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(鹿児島県の道の駅 no.18)

道の駅 黒之瀬戸だんだん市場

駅基本情報
駅名 黒之瀬戸だんだん市場(くろのせとだんだんいちば)
住所 鹿児島県出水郡長島町山門野4093
駅名の由来 「黒之瀬戸」は駅が面する黒之瀬戸海峡より。「だんだん」は駅近くの「汐見の段々畑」及び長島名物の芋焼酎「だんだん」より。 また、「だんだん」は鹿児島弁で「ありがとう」の意味があり、「来てくれてありがとう」の意味も込められている。
施設 物産館、海産物直売所、農作物直売所
特産品 萬サバ、天然マダイ、塩ワカメ、青さ海苔、鰤(ぶり)惚れ揚げ、長島銘菓「赤巻き」、島みかん軽羹(かるかん)、島みかんゼリー、 じゃが串、長島スイートポテト、芋パイ「長島娘」、長島大根、芋焼酎「だんだん」

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黒之瀬戸海峡と段々畑

南九州西回り自動車道の阿久根北ICから国道389号線を北西に9km、 鹿児島県北西部の長島町に本駅「黒之瀬戸だんだん市場」はある。 駅が位置しているのは九州本島と長島を唯一繋ぐ黒之瀬戸大橋の横。 長島を訪れる観光客は必ず目にする(フェリー利用者は除く)、交通の要所に立地している。 このためだろうか、本駅は人口1万人弱の島にある道の駅とは思えないほどの大盛況。 開店時間の9時の時報と共に多くの客が店内に流れ込む状況である。 さて、まずは駅名に関するウンチクから。 駅名の「黒之瀬戸」は駅が面する黒之瀬戸海峡から取ったもの。 駅近くの高台にある公園から黒之瀬戸海峡と黒之瀬戸大橋を望む絶好のビューポイントがあるので、是非、絶景を楽しんでいただきたい。 一方「だんだん」は長島の観光名所の「汐見の段々畑」から取ったもの。 本駅からは段々畑を見ることは出来ないが、近くのポケットパークから海越しの段々畑を見ることが出来るので、 こちらも見学して頂ければと思う。

萬サバの生簀販売が人気

本駅は物産館、海産物直売所、農作物直売所から成る施設構成。 売り場の面積比を見ると海産物直売所が約5割、物産館が約3割、農作物直売所が約2割。 全体的に見ると海産物直売がメインの道の駅と言えるだろう。 その海産物直売所の中心となるのは「萬サバ」。 萬サバとは流れの速い長島海峡で捕獲した稚魚を独自配合した餌で育てた養殖のサバのこと。 この萬サバを大きな生簀に入れて新鮮な状態で販売する生簀販売が人気になっている。 萬サバ以外にも長島で獲れた海産物がいっぱい。 マダイ、カサゴ、マトウダイ、ブダイ、カワハギ、アイゴ等の鮮魚、 塩ワカメ、青さ海苔等の海藻、鰤(ぶり)惚れ揚げ、シメサバ、アジみりん等の干物が数多く販売されている。 農作物直売所では馬鈴薯、長島大根が目に付く存在。 特に赤土で育った馬鈴薯は鉄分を多く含み「赤土馬鈴薯」と呼ばれブランド品になっている。

意外と多い長島特産品

物産館では長島の特産品を数多く販売。 それにしても小さな長島に、これ程までに島独自の特産品があることに驚かされる。 まずは長島銘菓の「赤巻き」。外側にニッキ餅、真ん中にカステラ、内側にコシ餡の3層構造になっており、 3つの味を同時に味わうことが出来る。特に外側のニッキ餅のスッとする食感は堪らない。 3~4種類の赤巻きが販売されているが、個人的には全ての種類を味わうことが出来る「赤巻き詰め合わせ(230円)」がお勧めである。 長島の特産品の「島みかん」を用いた特産品も目に付く。 島みかんと鹿児島伝統銘菓の「かるかん」を組み合わせた「島みかんかるかん」は店の人気商品。 「みかんキャンディー」や「島みかんゼリー」もある。 同じく長島の特産品のジャガイモ、さつま芋を用いた特産品も多数。 名物「じゃが串」はジャガイモをフライにして串にした商品。 「長島スイートポテト」は長島産サツマイモを用いている。 芋焼酎好きの方には「だんだん」や「黒島美人」。 とにかく魅力的な特産品が多く、何を買うか迷ってしまうくらい。本当に困ったものである。


道の駅看板

道の駅看板

駅施設

駅施設。建物は黒之瀬戸大橋、海のうねり、山並みをイメージしているらしい。

萬サバの生簀販売

長島特産の萬サバは大きな生簀で販売されている。

赤巻き

長島銘菓の赤巻き

ながしま造形美術展

島内の各所にある「ながしま造形美術展」の作品。本駅の展示は「良縁熊」。 熊が出てくる夢は良縁が結ばれる吉夢らしい。

黒之瀬戸海峡と黒之瀬戸大橋

駅横の黒之瀬戸大橋公園から見る黒之瀬戸海峡と黒之瀬戸大橋

汐見の段々畑

駅近くのポケットパークから見る汐見の段々畑