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(島根県の道の駅 no.02)

道の駅 頓原


「道の駅 頓原」は島根県南部の飯南町にある道の駅。 出雲大社の大しめ縄の制作を行う「大しめなわ創作館」を併設しています。添加物を使わない「とんばら漬け」も名物になっています。 以下、現地調査に基づいた利用者目線のレポートをお届けします。



「道の駅 頓原」施設情報

駅名 頓原(とんばら)
住所 島根県飯石郡飯南町花栗48
コード 543 304 347*31
駅名の由来 市町村合併前の旧町名の頓原町より
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、カフェ「ラムネMILK堂」、たこ焼き店、大しめなわ創作館
休館日 (物産館/レストラン 12/31、1/1、木曜日)
(農作物直売所 12/31、1/1、第3木曜日)
(カフェ 年末年始)
(たこ焼き店 冬期、夏季は不定休)
(大しめなわ創作館 火曜日、年末年始)
営業時間 9:00~17:00
※施設毎 → 施設毎の営業時間
道の駅の特産品 【物産館で販売】三瓶そばまんじゅう、島根和牛ビーフカレー、島根和牛ふりかけ、島根和牛肉みそ、牛飯の素、金箔塩くずもち、 雲の梅酒、社のワイン、赤来シードル、地酒「木次の桜」「出雲富士」
【農作物直売所で販売】とんばら漬け、頓原合わせ味噌、宿儺(すくな)かぼちゃ、坊っちゃんかぼちゃ、そうめんかぼちゃ、 バターナッツかぼちゃ、出雲そば、そばつゆ、舞茸醤油
【カフェで販売】とんばら焼きドーナッツ、海と山のアイス、頓原の銀泉ラムネソーダ
道の駅グルメ 【レストランで提供】ワニフライ定食、ワニの道膳、とんばら54カレー、奥出雲和牛バラすき焼き定食、 豚バラのミルフィーユ、奥出雲ポークカツそば、とんばらみそラーメン、やまなみ煮豚串ラーメン
【カフェで提供】フレンチトースト、アイスワッフル、しめなわアイスサンド
公式ページ 道の駅 頓原 ホームページ
道の駅 頓原 インスタグラム

添加物を使わない「とんばら漬け」が名物

 松江自動車道(無料区間)の雲南吉田ICから県道38号線→県道273号線→一般道→県道273号線→一般道→国道54号線を通って南西に17km、 島根県南部の旧頓原町(現飯南町)に「道の駅 頓原」はある。
 まず、アクセス上の注意点を。 上で「県道273号線→一般道→県道273号線」と記したが、途中で一般道を通って県道273号線をショートカットするのがとても大事。 県道273号線をそのまま真っすぐ進んでも道は通じているが、梅ヶ峠という泣きたくなるような狭くて厳しい峠道が待ち受けている。 「県道273号線→一般道→国道54号線」のルートも途中で一般道を使ってショートカットするのも大事。 県道をそのまま進むと梅ヶ峠程ではないが、狭い峠道を通ることになる。
 ただ、この一般道に入る箇所が分かりずらいのが大きな問題。 万が一にも峠道に迷い込みたくない方は吉田掛合ICから県道335号線→県道38号線→国道54号線を通るルート(インターから南西に20km)を選択する方が良いかも知れない。 少し距離が長くなるが、このルートなら間違うことは無い。 カーナビも正しく誘導してくれるだろう。

「道の駅 頓原」の道の駅看板の写真
道の駅看板
「道の駅 頓原」のオリジナル看板の写真
道の駅看板よりも目立つ本駅オリジナルの看板
 本駅が位置する頓原町は豪雪地帯として有名。その頓原町で冬の保存食として作られてきたのが「とんばら漬け」。 この「とんばら漬け」が本駅の名物商品になっている。 長い間、門外不出の「とんばら漬け」だったが昭和54年より町外への販売を開始。 地味ながらも徐々に売上を伸ばし、現在では年間5億円を売り上げる町を代表する特産品になっている

 「とんばら漬け」の特徴は防腐剤や着色料などの食品添加物を一切使っていないこと。 着色料を使っていないため「とんばら漬け」は見た目は「くすんで」見えるが、これは健康的な食品の証拠でもある。 添加物を使っていないためだろうか、味は素朴であっさり。ボリボリといくらでも食が進んでしまうほど食べやすい。
 原材料は頓原町産の大根、きゅうり、ウリ、ナス、ニンジン、ワラビ、しその実、生姜と多彩。 栄養バランスが良く、味の変化、舌触りの変化もあり、これも食が進む要因の一つだろう。 本駅を訪れた際は「とんばら漬け」を味わってみるのは如何だろうか。 なお、「とんばら漬け」は農作物直売所にて販売されている

