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(愛媛県の道の駅 no.18)

道の駅 清流の里ひじかわ

道の駅基本情報
駅名 清流の里ひじかわ(せいりゅうのさとひじかわ)
住所 愛媛県大洲市肱川町宇和川3030
コード 538 126 799*83
駅名の由来 「ひじかわ」は市町村合併前の旧町名の肱川町より。肱川町は清流として有名な肱川の中流域に位置する町。 初冬の風物詩の「肱川あらし」の発生源でもある。
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、コンビニエンスストア、鹿野川主婦の店、食べ呑み処、コインランドリー
休館日 1/1
(農作物直売所/鹿野川主婦の店 1/1~1/3)
(レストラン 1/1、月・火曜日)
(食べ呑み処 水曜日)
(コンビニ 1/1~1/3、第2・4火曜日)
営業時間 8:00~18:00
(レストラン 11:00~15:30[土日祝は16:00~17:30まで])
(鹿野川主婦の店 8:00~19:00)
(食べ呑み処 10:00~21:00)
(コンビニ 7:00~20:00)
道の駅の特産品 肱川ラーメン、肱川うどん、肱川おこし、肱川しょう油、肱川原木椎茸、文楽もなか、一口タルト、 いよかんタルト、坊ちゃん団子、いもケンピ、蜂蜜

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旧肱川町民の生活拠点

 松山自動車道の大洲富士ICから国道197号線を南東に14km、 愛媛県西部の旧肱川町(現大洲市肱川町)に「道の駅 清流の里ひじかわ」はある。 本駅までの道中は車窓の片側が肱川、もう片側は山林の風景。 「この先に本当に道の駅はあるの?」と心配になるような原野の中のドライブが続くが、 やがて道の駅を示す看板が現れ、カーブの先に小さな集落と本駅が見えてくる。
 本駅が位置する旧肱川町は一応「町」を名乗っているが、人口は約1900人。 限りなく「村」に近い「町」である。 本駅はこの旧肱川町民の生活の拠点となる道の駅。 商業施設が極端に少ない肱川町エリアだが、 本駅にはスーパー、レストラン、弁当屋、コンビニ、居酒屋、床屋、コインランドリーがあり町民の生活を支えている。
 また、本駅は道の駅巡りにおいても貴重な道の駅。 本駅は「日吉夢産地」「きなはい屋しろかわ」 「ゆすはら」「布施ヶ坂」 と続く国道197号線沿いの「四国道の駅巡り・秘境編」の起点となる道の駅。 本駅からの道のりは長いので、本駅で休憩を取り長旅に備えたい。 また、本駅は拠点としてだけでなく施設そのものもなかなか魅力的。 あまりハードルを上げるのは良くないが、 「田舎の道の駅の割には」という修飾語を付ければ「意外と楽しみの多い道の駅」と言えるだろう。

肱川ラーメンが特産品

 まず物産館の紹介だが、販売されている商品は約500種類。 田舎の道の駅としては十分過ぎるくらいの品揃えである。 販売されている商品も肱川町域のもの、合併後の大洲市全般の商品、愛媛県全般の商品ととても多彩。 土産品選びには困らない品揃え…、いや、商品があり過ぎてかえって悩んでしまうかも知れない。
 肱川町域の特産品では「肱川ラーメン」「肱川うどん」「肱川おこし」「肱川しょう油」 「肱川原木椎茸」の「肱川」と名が付く5つの商品が目に付く。 私がどれを買おうか迷っていると、店員が寄ってきて「肱川ラーメンがお勧めです」と教えてくれた。 店員によると「肱川ラーメン」は肱川の町興しのために開発された商品。 「とんこつ味」「しょう油味」「みそ味」など6つの種類があるが、 中でも人気になっているのは「とんこつ味」。 とんこつならではのコクを残しつつあっさり味に仕上がっており、特に女性の間で人気になっているらしい。 私も実際に食べてみたが、その通りの味。人気になるのも頷ける味に感じた。 商品名に「肱川」とは付かないものの「文楽最中」も肱川町伝統の菓子。 大正6年創業の「福栄堂菓子舗」が提供する大きな最中で、肱川町の伝統芸能である「大谷文楽」から命名されている。
 愛媛県全般の商品では道後温泉銘菓の「坊っちゃん団子」が目に付く存在。 「一口タルト」「いよかんタルト」も人気になっている。

