(大分県の道の駅 no.16)
道の駅 水辺の郷おおやま
駅名 | 水辺の郷おおやま(みずべのさとおおやま) |
---|---|
住所 | 大分県日田市大山町西大山4106 |
コード | 202 581 327*77 |
駅名の由来 | 「おおやま」は市町村合併前の旧町名の大山町より。 大山町は大山川に沿うように民家があり「水辺の郷」の呼び名がある。 |
施設 | 物産館、農作物直売所、うどん・そばの店、ジェラードの店、鮎焼きの出店、進撃の巨人ミュージアム |
休館日 | 12/31、1/1 |
営業時間 | 9:30~16:00[土日祝は17:00まで] (ジェラードの店 10:30~16:00[土日祝は17:00まで]) (鮎焼きの出店 10:00~16:00[土日祝は17:00まで]) |
特産品 | 農家の梅干し、梅酒「ゆめひびき」、梅酒ゼリー、スパークリング梅酒、梅昆布茶、梅茶漬け、 梅ポン酢、梅ドレッシング、天領もなか、日田ようかん、謎のとり天せんべい、進撃の巨人ラムネ、 進撃の味噌ディップ、進撃のこだわり味噌、進撃のこれ一本(万能醤油)、麦焼酎「黒閻魔」進撃の巨人バージョン |
「進撃の巨人」で活気づく町
大分自動車道の日田ICから国道212号線を南に12km、
大分県西部の旧大山町(現日田市大山町)に本駅「水辺の郷おおやま」はある。
インターから本駅までの道中は、最初の数キロは住宅地。
日田市の中心街を抜けると大山川に左手に見ながらの農村風景の中のドライブになる。
やがて農村の風景が山林に変わり、車窓の右手に見えていた山々がどんどん道路に迫ってくる頃、
大山川の畔の狭い平地に張り付くように配置された本駅が見えてくる。
基本的に田舎の道の駅である本駅だが、何か様子が変。
というのも、本駅は103台分の広い駐車場がありながら満車に近い状態。
こんな田舎(というと失礼だが)の道の駅にこれだけの客が来るのは珍しい。
駐車されている車のナンバープレートを見ると県外ナンバーもかなり目立つ。
「いったい、ここに何が?」と思ったが、その謎はすぐに解けた。
大山町はおそらく日本人で知らない人はいない「進撃の巨人」の作者である諫山 創氏の出身地。
本駅は「進撃の巨人ミュージアム」を併設しており、これを目当てに遠方から訪れる客が多いようだ。
物産館では進撃の巨人と地産の特産品のコラボ商品が販売されており、飛ぶように売れている。
具体的には「進撃の巨人ラムネ」「進撃の味噌ディップ」「進撃のこだわり味噌」「進撃のこれ一本(万能醤油)」、
極めつけは大人気麦焼酎「黒閻魔」の進撃の巨人バージョン。
本駅に来なければ購入できないプレミア商品である。
梅を使った商品がたくさん
本駅は物産館、農作物直売所、うどん・そばの店、ジェラードの店、鮎焼きの出店、
そして進撃の巨人ミュージアムがある道の駅。
田舎の道の駅としては十分過ぎるほど施設は充実。楽しみいっぱいの道の駅になっている。
「進撃の巨人」に注目が集まる本駅だが、本駅にはもう一つ注目したいものがある。それは「梅」。
実は大山町は梅の栽培がとても盛んな町で、梅を使った商品がたくさんある。
梅を名物にする道の駅は全国に幾つか存在するが、
私が見た限り梅の販売量では本駅がNo.1。店内のあちこちで梅を使った商品が販売されている。
物産館の入り口付近にドンと設置されているのは「農家の梅干しコーナー」。
ここでは「河津農園の梅干し」「福井梅園の梅干し」「黒川農園の梅干し」、
その他、個人名が入った幾つもの「○○さんちの梅干し」等、約50の生産者の梅干しが販売されている。
中には第8回全国家庭で作る梅干しコンクール優秀賞の黒川照子さんの梅干しもある。
大山町の人々は自宅で梅酒を作る習慣のある方が多いらしく、梅酒用の梅も大量に販売されている。
値段は600g入りで400円。何袋も大量購入される方も多いようだ。
梅を使った特産品も充実。「梅酒ゼリー」「スパークリング梅酒」「梅昆布茶」「梅茶漬け」
「梅ポン酢」「梅ドレッシング」等がある。
2021年度全国梅酒品評会で銀賞受賞の梅酒「ゆめひびき」も販売されている。
合併で同一市町村となった日田市の特産品も本駅で販売。
日田名物の「天領もなか」「日田ようかん」「そば饅頭」「謎のとり天せんべい」等も販売されている。
