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(徳島県の道の駅 no.01)

道の駅 貞光ゆうゆう館

駅基本情報
駅名 貞光ゆうゆう館(さだみつゆうゆうかん)
住所 徳島県美馬郡つるぎ町貞光字大須賀11-1
コード 228 142 645*28
駅名の由来 「貞光」は市町村合併前の旧町名の貞光町より。「ゆうゆう館」は施設名。
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、【以下冬期は休業】半田そうめん館
休館日 第3水曜日[祝日と重なる場合は翌日]
営業時間 4月~11/17 8:30~18:00、11/18~3月 8:30~17:30
(レストラン 8:30~17:30[14:30以降は軽食のみ])
(半田そうめん館 11:00~14:30)
特産品 半田素麺、節麺、半田素麺のカップ麺、つるぎ団子、阿波尾鶏カレー、阿波尾鶏のスペアリブ、 つるぎ団子、安宅屋(あたぎや)羊羹、鳴門金時タルト、栗まんじゅう、おぼろ饅頭、うだつの絵馬

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半田そうめんのふるさと

 徳島自動車道の美馬ICから国道438号線→国道192号線を通って南東に3km、 徳島県北部の旧貞光町(現つるぎ町貞光)に本駅「貞光ゆうゆう館」はある。 旧貞光町は四国では2番目の高さの剣山の北斜面に広がる町。 町全体の人口密度は東京23区の100分の1以下だが、 人口の殆どは本駅が位置する吉野川と貞光川に沿った狭い平野部分に集中しているため、意外と都会的な雰囲気がする。 道の駅の向かい側には県内では唯一となるパークゴルフ場があり、本駅と併せて町民の憩いの場にもなっている。
 さて、つるぎ町が誇る特産品と言えば「半田手延べそうめん」。 四国山脈から吹き降ろす冷たい風、吉野川の澄んだ水という、この土地の風土の特徴を生かした素麺は実に200年の歴史を持つ。 歴史が古いだけではない。全国乾麺グランプリでは2年連続のグランプリを受賞。 現在でも全国から幅広い支持を集めている商品である。
 本駅はこの「半田そうめん」の販売を中心とした道の駅。 物産館では「半田そうめん」を多数販売、半田そうめんを味わうレストランもある(冬期は休業)。 本駅を訪れたならば、是非、絶品の半田そうめんを満喫したい。

物産館では半田そうめんがたくさん

 まずは物産館の紹介だが、つるぎ町名物の「半田そうめん」がたくさん。 実は「半田そうめん」はつるぎ町半田地区で生産されている素麺の総称であって、そのメーカーは多岐にわたっている。 本駅ではカネマル製麺、吉田屋、北室白扇、前田製麺など、約10のメーカーの半田そうめんを販売。 また各メーカー毎に「極太」「手延べ」「麺美人」等、様々な製品を出品しているので、 全て合わせれば半田そうめんは30種類くらい。どれを買おうか本当に悩ましい。 ただ、どれを買ってもおそらく美味しいに違いない。
 半田そうめんの変わり種も2つ紹介したい。 1つはカップ麺。素麺作りは色々と面倒なところもあると思うが、カップ麺ならお湯を注ぐだけ。 手軽に1人前だけ半田そうめんを味わい方には最高の商品と言えるだろう。 もう一つは「ふしめん」。 「ふしめん」とは麺を竿で引き延ばした時、竿にかかって折れ曲がってしまった部分。 正規品としては出荷できない、いわゆる「不適合品」と扱われていた部分だが、 実は「ふしめん」は素麺を作る時に一番力がかかっている部分で、一番おいしい部分でもある。 以前は関係者の間のみで食べられていた門外不出の商品だったが、 口コミにより「ふしめん」の存在が一般に知れ渡ると人気が急上昇。 現在では本駅を始め幾つかの直売所で購入できるようになった。 実際に食べてみたが、コシが強くてとても美味しい。 値段も正規品と比べてグラム当たりで3割くらい安い。 半田そうめんは正規品だけはなく「ふしめん」にも注目したい。
 半田そうめん以外で注目の商品は本駅限定の「阿波カレー」。 徳島県の大自然で育てられたブランド鶏肉の「阿波尾鶏」を使ったチキンカレーである。 スパイスもかなり効いていて「カレーを食べるなら辛口」という方に特に向いている。

