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(新潟県の道の駅 no.18)

道の駅 クロス10十日町

駅基本情報
駅名 クロス10十日町(クロステンとおかまち)
住所 新潟県十日町市本町六の1丁目71-26
コード 140 181 232*03
駅名の由来 「クロステン」は道の駅登録前からの施設の愛称。「クロス」は特産品の布(cloth)や人や産業が行き来する(cross)等の意味がある。 「テン」は十日町の十(ten)より。「十日町」は市名より。
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、温泉
休館日 12/31、第2水曜日[8月は無休]
(レストラン 12/31、1/1、水曜日[祝日と重なる場合は営業])
(温泉 12/26~1/3、火・水曜日)
営業時間 9:00~18:00[11月~3月は17:30まで]
(レストラン 11:00~15:00)
(温泉 13:00~20:30)
特産品 へぎそば(ふのりそば)、しんこ餅、杵つき餅、十日町銘菓「おいもさん」、生せんべい、コシヒカリクッキー、笹だんご、 雪国おやき、越後味噌、高長の醤油、ホロホロ漬け、魚沼産コシヒカリ、地酒「一献」「英保」「天神囃子」「八海山」、 濁酒「田楽」「雪美人」、津南山ぶどうワイン

十日町地域の産業振興拠点

関越自動車道の六日町ICから西に16キロ、或いは同じく関越自動車道の越後川口ICから南に18キロ、 新潟県南部の十日町市に本駅「クロス10十日町」はある。 本駅は道の駅としては珍しいビル型の建物。 十日町地区の産業振興を主体とした人材育成、商品開発を目的に昭和58年にスタートした施設で、 平成9年に建物の1階部分に物産館とレストランを設置し道の駅登録を行った。 十日町地区の産業振興施設としての顔は現在も持ち続けており、建物の2階には大規模イベントホール、3階には会議室がある。 一方、道の駅としての魅力も拡大。 平成15年に建物の隣に大規模な交流施設「キナーレ」が完成し、県内でも屈指の規模を誇る道の駅になっている。

「縮(ちぢみ)」と「へぎそば」のふるさと

十日町といえば「縮(ちぢみ)」と「へぎそば」。 「縮」とは麻糸に強い縒りをかけて織り上げ、独特のシワを出す伝統の織物のこと。 江戸時代末期まで「越後縮」と呼ばれ十日町の主要産業であった。 戦争により縮産業は一時衰退したが、戦後に復活。 西陣から後染めの技術を導入して「十日町友禅」を開発。日本有数の着物の産地として現在に至っている。 本駅には「遊布庵」「和國」という2つの着物店で十日町友禅の着物を販売している。 一方「へぎそば」は魚沼地方発祥のつなぎに布海苔という海藻を用いた蕎麦のこと。 本駅の物産館では元祖と言われる「小嶋屋の布海苔そば」を始めとして約30種類の蕎麦が販売されている。 商品名には「へぎそば」ではなく「布海苔そば」と記されているが、「へぎ」とは蕎麦を乗せる器のこと。 「へぎ」に乗せられた「布海苔そば」を「へぎそば」というので、へぎそばを味わう場合は「布海苔そば」を購入されたい。 器の「へぎ」も購入すれば完璧である。

十日町伝統の商品を販売

物産館では着物、へぎそば以外にも十日町伝統の商品を多数販売している。 まずは「しんこ餅」。十日町に古くから伝わる名物の餅で、餅米ではなく白米を粉にして作ったスベスベのこし餡入りの餅である。 しんこ餅は本駅の数ある商品の中で売り上げNo.1に輝いている。 餅関係では杵つき餅の「雪こがね」「こがね餅」も人気の商品になっている。 その他、新潟名物の「笹だんご」、京都の生八ッ橋によく似た「生せんべい」、 十日町の味として有名な漬物「ホロホロ漬け」、魚沼地区の郷土料理で刻んだ野菜と納豆が入った「きりざい」も販売されている。 酒コーナーも充実。日本酒の「一献(いっこん)」「英保」「天神囃子(てんじんばやし)」「八海山」、 濁酒の「田楽」「雪美人」、津南山ぶどうワイン、エチゴビールも本駅で販売されている。