「とり天定食」が名物のうどん・そば店
本駅の「食」の施設はうどん・そばの店「なごみ」、ジェラードの店「Gelateria」、鮎焼きの出店の3つ。
なお、過去に存在したバイキング形式のレストランは残念ながら閉店になっている。
うどん・そばの店「なごみ」の名物は大分郷土料理の「とり天定食(750円)」。
大きなとり天、ご飯、漬物、そして麺処らしくうどんも付いている。
ごぼう天や揚げ等、具沢山の「なごみうどん/そば(750円)」も名物のメニュー。
大山町産の梅を使った「梅ソフトクリーム」もここで購入できる。
著名なシェフ「サルバトーレ クオモ氏」がプロデュースするジェラード店「Gelateria」はSDGをテーマにした店。
傷や型崩れにより味は問題ないのに流通に乗らない非規格品を使ったジェラードを販売している。
「大分のイチゴ」「日田のスイカ」「日田の梨」「大山の梅」等、イタリアンジェラード各種(いずれも550円)を販売している。
「川漁師の店えとう」では天然鮎を使った焼鮎を販売。
店頭に七輪があり、まさに焼きたての香ばしい焼鮎を味わうことが出来る。
進撃の巨人ミュージアムは入場無料
物産館の奥には「進撃の巨人ミュージアム」がある。
この施設は入場無料。更に内部の写真撮影も可能。
進撃の巨人ファンの方は必見のミュージアムである。
ミュージアム内には進撃の巨人の貴重な原画、作者の諫山 創氏の幼少期から青年期の作品が展示されている。
コスプレ用のグッズもあるので進撃の巨人のキャラクターになって写真撮影をするのも面白そうだ。
近隣のお勧め宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■①奥日田温泉 うめひびき
[MAPCODE] 202 553 337*08
(口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南に800m
- 料金(2人計29,674円~)
- 温泉あり/ハイクラス/食事付きプランもあり
- ミシュラン最高位の評価獲得の宿
■②山荘 篁(たかむら)
[MAPCODE] 202 552 314*18
(口コミ平均4.9点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南に1km
- 料金(2人計26,000円~)
- 夕食付きプランもあり
- 1日1組限定、築120年の古民家の宿
- 近隣(徒歩5分)の場所に温泉施設あり
■③旅籠 かやうさぎ
[MAPCODE] 202 757 411*18
(口コミ平均4.8点/5点満点、お勧め度★★★)
- 道の駅から北西に8km
- 料金(1人9,464円、2人計16,964円~)
- (日田)温泉あり/ハイクラス/食事付きプランもあり
- 日田の奥座敷にひっそりと佇む大正浪漫の宿
■④caffel ひなのさと
[MAPCODE] 202 816 148*14
(口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北西に8km
- 料金(5,830円~)
- (日田)温泉あり/朝食付きプランもあり
- カフェ+ホテルの癒し空間
- 楽天トラベルアワードで銅賞受賞の宿
■⑤日田温泉 亀山亭ホテル
[MAPCODE] 202 816 119*11
(口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北西に8km
- 料金(1人6,168円、2人計9,382円~)
- (日田)温泉あり/食事付きプランもあり
- 大浴場から見る三隈川の眺望が自慢
🐶ペット旅
■⑥貸別荘「柊」
[MAPCODE] 202 559 353*73
(口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から東に12km
- 料金(2人計16,000円~)
- 温泉あり
- ペット可のプランあり[2人計26,000円]
- 露天・内風呂付きの貸別荘
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)