる人気商品になっている。

島根-03　ゆうひパーク浜田「赤てんせんべい」

本駅が位置する浜田市では魚のすり身に赤唐辛子を練り込んで揚げた「赤てん」が名物。その「赤てん」をスナックにしたのが本駅限定の「赤てんせんべい」。 2～3個食べると舌先がヒリヒリ。 と同時に魚のエキスが口の中に充満。ああ、ビールが飲みたくなる。

島根-13　キララ多伎「干しいちじく」

島根県多伎町はいちじくの産地。特に「干し柿」ならぬ「干しいちじく」に注目したい。 いちじく独特の甘味と酸味が残っており、口の中で甘味と酸味が入れ替わり舌の味覚を刺激してくれる。最終的に酸味が隠し味となり、とても甘いスイーツに仕上がっている。

島根-21　酒蔵奥出雲交流館「酒粕クリームチーズ」

本駅は全国的に珍しい酒蔵が経営する道の駅。地酒が多数販売されている中、個人的に絶賛したいのが「酒粕クリームチーズ」。 酒粕を奥出雲純米酒で練り合わせ、クリームチーズを配合した新感覚の商品。味は「超芳醇」という表現がピッタリで、とにかくコクが凄い。

岡山-02　がいせん桜　新庄宿「ひめのもち」

本駅が位置する新庄村は人口の約1/5が「ひめのもち」と呼ばれるもち米の生産に関わっている村。もちろん本駅の名物は「ひめのもち」。 「ひめのもち」を使った商品は4種類あるが、個人的には「しゃぶしゃぶ餅」が好き。お湯の中でしゃぶしゃぶして食べるのが面白い。

岡山-14　醍醐の里「落合羊羹」

日本全国には色々な羊羹が販売されているが、純粋な甘さを競うならば本駅が位置する旧落合町の銘菓「落合羊羹」が横綱級。 落合羊羹は製造工程で羊羹が糖化して表面が硬く白っぽくなっているのが特徴。甘くてザクザクとした食感を楽しむことが出来る。

広島-05　来夢とごうち「祇園坊干し柿」

本駅で私が推奨したい商品は晩秋から冬期の期間限定にはなるが「祇園坊干し柿」。干し柿は「大きて、密度が濃いほど美味しい」というのが私の持論だが、 「祇園坊干し柿」はその条件にピッタリ。ガブリと噛んだ時、口の中に一気に広まる甘味が堪らない。

広島-15　たけはら「たけのこ炊き込みご飯」

一般的に筍は自生する竹林から収穫するものだが、本駅が位置する竹原市は竹を育てる畑を作り、肥料を与えて丹念に育てる。 その結果、収穫される筍はジューシーで大きくて柔らかい。本駅で販売されている「たけのこ炊き込みご飯」を食べればそれを実感できるはず。

広島-16　みはら神明の里「たこ天」

瀬戸内海に面した三原市は「たこ」の産地として有名。三原たこを使った商品が多数販売されているが、中でも「たこ天」は売り切れ必至の人気商品。 カリカリの衣の中にコリコリの三原の「たこ」。 たこ足から染み出す塩分が味にアクセントを加えてくれる。

山口-02　萩往還「萩の夏みかん菓子」

萩の特産品が揃う本駅はお土産選びに最適な道の駅。中でも夏みかんの皮を砂糖漬けにした「萩の夏みかん菓子」は萩の伝統銘菓である。 夏みかんの皮の渋みと砂糖の甘味のバランスが絶妙。萩の特産品の蒲鉾、醤油等もあり、甘党以外の方にも楽しみいっぱいの道の駅である。

山口-09　長門峡「アップルパイ」

本駅が位置する旧阿東町の名物は「徳佐りんご」。「徳佐りんご」を使ったアップルパイが本駅の人気になっている。 このアップルパイ、りんごの密度が凄い。写真の通り、中を見るとりんごの粒がめちゃくちゃ多い。りんご本来の「瑞々しい甘さ」を味わうことが出来る。

山口-12　みとう「美東ごぼうポテトチップス」

本駅の名物は「美東ごぼう」。「美東ごぼうポテトチップス」が本駅の人気になっている。 繊維質なごぼうの食感、ごぼう独特の苦み、ごぼうならではの青臭い香り、 一口食べただけでも「あっ、ごぼうだ」と分かるような感じ。でも食べ始めたら止まらなくなる。