道の駅 | 頓原 | とんばら漬け
名物の「とんばら漬け」。防腐剤や着色料などの食品添加物を一切使っていないのが特徴。写真は小サイズ(70g/550円)。

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カボチャ、そば、ワニ料理

 本駅は「やまなみ」と呼ばれる店舗の中に物産館レストラン、「情報交流館」の中にカフェ、 トイレを挟んでその奥にJAの農作物直売所がある施設構成。 その他にたこ焼きの店、少し離れたところに「大しめ縄創作館」がある。
 島根県の公式発表によると本駅の年間利用客は2万5千人(2022年統計)と少ないが、その割には施設は多彩で活気も感じられる。 実際に私が訪れた時はまあまあの客数で、年間2万5千人という数値はちょっと信じ難いというのが正直な気持ち。 まあ数値の真偽はともかく、遠方から訪れても損のない道の駅と言えるだろう。

 本駅で人気の中心になっているのは農作物直売所「ぶなの里」。 上述の通り、観光客の目線で見ればお勧め商品は圧倒的に「とんばら漬け」。 ただ、それ以外にも名物商品は多く「頓原みそ」「奥出雲そば」「特製そばつゆ」「舞茸しょう油」等、頓原地区の特産品が販売されている。
 かぼちゃの種類が豊富なのもこの農作物直売所の特徴。 「宿儺(すくな)かぼちゃ」「坊っちゃんかぼちゃ」「そうめんかぼちゃ」「バターナッツかぼちゃ」など、あまり見かけないかぼちゃがたくさん。 一般的なかぼちゃを含めると8種類ものかぼちゃが販売されている。 総菜コーナーもあり「つがか工房の山菜おこわ」が人気になっている。

「道の駅 頓原」の農作物直売所の写真
農作物直売所。「とんばら漬け」が名物。カボチャを始めとした高原野菜も販売されている。
 個人経営の店「やまなみ」の中には物産館とレストランが入っている。 入り口を入って直ぐの場所には物産品を100種類くらい販売。 農作物直売所との競合を避けているためだろうか、この物産館で販売されている商品は頓原地区の商品ではなく島根県全般の商品が中心。 人気No.1商品は島根県大田市の名物「三瓶そばまんじゅう」。 その他「島根和牛ビーフカレー」「島根和牛ふりかけ」「島根和牛肉みそ」「牛飯の素」「金箔塩くずもち」等が販売されている。
「道の駅 頓原」にある個人経営の店「やまなみ」の写真
個人経営の店「やまなみ」。物産館とレストランがある。
 やや地域色に欠ける物産館の品揃えだが、レストランのメニューは地域色が満載。 私個人としては本駅のレストランは大絶賛したいくらい、頓原町の名物料理が揃っている。
 人気になっているのはワニ料理。「えっ! 日本でワニ料理?!」と驚かれる方もいるかも知れないが、 実はワニは中国地方山間部の方言でサメのこと。 冷凍技術や輸送網が未成熟だった昔、比較的日持ちする海産物としてサメを食したことが始まりで、 その後、中山間地区で伝統料理になったそうだ。 本駅のレストランでは「ワニフライ定食(1280円)」「ワニの道膳(1800円)」という2つのワニ料理が提供されている。

 とんばら味噌を使った「味噌ラーメン(900円)」も本駅の名物メニュー。 私は今回はこの「味噌ラーメン」を頂いたがコクの強さが印象的。 チャーシューに使われている地元銘柄豚の奥出雲ポークもとろける様な味わいである。 奥出雲ポークを使ったメニューには「カツ丼(1100円)」「とんかつ定食(1380円)」もあり、いずれも人気のメニューになっている。 その他、奥出雲ポークと奥出雲そばを同時に味わう「奥出雲ポークカツそば(1100円)」、 奥出雲和牛を使った「牛バラすき焼き定食(1980円)」、 ワニフライとエビフライが添えられた本駅オリジナルの「とんばら54カレー(1380円)」等、奥出雲・頓原ならではの郷土料理を味わうことが出来る。
「道の駅 頓原」の名物グルメのとんばら味噌使用の味噌ラーメンの写真
ワニ料理と並んで人気メニューの「味噌ラーメン」。とんばら味噌を使用している。
 「やまなみ」と農作物直売所の間にあるのがカフェ「ラムネMILK室」たこ焼き屋「遊」の2つ。 カフェ「ラムネMILK室」の名物は「とんばら焼きドーナッツ」。 揚げていないのでとてもヘルシー。大山白バラ牛乳のバター、木次ファームの新鮮卵など県内産の食材を使っている。 「フレンチトースト」「アイスワッフル」「しめなわアイスサンド」等のスイーツ類も充実。 頓原の銀泉から採取した炭酸入りの「ラムネソーダ」も人気になっている。
 たこ焼き屋「遊」は私が訪れた日は休業日だったため詳細は不明。 メニューを見る限りでは「たこ焼き」「串だんご」「ソフトクリーム」「有機コーヒー」が提供されているようだ。

