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(千葉県の道の駅 no.10)

道の駅 多古

駅基本情報
駅名 多古(たこ)
住所 千葉県香取郡多古町多古1069-1
コード 137 537 342*16
駅名の由来 町名より
施設 物産館、農作物直売所、レストラン
休館日 1/1、1/2
営業時間 9:00~18:00
(レストラン[食事] 11:00~14:30[土日祝は10:00~15:00])
(レストラン[喫茶] 10:00~16:00[土日祝は17:00まで])
特産品 多古米、多古米だんご、多古米のお粥、多古米サイダー「多古ベイダー」、多古米菓子「稲穂のきらめき」、 大和芋そば、大浦ごぼう、大浦ごぼう煮、多古ピザ、紅はるかソフトクリーム、紅ほっぺアイスクリーム、 地酒「多古錦」、多古ワイン

道の駅 多古の特徴

  • 冷めても美味しいと評判の多古米が名物

  • やまと芋、大浦ごぼうも本駅の名物

  • 多古米とやまと芋を味わうレストランが人気

「たこ」から「多古」へ

 東関東自動車道の大栄ICから県道113号線→国道296号線を通って南へ16km、 千葉県北東部の多古町に本駅「多古」はある。 高速インターからの道中は約9割が田畑の風景で「長閑」の一言。 本駅から1km西に町役場を中心とした集落があるが、その集落もとても小ぶりなもの。 本駅周辺は川と田畑に囲まれた自然豊かな環境の中にある。
 いきなり小ネタで申し訳ないが、本駅の登録時の駅名は「たこ」。 2009年に漢字の「多古」に改名された。 理由は定かではないが、おそらく「たこ」は時々、軽蔑的な意味で使われることが原因ではないだろうか。 個人的には「多古」の方が趣があって好き。 最近では道の駅の駅名には平仮名を使う傾向が強いが、 「読み間違えてもいいじゃない、漢字使おうよ」というのが私の個人的な意見である。
 そんな本駅「多古」だが、一時は経営難が噂される時期もあった。 事実、2015年度には開業以来初めてとなる赤字を計上。 しかし、その後、V字回復し2020年度には県内では16位となる年間69万人を集める人気スポットになっている。 その間、特に目立ったリニューアルは無し。 なぜこんなに急に人気になったのか良く分からないが、 「元々ポテンシャルの高かった道の駅が人々に知れ渡ってしまった」という感じなのだろう。 穴場の道の駅ではなくなってしまったが、是非、訪れたい道の駅の一つであることは変わらないだろう。

冷めても美味しい「多古米」

 本駅は農作物直売所を兼ねた物産館とレストランから成る道の駅。 ただ、本駅を管理する多古町は道の駅の更なる活性化を計画中。 今後、道の駅を拡張し、シェアキッチン、コワーキングスペース、大規模フードコート等を設置する検討がされているようだ。
 さて、本駅、というか多古町が誇る自慢の特産品は「多古米」。 古くは江戸時代には献上米として、近年では昭和46年度の全国自主流通米品評会で食味日本一に、 更に平成2年度には日本の米づくり100選に選定、更に更に平成26年度の皇室献上米に選定されるなど、 米づくりのタイトルを総なめにした形になっている。
 この多古米に付けられたキャッチフレーズは「冷めても美味しい、おかずはいらない」。 「本当にそうなの?」と疑問に感じた私は実際に多古米を炊いて、冷まして、おかずを付けずに食べてみた。 確かに美味しい。これはどうしても冷めてしまうお弁当やおにぎりに最適。 キャッチフレーズに嘘は無いことは私なりに確認できた。 ただ、やっぱりホクホクの温かい状態の方が、より美味しいことは付け加えておきたい(笑)。

