道の駅　こまつ木場潟

道の駅基本情報

駅名	こまつ木場潟(こまつきばがた)
住所	石川県小松市蓮代寺町ケ2-2
コード	120 415 896*08
駅名の由来	「こまつ」は市名の小松市より。「木場潟」は本駅の近くにある湖の名前より。
施設	物産館、農作物直売所、レストラン
休館日	1/1～1/3、1月～2月の水曜日
営業時間	8:30～18:30[11月～3月は18:00まで] (レストラン 9:00～17:30[11月～3月は17:00まで])
道の駅の特産品	トマトカレー、トマトカレーおかき、トマトのパイ、トマトゆべし、トマトゼリー、トマト飴、吸坂飴、 小松うどん、加賀招福餅、関所煎餅、関所寿司、小松ラスク、大夢希(おおむぎ)サブレ、 小松のトマト、ピオーネ「藤稔(ふじみのり)」

トマト王国

　北陸自動車道の小松ICから県道25号線、国道305号線等を通って南に9km、 石川県南西部の小松市に「道の駅　こまつ木場潟」はある。 一応、本サイトの慣例により高速インターからの最短アクセスを記したが、 実は本駅は高速道路並みに快適な自動車専用の国道8号線バイパス(小松バイパス)のすぐ近くに立地。 近畿方面からアクセスする場合は金津ICから、金沢方面からアクセスする場合は金沢西ICから小松バイパスに入り、 小松バイパスの蓮台寺ICからアクセスする方が早く、しかも安く本駅に辿り着くことが出来るだろう。
　さて、小松市と言えば知る人ぞ知るトマト王国。 約50軒のトマト農家が存在し、年間1500トンを出荷。北陸地方では最大の生産量を誇る。 特徴は「養液栽培」と呼ばれる独特の栽培方法。この方法により味の濃いトマト生産が可能になっている。 もちろん「小松トマト」は本駅でも販売。本駅を訪れた際はトマトに注目である。

トマトカレーが人気

　本駅は物産館、農作物直売所、レストランから成る道の駅。 施設規模としてはそれ程大きくはないが、小松市の市街地に近いこともあり人気は上々。 年間の売上高は約5億円。集客数は明らかにされていないが、おおよそ年間50万人近くの方が本駅を利用していると思われる。
　そんな本駅の人気商品はもちろん「小松トマト」。 トマトそのものも人気だが、それ以上に人気になっているのが「トマトカレー」。 2010年から販売を開始したこの商品は2021年現在で累計販売数100万食を突破。 本駅を訪れた際には絶対にチェックしておきたい商品である。 味はトマトの酸味を感じる独特のもの。 ただ、この酸味がポイント。カレーに含まれるスパイスのピリ辛が混じると実にマイルドな味に変化する。 これなら小さなお子様でも大丈夫。家族全員で楽しむことが出来る味に仕上がっている。
　トマトカレー以外にも小松トマトを使った商品は多数。 「トマトのパイ」「トマト飴」「トマトゆべし」「トマトゼリー」「トマトカレーおかき」等、 トマト好きな方には堪らない商品のラインナップになっている。
　トマト以外の商品では「関所煎餅」「関所寿司」が人気の商品。 共に市内にある名跡「安宅の関」にちなんだ商品である。 また、絶滅が危惧されている加賀伝統の飴「吸坂飴」は道の駅ではおそらく本駅のみで販売。 ゆるキャラとコラボした「カブッキーの大夢希(おおむぎ)サブレ」はゆるキャラスイーツ部門で全国2位の逸品、 お子様へのお土産に喜ばれるだろう。 ちなみに「大夢希(=大麦)」も小松市の特産品で生産量は全国トップクラス。 もちろん小松市産の大麦を用いている。

この地ならではのレストランのメニュー

　道の駅レストラン「味処　四季彩」は地元の旬の食材を使った料理が人気。 農薬、化学肥料の使用を極限まで控えた地元の米「蛍米」を味わうことが出来るという点でも評判になっている。
　人気メニューはここでも「生トマトカレー」。 物産館で販売されている「トマトカレー」と同じと思われがちだが、「生」となっている点がポイント。 レトルトと違って、生のトマトが入っていて酸味がより強調されている。 「大麦和風ラーメン」も人気のメニュー。小麦粉と地元産の大麦をミックスした麺を使っており、あっさりとした味になっている。 地産の米「蛍米」の味を満喫したいならば「健康おにぎり定食」がお勧め。 たっぷり野菜入り豚汁も添えられている。 その他にもお餅が入った「弁慶力小松うどん」、牧場直送のソフトクリームも味わうことが出来る。