レストランでは「つけへぎ」と「玄米食」

本駅のレストラン「ユキマツリ」は少数精鋭のメニュー構成。 中心は「つけへぎ」と「玄米食」である。 「つけへぎ」とは「へぎそば」をスープで食べる新感覚の蕎麦メニューのこと。 「鴨南蛮」「妻有ポーク担々」「きりざいめかぶ」「とろろ」の4種類の「つけへぎ」がある(いずれも850円)。 玄米関連では「特製牛すじ煮込丼(980円)」「妻有ポーク生姜焼丼(880円)」「特製玄米カレー(880円)」の3種類。 いずれも有機栽培のコシヒカリの玄米を用いている。 喫茶メニューでは「米粉のワッフルセット(780円)」が人気商品。 「雪下にんじんスムージー(440円)」「甘酒(390円)」等の雪国ならではの飲み物もある。

交流館キナーレには「明石の湯」

物産館が入るビル型の建物の横には回廊型のおしゃれな建物「交流館キナーレ」がある。 このキナーレの1階部分には人気の温泉施設「明石の湯」がある。 明石の湯には十日町の着物の「絣(かすり)」と「縮(ちぢみ)」の名を取った 「かすり浴室」と「ちぢみ浴室」の2つの浴室があり、日替わりで男湯/女湯になっている。 「かすり浴室」は大浴場、生薬湯、寝湯、スチームサウナを備え、 「ちぢみ浴室」は大浴場、薬仁湯、水風呂、ドライサウナを備えている。 特筆すべきはマットレス付きの仮眠室があること。風呂上りはここでゆったりと仮眠を取ることが出来る。 キナーレの2階は「越後里山現代美術館」。 入場料800円の有料施設で、様々な現代アート作品が展示されている。



道の駅看板

道の駅看板

駅施設

ビル型の駅施設。1階に物産館とレストランがある。

傘つるし雛

物産館内に飾られている「傘つるし雛」。108種類の縁起物の飾りを吊り下げている。世界一の大きさでギネス登録されている。

世界一の繭ピラミッド

ちなみに2006年訪問当時は「世界一の繭ピラミッド」が飾られていた

広々とした物産館

広々とした物産館。十日町の特産品が多数販売されている。

小嶋屋総本店の布海苔そば

へぎそばの元祖と言われている小嶋屋総本店の布海苔そば

交流館キナーレ

交流館キナーレ。イベント開催時は中央部の水を排水して座席にするらしい。

明石の湯

キナーレ館内にある温泉施設「明石の湯」。料金は600円。

近隣のお勧め宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①旅館 清水屋<新潟県十日町市>
 [MAPCODE] 140 151 701*30
 (口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南900m
 - 料金(1人5,673円、2人計10,364円~)
 - 食事付きプランもあり
 - 口コミは5.0点の高評価(5点満点)

 

■②ホテルしみず
 [MAPCODE] 140 151 379*20
 (口コミ平均3.6点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から南900m
 - 料金(1人6,045円、2人計10,818円~)
 - 朝食付きプランもあり[+563円/人]

   

■③壱番館
 [MAPCODE] 140 092 286*85
 (口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南に4km
 - 料金(5,000円~)
 - 食事付きプランもあり

   

■④ハヤマ荘
 [MAPCODE] 140 090 075*86
 (口コミ平均3.7点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から南に4km
 - 料金(4,300円~)
 - 食事付きプランもあり

 

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■③壱番館

鉄道の十日町駅前にも評判の良い宿が幾つかあるが、車を用いて道の駅巡りをされる方には本宿が良いのでは。 魚沼産コシヒカリは絶品。トルマリン人工風呂で疲れも吹き飛びそう。


🐶ペット旅

■⑤あてま高原リゾート ホテル ベルナティオ
 [MAPCODE] 253 463 448*00
 (口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南に13km
 - 料金(1人12,600円、2人計19,000円~)
 - ハイクラス/食事付きプランもあり
 - ペット可のプランあり[追加料金+3,000円]

   

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
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