道の駅レストランでは2つのカレーに注目

 続いて道の駅レストラン「おしどり」だが、ここでは2つのカレーが名物。 「宇和島じゃこカツカレー(800円)」は名前の通り愛媛名物の「じゃこカツ」が入ったカレー。 もう一つは建設計画中の山鳥坂ダムをイメージした「山鳥坂ダムカレー(1100円)」。 堤防を海苔、放水路をウインナーで表現したSNS映え必至のカレーである。 地元野菜がたっぷり入った「肱川ちゃんぽん(850円)」も人気のメニュー。 アジフライ、じゃこカツ、鶏唐揚げを味わうボリューム満点の「ミックスフライ定食(1100円)」もある。
 物産館から20m位離れた所にある「鹿野川主婦の店」は鮮魚、精肉、一般食料品等を扱うスーパーマーケット。 店舗内には「食べ処/呑み処 味人」があり、ここでも食事を取ることができる。 名物メニューは「Wハンバーグ定食(1210円)」「唐揚げとエビフライ定食(1160円)」「すだち塩ラーメン(720円)」の3品。 主にボリューム重視のメニューが並んでいる。


道の駅 | 清流の里ひじかわ | 道の駅看板

道の駅看板

道の駅 | 清流の里ひじかわ | オリジナルの看板

縦長の本駅オリジナルの看板

道の駅 | 清流の里ひじかわ | 駅施設

木造の窓が大きな駅施設。左側に物産館、右側にレストランが入る。

道の駅 | 清流の里ひじかわ | 物産館入口

物産館入口。いよぎんのキャッシュコーナーもある。

道の駅 | 清流の里ひじかわ | レストラン「おしどり」

レストラン「おしどり」。2つのカレーが名物。

道の駅 | 清流の里ひじかわ | 肱川ラーメン

物産館の一番人気の肱川ラーメン。写真はとんこつ風味(300円)。 塩味、味噌味、しょうゆ味(各270円)、カレーラーメン(320円)もある。

道の駅 | 清流の里ひじかわ | コンビニ

コンビニ(デイリーショップヤマザキ)もある。営業時間は7時~20時。

道の駅 | 清流の里ひじかわ | 鹿野川主婦の店

物産館から20m位のところにある鹿野川主婦の店。食料品、弁当等を販売している。 店内には食事処兼呑み処「味人」もある。

道の駅 | 清流の里ひじかわ | 休憩所

道の駅内には結構大きな休憩所がある

道の駅 | 清流の里ひじかわ | 故郷の風景の切り絵

イベントホール内では故郷の風景をテーマにした切り絵を展示

道の駅 | 清流の里ひじかわ | 駅から見る肱川の風景

駅から見る肱川の風景(2012年11月撮影)。紅葉が綺麗。

「道の駅 清流の里ひじかわ」近隣の宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①大洲市交流促進センター 鹿野川荘
 [MAPCODE] 538 097 285*67
 (口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南に2km
 - 料金(5,909円~)
 - 温泉あり/食事付きプランもあり
 - 大自然の中の温泉宿
 - 大浴場、客室からは鹿野川湖を一望

   

■②小薮温泉
 [MAPCODE] 538 095 826*40
 (口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南西に3km
 - 料金(朝食付き1人8,400円、2人計12,400円~)
 - 2食付きプランもあり
 - 山間にある静かな一軒宿

 

■③ふれあいの里 鹿鳴園
 [MAPCODE] 538 098 250*46
 (口コミ平均3.7点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から南東に4km
 - 料金(2人計7,272円~)
 - 10人まで宿泊可のケビンもあり(1棟16,364円~)
 - 鹿野川湖を望むコテージ

   

■④河辺ふるさとの宿
 [MAPCODE] 538 287 024*72
 (口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北東に14km
 - 料金(2食付き1人8,728円、2人計13,274円~)
 - 2人以上は素泊まりプランあり[2人計7,274円~]
 - 廃校を利用したノスタルジックな宿
 - 郷土料理と満天の星空が自慢

   

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
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