AROUND JAPAN

(高知県の道の駅 no.16)

道の駅 めじかの里土佐清水

駅基本情報
駅名 めじかの里土佐清水(めじかのさととさしみず)
住所 高知県土佐清水市三崎671-6
駅名の由来 「土佐清水」は市名より。「めじか」は宗田カツオのことで土佐清水の市の魚に指定されている。
施設 物産館、農作物直売所、レストラン
特産品 宗田節、宗田だしポン酢、宗田だし昆布茶、宗田だし茶漬け、宗田節だし巻き玉子の素、 漁師珍味「うすごろ」、姫かつおスティック、姫かつお角煮、四万十生姜とかつおご飯の素

スポンサーリンク

東京、大阪から一番遠い町

本駅「めじかの里土佐清水」は高知県南西端の土佐清水市にある。 土佐清水市は空港、鉄道、高速道路が通っていない町。 交通網の不便さ故に、東京や大阪の都市圏から向かう場合は最も時間が掛かる町と言われている。 実際に車で本駅に向かう場合、高知自動車道の四万十町中央ICからは約90キロ、 松山自動車道の宇和島北ICからは約95キロ、 恐ろしいほど長い下道のドライブが待ち受けている。 駅は山林と田畑に囲まれた長閑な場所に立地。周辺に住宅は見当たらず喫茶店が一軒あるのみ。 私が訪れたのは日曜日だったが、休日でも客の数はまばらだった。

宗田カツオの加工品が特産品

駅施設は物産館、農作物直売所、レストランから成る構成。 駅名に入る「めじか」とは宗田カツオのことだが、本駅では駅名の通り宗田カツオを用いた商品が目に付く。 まず物産館だが、宗田カツオを削り節にした「宗田節」が目に付く。一般的なカツオ節よりも出汁が良く出るらしい。 宗田節を用いた商品も多数。「宗田だしポン酢」「宗田だし昆布茶」「宗田だし茶漬け」等がある。 「宗田節だし巻き玉子の素」という商品もあり、想像するだけでよだれが出てきそうだ。 削りたての宗田節を味わいたい方には削り器と宗田カツオが組になった「宗田節セット」がある。 また、宗田カツオをスティックや角切りにした商品も人気。 これらの商品は「姫かつお」という名前で流通している。 本駅では「姫かつおスティック」「姫かつおそぼろ煮」「姫かつお角煮」等が販売されている。 実はこれらの商品を加工している土佐食株式会社は本駅の真後ろに立地している。 このため工場直送…というより「工場そのまま」の味を楽しむ事が出来る。

レストランでの食事は運次第?

本駅のレストランも宗田節を使ったメニューが中心。 「宗田だしの和風かつカレー丼」「宗田だし巻きたまご焼き」や宗田だしを使った「焼きめし」等のメニューがある。 ただ、私が訪れた日は日曜日なのに臨時休業。 物産館にいた店員に「なぜ客が一番来そうな日曜日に休むんですか?」と少々意地悪な質問をしたところ、 店員は「実は店員の一人が急病でレストランを開けることが出来なかった」 と内情を包み隠さず話してくれた。 本駅には道の駅スタッフ3名で運営しているらしいが、一人欠けるとレストランが臨時休業になるそうだ。 まあ、臨時休業は頻繁に起こることではないらしいが、 運が悪いと食事を楽しむ事が出来ないという心の準備をしておく方が良いだろう。

「食べる宗田節」と「うすごろ」の味は?

さて、私が本駅で着目した商品は「食べる宗田節」と「うすごろ」の2点。 選んだ理由は…まず「食べる宗田節」に関しては直に宗田節を味わいたかったため。 出し汁にしてしまうとバカ舌の私には普通のかつお節と区別がつかなくなる恐れがあるため。 「うすごろ」を選んだ理由はここでしか販売されていない商品であるため。 おそらくこの機会を逃すと一生「うすごろ」の味を体験することは出来ないと思ったためである。 この2つの商品、どちらも深い感銘を受けた。 「食べる宗田節」に関してはカツオ独特の匂いと湧き出してくるような旨味。 言葉では表現できないような美味しさである。 「うすごろ」は一尾に一つしかない宗田カツオの心臓を煮込んだもの。 焼き鳥のハツとレバーを足して2で割り、さらにカツオダシを加えたような味(わかりづらくてごめんなさい)、 と表現すれば良いだろうか。これも絶品の味である。 値段も「食べる宗田節」は162円、「うすごろ」は390円とお手頃価格。 なかなか味わう機会が無いと思われるので、本駅を訪れた際には試してみるのは如何だろうか。

一足延ばして足摺岬へ

さて本駅まで来たのならば是非、四国最南端の足摺岬まで足を延ばしたい。 本駅から足摺岬までは約20キロと長いが、ここまで来るのに100キロ近い下道のドライブをした方ならば、 あと20キロ程度は大したことはないだろう、きっと。 足摺岬はとても美しい。岸壁に建つ白い足摺岬灯台、豪華絢爛な38番札所の金剛福寺、 神秘的な形状をした白山洞門は年に数日だけ洞門の先に朝日を拝むことが出来る。 土産店も多数。道の駅では一般的な菓子類の土産物は少ないが、足摺岬では菓子類の土産品が数多く販売されている。


■近隣の宿泊施設(クリックで予約サイトへ)
- 道の駅から西に2km(4,000円~/食事付きプランもあり)
土佐清水 味彩の宿  南国

- 道の駅から東に5km(2人計8,545円~/口コミ評価は5点満点の4.8点/食事付きプランもあり)
ペンション木のくじら

- 道の駅から南東に21km(5,000円~/足摺岬の先端に位置/絶景露天風呂が名物/食事付きプランもあり)
足摺パシフィックホテル花椿

- 道の駅から南東に22km(1人5,500円、2人計13,800円~/温泉あり/足摺岬の先端に位置/食事付きプランもあり)
【絶景温泉&自慢の旨いカツオ】星空と海の宿 足摺国際ホテル

(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件、及び宿までの地図はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)



道の駅看板

道の駅看板

駅施設

駅施設。手前の建物の左側に農作物直売所、中央に物産館、右にレストランがある。 奥は土佐食株式会社の工場で本駅の商品の多くはこの工場で製造されたものである。

物産館

物産館は比較的小規模。写真に写っているのが全てである。

レストラン

レストランでは宗田節を用いた料理を味わう事が出来る。

食べる宗田節

特産品の「食べる宗田節」。匂いも湧き出る旨味も最高。

うすごろ

漁師珍味の「うすごろ」。宗田ガツオの心臓を煮込んだ商品。

足摺岬灯台

少し足を延ばして足摺岬へ。岸壁に建つ足摺岬灯台。

白山洞門

足摺岬の名物の白山洞門。年に数日、この洞門を通して朝日を拝むことができる。

ジョン万次郎の像

幕末の英雄ジョン万次郎こと中浜万次郎の像。土佐清水に生まれ育った地元の英雄である。

四国最南端の碑

足摺岬は四国最南端の地。四国最南端の碑がある。

金剛福寺

四国八十八霊場の中では最も美しいと言われている38番札所の金剛福寺