多古米、やまと芋、大浦ごぼう

 本駅の物産館では上述の多古米を大々的に販売。価格は時期によって変動すると思うが、 私が訪れた時は5kgで2500円。ブランド米の割にはお手頃価格といった印象である。 多古米を使った加工品も本駅で販売。 「多古米だんご」は5本入り350円、「多古米のお粥」は1食分350円で販売。 多古米を使った菓子「稲穂のきらめき」は12枚入り648円で販売されている。 珍しいところでは多古米サイダー「多古ベイダー」。 訪れた当日は「まあ、いいか」とスルーしてしまったが、今考えると「どんな味がするのか」試してみたかった気もする。
 多古米とともに多古町の古くからの特産品は「やまと芋」。 こちらも物産館に併設された農作物直売所で販売されている。 やまと芋を使った特産品では「やまと芋そば(490円)」が販売されている。
 本駅でもう一つの注目の商品は「大浦ごぼう」。 厳密には多古町の特産品ではなく、隣の匝瑳市大浦地区の特産品。 とにかくごぼうとは思えないくらい太くて短い。 「大浦ごぼう煮」も販売されているので味に興味のある方は試してみるのは如何だろうか。 その他にも4つの味が楽しめる「多古ピザ」、多古米を原料とした地酒「多古錦」、 サツマイモを使った「紅はるかソフトクリーム」、いちごを使った「紅ほっぺソフトクリーム」等が販売されている。

多古米とやまと芋を味わうレストラン

 続いてレストラン「キッチンTAKO」だが、ごはんはもちろん全て多古米。 大盛りにしても追加料金は不要で、美味しい多古米を満喫することが出来る。
 「冷めても美味しい」を実感したい方にお勧めなのは「おにぎり定食(710円)」。 多古米おにぎりが2つ付いている。「おかずはいらない」もキャッチフレーズだが、 残念ながら(?)小鉢2つとサラダ、味噌汁付き。 「おかずはいらない」を確かめたい方は、まず、おにぎり1個をそのまま味わうのは如何だろうか。 温かい多古米を頂きたい方は「あじさい御膳(1100円)」「牡蠣フライ定食(1100円)」等がある。
 多古町のもう一つの名物「やまと芋」を味わうなら「とろろ丼(770円)」がお勧め。 粘り気抜群のやまと芋と少し甘い多古米のコラボを楽しむことが出来る。 麺類が好きな方は「とろろそば(680円)」「とろろうどん(680円)」もある。 テイクアウトメニューの「とろろ丼弁当」もあるので、自宅(ホテル)で味わいたい方には最適である。
 多古米の米粉を使ったワッフルも人気のメニュー。 「りんごとバニラアイスのワッフル(690円)」「メープルシロップワッフル(690円)」 「いちごとバニラアイスワッフル(890円)」等がある。 道の駅多古オリジナルの「さつま芋アイス(紅はるか使用)」や「いちごアイス(紅ほっぺ使用)」も人気になっている。



道の駅看板

道の駅看板

駅施設

駅施設。1階に物産館と農作物直売所、2階にレストランがある。

栗山川

駅の横を流れる栗山川。週末は遊覧船が運航される。

多古米

「冷めても美味しい、おかずはいらない」と評判の多古米。

近隣のお勧め宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①ますがたや旅館
 [MAPCODE] 137 536 410*86
 (口コミ平均3.8点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から西に700m
 - 料金(1人4,545円、2人計8,181円~)

   

■②成田空港温泉 空の湯
 [MAPCODE] 137 588 801*80
 (口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から西に8km
 - 料金(2人計8,637円~)
 - 温泉あり
 - 格安のカプセルルームもあり[4,091円/人]

   

■③HOTEL R9 The Yard 成田空港西
 [MAPCODE] 137 585 416*32
 (口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から西に11km
 - 料金(1人4,181円、2人計6,000円~)

   

■④成田AICエアポートホテル
 [MAPCODE] 137 585 493*61
 (口コミ平均3.5点/5点満点)

 - 道の駅から西に11km
 - 料金(朝食付き1人4,090円、2人計5,981円~)

   

🐶ペット旅

■⑤ヒルトン成田
 [MAPCODE] 137 702 713*60
 (口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から北西に16km
 - 料金(1人10,170円、2人計12,204円~)
 - ハイクラス/朝食付きプランもあり[+1,678円]
 - ペット可のプランあり[要問合せ]

   

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)