(福岡県の道の駅 no.05)
道の駅 うきは
駅名 | うきは |
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住所 | 福岡県うきは市浮羽町山北729-2 |
コード | 166 593 644*65 |
駅名の由来 | 市名より |
施設 | 物産館、農作物直売所、レストラン、情報発信センター「ウキハコ」 |
休館日 | 12/31~1/4、第2火曜日[祝日と重なる場合は翌日/7月~9月は無休] |
営業時間 | 9:00~18:00 (レストラン 10:00~16:00) (ウキハコ 9:00~17:00) |
特産品 | 農作物各種、惣菜各種、棚田米、うきはん山ごはん、うきはんカレー、うきはん茶、うきはラーメン、うきはうどん、 濃厚チーズケーキ、ポン菓子、トマトスープ、ホウレンソウスープ |
九州道の駅ランキング5年連続No.1
大分自動車道の杷木(はき)ICから県道52号線→国道210号線を通って南に5km、
福岡県南部の旧浮羽町(現うきは市浮羽町)に本駅「うきは」はある。
旧浮羽町は町域の北側は平地、南側は山林。
本駅はその平地と山林の境目の高台にあり、本駅からは広大な筑後平野の大パノラマを見ることが出来る。
さて、本駅だが、実はじゃらん誌が発表する九州地区道の駅ランキングでNo.1を獲得した道の駅。
しかも、発表が始まった2018年度から5年連続No.1(継続中)。
2位とのポイント差もあるので、もしかしたらあと5年くらいNo.1を維持するかも知れない。
ただ、おそらくこのランキングは地元住民の意見がかなり反映されたランキング。
「観光」という観点で見ると「1位はどうかな?」と個人的には感じる。
もちろん道の駅の利用形態は様々で、地元客の支持を得ることはとても大切なこと。
ランキング1位ということに関しては全く異議は無いが、
遠方から道の駅巡りを楽しみに訪れている方には、
「えっ、ここが5年連続No.1?」ということになりかねないので、あまりハードルを上げ過ぎないことをお勧めする。
とは言うものの、本駅の人気はすさまじい。
私が本駅を訪れたのは日曜日の開店時間30分前(午前8時30分)だったが、既に駐車場はほぼ満車状態。
開店と同時に客がなだれ込み、店内は動くのも困難なくらいの大混雑。
人気の理由は新鮮で良質、しかも安い農作物。しかも大量に販売されている。
これなら地元住民が支持するのは当然。道の駅ランキングNo.1は伊達ではないと感じる。
圧倒的な農作物と惣菜の販売量
本駅は農作物直売所、レストラン、少し離れた所に情報発信センター「ウキハコ」がある道の駅。
農作物直売所の一角にうきは市の特産品を販売するコーナーもある。
本駅の人気の中心は圧倒的に農作物直売所。地元産の新鮮な農作物が並んでいる。
販売されている野菜、果物の種類は70種類くらいと平均的だが、そのボリュームが凄い。
私が訪れた時は柿の販売がピークだったが店内は柿だらけ。一体、何個くらいあったのだろうか。
惣菜類の販売も本駅の人気の秘密。
「豚バラ丼」「棚田米のかしわ飯」「うなぎまぶし丼」「幕の内弁当」「だし巻き玉子」「魚の煮つけ」
「きんぴらごぼう」「アジの唐揚げ」等、こちらも50種類以上はありそうだ。
自慢の商品は市内にある棚田百選「つづら棚田」で収穫された「うきはの棚田米(5kg/3250円)」。
惣菜類のご飯にも使用されている。
一方、盛大な農作物販売に比べると特産品の販売はやや貧弱な印象。
私が個人的に「1位はどうかな?」と感じたのも特産品販売が少ないためだが、
それでも、うきは市ならではの商品が幾つかある。
四方竹入りの「うきはん山ご飯」、桃/ピオーレの2種類がある「うきはんカレー」はうきは市の食材を使った自慢の商品。
その他、「うきはん茶」「うきはラーメン」「うきはうどん」「濃厚チーズケーキ」等もうきは市名物として販売されている。
「うきはん山ごはん」はかなり美味しい
私は本駅では「うきはん山ごはん(500円)」を購入。
もう一つの名物「うきはんカレー(500円)」とどちらにするか迷ったが、
決め手は「うきはん山ごはん」はうきは市の山間部で採れる珍しい「四方竹」を使っている点。
四方竹はどんな味か確認したくて、今回は「うきはん山ごはん」の方を選択した。
「うきはん山ごはん」の食べ方は簡単。
米一合を用意して、炊飯器に米と米一合分を炊く分量の水を入れ、
あとは購入した「うきはん山ごはん」の素を入れてかき混ぜて炊飯ボタンを押すだけ。
炊飯器の炊きあがりの音が鳴ると、かなり色の濃い四方竹入りの炊き込みご飯が完成する。
炊きあがって感じることは「四方竹がかなり多く入っている」ということ。
そして、実際に食べてみた感想は「四方竹がシャリシャリ」としているということ。
四方竹はタケノコの一種だが、この食感はタケノコとはかなり違う。