山口-13　仁保の郷「仁保の雷豆腐」

本駅の名物は「仁保の雷豆腐」。雷豆腐は製造の初期の段階で揚げで包むことにより、製造工程で逃げてしまいがちな豆腐の旨味と苦みを閉じ込めたもの。 このおかげで深いコクを感じることが出来る。少し薄味なので山口名物の「殿さましょう油」と共に味わいたい。

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四国地方

徳島-01　貞光ゆうゆう館「半田素麺のふしめん」

本駅が位置するつるぎ町の名物は「半田素麺」。半田素麺の製造工程で折れてしまった「ふしめん」が隠れた人気にっている。 「ふしめん」は素麺を作る時に一番力がかかっている部分で、実は一番美味しい部分。値段も正規品と比べて3割くらい安い。

徳島-08　もみじ川温泉「はんごろし」

「はんごろし」はこの地方で呼ばれている「おはぎ」の別名。もち米とよもぎを混ぜたものを半分だけ潰すことから「はんごろし」らしい。 ちなみに全部潰すと「みなごろし」。「はんごろし」をアピールするキャラクター「はんごろし姫」もいるそうだ(恐ろしい…)。

徳島-09　温泉の里神山「すだちドレッシング」

神山町はスダチ生産日本一の町。本駅を訪れた際は、是非、スダチを使った商品をチェックしたい。 私は「すだちドレッシング」を購入。スダチの酸味がかなり強く、どんなサラダに使ってもスダチの酸味が味を支配するような強い個性を持つドレッシングである。

徳島-16　みまの里「みまから」

本駅の名物は激辛薬味の「みまから」。市内で採れる「みまから唐辛子」を原料にしたものである。 どのくらい辛いかというと「普通の唐辛子よりは断然辛い」が「ハバネロ程は辛くない」という感じ。たまごかけご飯のスパイス、納豆の薬味など、様々な使い道がある。

香川-05　小豆島オリーブ公園「新漬けオリーブ」

小豆島と言えばオリーブ。オリーブ商品が多数販売されている本駅だが、中でも注目したいのが「新漬けオリーブ」。 生オリーブを塩漬けにした商品で、オリーブの味を実感できる。オリーブ収穫期(10月～11月)限定販売。見つけた方はラッキー。

愛媛-18　清流の里ひじかわ「肱川ラーメン」

人口が少ない旧肱川町にある道の駅だが、町の規模の割には特産品が豊富。特に「肱川ラーメン」が人気になっている。 6種類の味があるが、特に人気なのが「とんこつ味」。 とんこつならではのコクを残しつつあっさり味に仕上がっており、特に女性の間で人気になっている。

愛媛-20　風早の郷　風和里「北条鯛めし」

本駅は新鮮な瀬戸内海の幸を味わうことが出来る道の駅。中でも「北条鯛めし」は人気になっている。 醤油と酒で味付けされたご飯の中に北条鯛の切り身が入っており、ちょっと塩辛いご飯と鯛のほのかな甘みのコントラストが絶妙。噛めば噛むほど旨味が染み出てくる。

高知-01　大杉「銀不老大福」

別名「不老長寿の豆」と呼ばれる「銀不老」を使った商品が本駅の名物。「銀不老」はこの地方で年間800jgだけ生産されている希少な大豆である。 写真の「銀不老大福」はJALのファーストクラスのデザートにも採用されている高級菓子。道の駅では本駅のみ販売。

高知-13　かわうその里すさき「焼カツオ」

高知と言えば「鰹のタタキ」を思い浮かべる方が多いと思うが、本駅の名物は「焼きカツオ」。構内には2つの直営店が入り味を競っている。 多田水産は焼カツオの実演販売が魅力。野島商店はズラリと並んだ焼きカツオの品揃えがウリ。食べ方も様々ある。

高知-16　めじかの里土佐清水「うすごろ」

駅名に入る「めじか」とは宗田カツオのこと。本駅では宗田カツオを使った商品が勢揃いだが、中でも宗田ガツオの心臓を煮込んだ「うすごろ」は本駅ならではの漁師珍味。 おそらく大多数の方にとってアクセスが困難な本駅。ここで買わないと一生味わうことが出来ないかも。

高知-21　四万十とおわ「かおり米」

今からおよそ50年前、この地で突然変異から生まれた3本の稲穂が「かおり米」の原点。いつものお米に約2割、「かおり米」を混ぜて炊くのがお勧め。 かおり米から放たれる芳香は「燻したアーモンドの匂い」。いつものお米を格段に美味しくてくれる。