阿波尾鶏や半田そうめんを味わう

 本駅の「食」の施設は地元の食材を使った地産地消のレストラン、 半田そうめんを味わう「そうめん館」の2つがある。
 地産地消のレストランでは徳島県のブランド鶏肉「阿波尾鶏」を使った料理が人気。 阿波尾鶏の定番料理の「阿波尾鶏鉄板焼き(1000円)」、 カリッとした歯応えが評判の「阿波尾鶏唐揚げ定食(1000円)」、本駅オリジナルの「阿波尾鶏カレー(900円)」等を味わうことが出来る。 少し贅沢をしたい方は「ゆうゆう御膳(2800円)」がお勧め。 阿波尾鶏鉄板焼き、アメゴの塩焼き、半田そうめん、自家製豆腐など、つるぎ町の自慢の料理を一度に味わうことが出来る。 洋食メニューが豊富なのもこのレストランの特徴。 「ハンバーグ定食(1480円)」「ナポリタン(1000円)」等も味わうことが出来る。
 もう一つの「食」の施設、「そうめん館」はその名の通り半田そうめんを味わうことが出来る専門店。 「冷やしそうめん」「冷やしぶっかけそうめん」「釜揚げそうめん」 「釜玉そうめん」(いずれも500円)の4種類の素麺を味わうことが出来る。 そうめん館は本駅の建物の3階にあり眺望も抜群。 吉野川や四国の山々を見ながら食事を楽しむことが出来る。 なお、「そうめん館」は冬期は休業になるので(2021年度は11/30まで)、 そうめん館で食事をしたい方は冬期は避ける必要がある。


道の駅看板

道の駅看板

道の駅看板

駅施設。中央の建物の中に物産館、農作物直売所、レストランが入る。左側には展望塔がある。

展望塔

螺旋階段を上ると展望塔の頂上に辿り着く

展望塔からみる風景

展望塔から見る風景。吉野川とその先の山々が見える。

ふしめん

半田そうめんの節の部分を集めた「ふしめん」。300入り367円と格安。

阿波カレー

阿波尾鶏が入った本駅オリジナルの「阿波カレー(518円)」

近隣のお勧め宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①折目邸遊懐
 [MAPCODE] 228 112 688*32
 (口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南に2km
 - 料金(朝食付き2人計19,360円~)
 - 築100年の古民家の宿
 - 名物の半田そうめんの食堂を併設

 

■②四国三郎の郷
 [MAPCODE] 228 135 556*37
 (口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から西に6km
 - 料金(1棟10,400円~[5人まで宿泊可])
 - 1棟貸しのコテージ
 - BBQセット付きプランもあり

 

■③山人(やまんと)の里
 [MAPCODE] 228 290 882*02
 (口コミ平均3.7点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から北に9km
 - 料金(3,000円~)
 - 木造の旧校舎をリニューアルした宿
 - キッチンを無料使用可能
 - BBQ可[1台3,000円]
 - 【注】アメニティー類の備え付け無し

   

■④ビジネスホテル わらぐろ
 [MAPCODE] 228 130 002*62
 (口コミ平均3.2点/5点満点)

 - 道の駅から西に9km
 - 料金(1人4,500円~)
 - シングルルームのみ

 

■⑤岩戸温泉 つるぎの宿 岩戸
 [MAPCODE] 497 728 224*20
 (口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南に15km
 - 料金(2人計10,000円~)
 - 温泉あり/食事付きプランもあり
 - 貞光川のせせらぎが心地よい宿

 

🐶ペット旅

■⑥湯山荘 阿讃琴南
 [MAPCODE] 228 401 416*52
 (口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北西に17km
 - 料金(2食付き2人計34,000円~)
 - 温泉あり/ハイクラス
 - ペット可[追加料金+4,400円]
 - 自然の中に佇む里山の別荘

   

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)