これは中々面白く、また、かなり美味しい。
私からも推奨したい一品である。
レストランでは「耳納いっーとんカツ定食」
本駅の「食」の施設は物産館横にあるレストラン「なかよしこよし」がある。
提供されているメニューはそれほど多くないが、本レストランならではの料理を味わうことが出来る。
人気No.1メニューは「耳納いっーとんカツ定食(1530円)」。
まず読み方が難しい「耳納」も難読漢字だが、「いっーとん」は発音すら出来そうにない。
正解(?)は「みのういっとん」らしいが、「耳納いっーとん」はうきは市の独自ブランド豚肉である。
提供されるトンカツは肉厚で揚げたてサクサク。肉質は柔らかくて脂身も甘いと評判である。
「耳納いっーとん」を使ったメニューはその他にも「つゆだくカツ丼(1100円」「カツカレーライス(1100円)」もある。
「耳納いっーとん」以外のメニューは「海老フライ定食(1500円)」「季節の天ぷら定食(1300円)」等。
お子様連れには嬉しい「お子様定食(900円)」もある。
うどん・そばはトッピングを自由に選べるシステム。
例えば「えび天・ごぼう天うどん」だと「えび天(2尾260円)」+「ごぼう天(135円)」+「うどん(460円)」で合計855円。
「肉わかめそば」だと「肉(205円)」+「わかめ(135円)」+「そば(510円)」で合計850円という感じである。
ちなみに麺類の人気No.1は「特製なかよしうどん(1050円)」。
えび天/肉/山芋/わかめをトッピングした豪勢なうどんが人気になっている。
展望テラスからは筑後平野の絶景
農作物が人気の本駅だが、実は農作物直売所の裏、展望テラスから見る景色も絶景の一言。
高台から見る広々とした筑後平野は「目の前がパッと開ける」という感覚がする。
また、年に数日しかチャンスは無いが、
夜に雪が降って翌朝に晴れて朝日がキラキラと雪に反射する風景は感動すら覚える光景らしい(私はまだ見たことは無いけど)。
冒頭で私は「ランキング1位なの?」と否定的な発言をしてしまったが、
この絶景を見ると「やっぱり1位でもいいかな」という気分になってきた感じがする。
近隣のお勧め宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■①きふね
[MAPCODE] 166 593 825*05
(口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北に400m
- 料金(2食付き1人36,000円、2人計36,000円~)
- 2食付きプランもあり
- 築150年の古民家1棟貸しの宿
- 十割蕎麦と地元食材の料理が評判
- 庭から見る星空と焚火に癒される宿
■②HOTEL AZ 福岡うきは店
[MAPCODE] 166 621 351*06
(口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から西に2km
- 料金(朝食付き1人4,800円、2人計7,000円~)
- 2食付きプランもあり
■③筑後川温泉 清乃屋
[MAPCODE] 166 682 635*81
(口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北に5km
- 料金(5,000円~)
- (筑後川)温泉あり/食事付きプランもあり
- 楽天トラベル「日本の宿アワード」受賞の宿
■④筑後川温泉 桑之屋
[MAPCODE] 166 682 570*18
(口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北に5km
- 料金(5,000円~)
- (筑後川)温泉あり/食事付きプランもあり
■⑤原鶴温泉 泰泉閣(たいせんかく)
[MAPCODE] 166 678 082*52
(口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北西に5km
- 料金(6,000円~)
- (原鶴)温泉あり/食事付きプランもあり
- 宿名物のジャングル風呂が人気
- 楽天トラベル「日本の宿アワード」受賞の宿
🐶ペット旅
■⑥筑後川温泉 ふくせんか
[MAPCODE] 166 682 572*28
(口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北に5km
- 料金(1人4,700円、2人計7,400円~)
- (筑後川)温泉あり/食事付きプランもあり
- 🐶ペット可のプランあり[追加料金+3,150円]
- 優しく柔らかい泉質、赤ちゃんでも大丈夫
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)