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(広島県の道の駅 no.05)

道の駅 来夢とごうち

駅基本情報
駅名 来夢とごうち(らいむとごうち)
住所 広島県山県郡安芸太田町大字上殿632-2
駅名の由来 過疎化が急速に進むこの地域で未来に夢をという願いより+市町村合併前の町名の戸河内町より
施設 物産館、レストラン、大黒ラーメンの店、田舎寿司の店
特産品 神楽用お面、戸河内刳物(くりもの)、瀬戸物、干し柿「祇園坊」

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20万円の神楽用のお面

中国自動車道の戸河内ICを降りて直ぐの所に駅ある。駅周辺はいくつかの商業施設や民家があるが基本的に自然豊かな環境にある駅である。 安芸太田町は急速な過疎化が進行している町で、40年間で人口は半減している。 本駅名に付く「来夢」は「未来に夢を」という願いが込められているのだろう。 本駅は「西日本山地地方最大の商業施設」と言われており、確かに駅施設は周囲の環境を考えるとかなり充実している。 2階建ての綺麗な建物の中に物産館とレストランがあり、道を挟んで駅の向かい側に飲食店(大黒ラーメンの店、 田舎寿司の店等)がいくつか並んでいる。物産館内では地元の工芸品が目につく。 特に和紙で作られた神楽用のお面はその大きさや描かれた絵は迫力満点で値段は1万円から高いもので20万円もする。 その他、木を彫って作った伝統工芸品の「戸河内刳物(くりもの)」、瀬戸物が目についた。

高級干し柿「祇園坊」が地元特別価格で販売

食の方に目を向けると、まず目につくのが高級干し柿の「祇園坊」。 都市部では1個500円~800円で販売されている高級品であるが本駅では生産地元特別割引価格として1個300円で販売されている。 実際に食べてみると日常食べる普通の干し柿とは味が違う。普通の干し柿は「単純に甘い」という感じがするが、 この干し柿は柿の渋味と甘味のバランスが絶妙で品のある味になっている。 また施設の2階にはレストランがありガラス張りで開放的な空間で大自然を眺めながら食事をとることが出来る。 メニューは定食類が中心で、えびフライ定食、カツ丼等がある。

来夢実現か、好適環境水を用いた未来ビジネス

さて、過疎が進むこの町で今、世界的に注目される研究が進行中である。「海の魚を山で養殖する」という技術で、岡山理大を中心として、 安芸太田町と本駅が協力して商業化の実験を行っている。 岡山理大が中心に研究している「好適環境水」を使えば海の魚でも川の魚でも育てることができるらしく、 実際に本駅の水槽で見た海の魚と川の魚が同居している姿には驚かされた。既に研究レベルではフグやウナギの養殖に成功しており、 商業化に向けて更なる研究を進めているらしい。この技術の商業化が進めばこの町も活性化し「来夢」は近いうちに実現するのではないだろうか。


道の駅看板

道の駅看板

駅施設

駅施設遠景。1階は物産館、2階はレストラン。

物産館

物産館入り口。西日本山地最大の商業施設であるが訪れた日は客は少なかった。

高級干し柿の祇園坊

高級干し柿の祇園坊。生産地元割引価格で1個300円。

飲食店

道を挟んで反対側には飲食店が4軒並んでいる

好適環境水を用いた水槽

駅には好適環境水を用いた水槽がある。水槽内では海水魚と淡水魚が同居している。

駅周辺の風景

山と川に囲まれた大自然の中に駅はある