「道の駅 頓原」にあるカフェ「ラムネMILK堂」の写真
情報交流館の中で営業しているカフェ「ラムネMILK堂」。カフェは9:30~17:30(冬期は9:00~17:00)の営業だが、情報交流館は24時間利用可能。「やまなみ」の営業時間外、休館日は道の駅スタンプを此処で押印することが出来る。
「道の駅 頓原」にあるたこ焼き店「遊」の写真
訪問日は営業を行っていなかったが、たこ焼き店「遊」もある

大しめなわ創作館でしめ縄作りの見学

 本駅にはもう一つ目玉施設がある。それは「大しめなわ創作館」。 この「大しめなわ創作館」では日本にある大しめ縄ベスト3(出雲大社、宮地嶽神社、出雲大社常陸分院)の中の2つ、 出雲大社と出雲大社常陸分院の2つのしめ縄を造っている。 これは日本一の大しめ縄の里と言っても過言ではないだろう。 入館は無料なので、本駅を訪れた際は、是非、大しめなわ創作館も見学していきたい。

「道の駅 頓原」に隣接する「大しめなわ創作館」の写真
道の駅のすぐ近くにある「大しめなわ創作館」。入館料は無料。
 「大しめなわ創作館」の入り口に飾られているのは出雲大社神楽殿にも使用されている大しめ縄。 これを見るだけでも訪れる価値は十分。「こんなに大きかったんだ…」と驚いてしまうことだろう。
 館内では職人の方々が黙々と作業。体験コースもあり、正月飾りに使用するしめ縄も自分の手で作ることが出来る。 体験コースは初球が1500円、正月飾りを作る中級コースは2500円。 なお、体験コースは事前予約が必要。繁忙期の12月は受け付けていないので注意が必要である。

「大しめなわ創作館」の入り口にある大しめ縄の写真
「大しめなわ創作館」の入り口には出雲大社神楽殿にも使用されている大しめ縄が飾られている
「大しめなわ創作館」のしめ縄作り体験コーナーの写真
館内のしめ縄作り体験コーナーとしめ縄展示販売コーナー。しめ縄作成工程の見学コーナーもある。

・施設別営業時間

・道の駅「頓原」近隣の入浴施設

【その他の道の駅はこちらから】

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「道の駅 頓原」近隣の宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。道の駅から近い順に番号を付けています。)

■①星の宿り
 [MAPCODE] 543 276 886*33
 (口コミ平均4.9点/5点満点、お勧め度★★★)

 - 道の駅から東に2km
 - 料金(朝食付き1人11,600円、2人計22,040円~)
 - 江戸時代からの古民家の宿

 

■②琴引ビレッジ山荘
 [MAPCODE] 543 182 609*48
 (口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から南に5km
 - 料金(2人計9,900円~)
 - 食事付きプランもあり
 - 【注】水曜日は定休日

 琴引ビレッジ山荘

■③憩いの郷 衣掛(きぬがけ)
 [MAPCODE] 430 296 302*76
 (口コミ平均3.7点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から南西に14km
 - 料金(1人6,050円、2人計12,100円~)
 - 食事付きプランもあり
 - 【注】祝日を除く火曜日は定休日

 憩いの郷 衣掛(きぬがけ)

■④RITA雲南吉田
 [MAPCODE] 543 582 540*65
 (口コミ平均5.0点/5点満点、お勧め度★★★)

 - 道の駅から北東に14km
 - 料金(1人53,550円、2人計53,550円~)
 - 食事付きプランもあり
 - たたら経営者「田部家」に仕える人が住んでいた長屋を生かした空間

   

■⑤三瓶温泉 国民宿舎さんべ荘
 [MAPCODE] 430 705 424*61
 (口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から西に22km
 - 料金(2食付き1人14,850円、2人計26,400円+[入湯税150円/人]~)
 - (三瓶)温泉あり
 - 16種類の源泉掛け流し露天風呂が人気

   

■⑥三瓶温泉さひめ野
 [MAPCODE] 430 704 709*36
 (口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から西に22km
 - 料金(1人6,000円、2人計12,000円+[入湯税150円/人]~)
 - (三瓶)温泉あり/食事付きプランもあり
 - 🐶ペット可のプランあり[追加料金+4,200円]
 - ペットに関する詳細はペットお知らせ(じゃらん)を参照
 - 満天の星空を眺める露天風呂が自慢

   

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)