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九州地方

福岡-05　うきは「うきはん山ごはん」

農作物販売が大人気の本駅だが、観光で訪れた方にお勧めしたいのが「うきはん山ごはん」。うきは市の山間部で採れる珍しい「四方竹」を使った混ぜご飯で、本駅限定の商品である。 「四方竹」は筍の一種だが、シャリシャリしていて食感はかなり違う。そして美味しい。

福岡-17　筑前みなみの里「クロダマルドレッシング」

筑前町の名物は黒豆「クロダマル」。暖地向けに育成された大粒の黒大豆で、血管浄化/抗酸化作用に優れたアントシアニンが含まれた健康食品である。 「クロダマルドレッシング」は胡麻ドレッシングのようなコクがあり中々の美味。アンテナショップで販売されている。

佐賀-05　山内「黒米おはぎ」

アンチエイジングは人間にとって永遠の欲望。そのアンチエイジングを実現する商品が本駅の特産品になっている。その商品は「古代米黒豆」。 特に「黒豆おはぎ」は古代米黒豆がたっぷりと含まれた商品。私が試したところ、即効性は無さそうなので継続が大事かも知れない。

佐賀-08　太良「ムツゴロウの甘辛煮」

美味しいかどうかは別にして…佐賀県のローカルグルメのムツゴロウは一度は味わっておきたいと考える人は多いのでは。 ムツゴロウを半生の状態で味わう「ムツゴロウの甘辛煮」は道の駅では本駅でのみ販売。美味しいかどうかは何とも…(個人の感想)。

佐賀-09　しろいし「れんこんチップス」

本駅が位置する白石町は干拓による重粘土質という独特の土壌に適合した野菜として、 100年以上前から蓮根が特産品になっている。 本駅では蓮根を使った特産品がたくさん。中でも「れんこんチップス」は人気の商品。味に深みがあり蓮根独特の繊維質な食感も心地よい。

長崎-04　彼杵の荘「鯨の釜飯」

本駅で個人的にお勧めしたいのは「鯨の釜飯」。鯨ベーコンと鯨の角煮がたっぷり入っているのに440円(訪問時)という安さ。 独特の歯ごたえとコクのある味、そして脂身が多いのにカリカリとした食感。鯨好きの方には堪らない一品と言えるだろう。

熊本-01　小国「阿蘇小国ジャージー牛乳」

本駅が位置する小国町の特産品と言えば希少品種のジャージー牛。本駅ではシンプルに「阿蘇小国ジャージー牛乳」を味わうのは如何だろうか。 乳脂肪分4.5%、生乳100%の「阿蘇小国ジャージー牛乳」はとにかく濃厚。食リポ的には失格だがこれ以外の言葉が見つからない。

熊本-14　竜北「吉野梨カレー」

竜北町名物の吉野梨が入った「吉野梨カレー」が美味しい。カレーの具材は煮込むとドロドロになって食感が失われるのが常だが、 本品は梨のサクサク感が保たれ、これがとても心地よい。辛いカレースパイスと瑞々しく甘い吉野梨のコントラストが抜群である。

大分-06　耶馬トピア「洞門そば」

本駅の名物は「洞門そば」。「そば通が唸るそば」とも言われ、季節限定のそば処で振舞われる「十割そば」は、この味を求めて全国から客が訪れる程の人気である。 物産館で販売されている乾麺の「洞門そば」も人気。駐車場の一角には珍しい「蕎麦の自動販売機」もある。

大分-16　水辺の郷おおやま「梅酒ゼリー」

本駅が位置する日田市大山町は梅の栽培がとても盛ん。本駅でも梅を使った商品がたくさん並んでいる。 個人的に推奨したいのは「梅酒ゼリー」。甘さと酸っぱさが同居する不思議な味がする。梅酒好きな方には「スパークリング梅酒」も良さそう。

宮崎-05　北浦「月の塩」

本駅の名物は「月の塩」。「月の引力によって育まれた」という意味を込めて命名された天然塩はリピーターがたくさん。 昔ながらの揚げ浜式の製法で、時間をかけて製造した天然の塩は海水のミネラルを十分に含んでいる。粒が細かくまろやかなのも特徴である。

鹿児島-05　黒之瀬戸だんだん市場「あかまき」

本駅が位置する長島町の特産品と言えば「あかまき」。外側にニッキ餅、真ん中にカステラ、内側にコシ餡の3層構造になっている。 4種類の「あかまき」が販売されているが、本駅では「あかまき詰め合わせ」が販売されており、全ての種類を味わうことが出来る。

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