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(宮城県の道の駅 no.09)

道の駅 林林館

駅基本情報
駅名 林林館(りんりんかん)
住所 宮城県登米市東和町米川字六反33-1
駅名の由来 駅名由来の詳細は不明だが、林に囲まれている駅周辺の風景から命名されたという説が有力。
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、喫茶店、郷土資料館
特産品 油麩、仙台麩、油麩丼、油麩丼のタレ、油麩チップス、人は登米のだし、瓦せんべい、牛タンカレー、 牛タンシチュー、牛タンソーセージ、牛タン餃子、宮城のうまいもん餃子、豚照丼、地酒「澤の泉」、 かじかベーカリーのホテルブレッド、つや姫

林の中の道の駅

 三陸沿岸道路の登米東和ICから県道202号線→国道346号線を通って北東に7km、 宮城県北東部の旧東和町(現登米市東和町)に本駅「林林館」はある。 高速インターからのアクセスは少し複雑で不便な感じはするが、 本駅沿道の国道346号線は仙台から気仙沼を繋ぐ宮城県北東部の主要道路。 国道利用者にとっては便利な道の駅である。
 本駅でまず気になるのが「林林(りんりん)館」というユニークな駅名。 「林に囲まれている」とか「建物の上部にある鐘から発せられる音(今は鳴らないらしい)」等、諸説がある模様だが、 私は「林に囲まれている」という説に一票。 ちなみに本駅は住宅や商店がびっしりと立て並ぶ登米市の中心街から10キロ程度しか離れていないのに、 本駅周辺は林と田畑しか見えない田舎の風景。 ある意味、地方都市らしい光景を感じることが出来る。
 本駅のすぐ横には旧東和町役場(現登米市東和総合支所)があるためか、長閑な立地の割には利用客が多い。 利用客が多いと商品は充実するもの。 建物が古いためか、メディアに取り上げられることが少ない本駅だが、訪れる価値は充分。 必ずや期待以上の満足感を得られる道の駅と言えるだろう。

名物は「油麩」

 本駅には「森の茶屋」と呼ばれる木造平屋建ての建物、「林林館」と呼ばれる木造2階建ての建物がある。 「森の茶屋」内には物産館と農作物直売所とレストランが入り、 「林林館」の中には郷土資料館と喫茶店が入る。
 まずは物産館だが登米市、及び宮城県の特産品を多数販売。 特に目立つのは「油麩」。登米市に古くから伝わる食材で、小麦のタンパク質成分のグルテンを植物油で揚げたもの。 全国的に珍しい「揚げ麩」になっている。 「油麩」「仙台麩」「油麩丼のタレ」「油麩丼セット」「油麩チップス」等、油麩を使った商品も豊富である。
 登米名物の「瓦せんべい」も本駅の人気商品。一般的に「硬い」イメージがある瓦せんべいだが、 登米の瓦せんべいはサクサクとした食感が特徴。お子様からお年寄りまで喜ばれる商品である。 また登米市産の原木椎茸と三陸産真昆布を使用した「人は登米のだし」も本気の人気商品。 登米市地酒の「澤の泉」、宮城名物の牛タンを使った「牛タンカレー」「牛タンシチュー」も販売されている。
 農作物直売所で目につく商品は地産の米の「つや姫」。 5kgで2376円は一般的な米と比較すると少々高い気がするが、これは味に自信のある証拠だろう。

郷土料理の「油麩丼」と「はっと」

 本駅のレストランでは登米市の2つの郷土料理「油麩丼」と「はっと」が人気のメニュー。 「油麩丼」は登米市のB級グルメとして有名な料理。 登米名物の油麩を玉葱、椎茸、ゴボウと共に煮て、卵で綴じてご飯にかけるお手軽な丼である。 一方、「はっと」は登米市に古くから伝わる小麦粉を使った料理。 今から400年前、厳しい年貢取り立てのためにお米を満足に食べることができなかった農民が考え出した料理。 小麦粉に水を加えてよく練り、醤油仕立ての汁で煮込んだ後、小豆、ずんだ、えごまを絡めて食べる。 元々はお米の代用として農民が渋々食べていた「はっと」だが、 改良を重ねて美味しくなり、当時納めていた領主が「ご法度」にしたことから、この名前が付いたそうだ。
 今回は残念ながら本駅のレストランで食事をすることが出来なかったため、 物産館で油麩丼の素を購入して、自宅で油麩丼を味わってみた。 野菜と出汁と共に煮込んだ油麩はとても美味しい。 元々、油麩は水分を吸収しやすいので、野菜エキスと出汁の旨味を十分に吸い込んでくれる。 食感とすればカロリー控えめな親子丼という感じだろうか。 料理初級者の私が作っても美味しかったので、プロが作る本駅レストランの油麩はもっと美味しいことだろう。 なお、「油麩丼」「はっと」以外にも「冷やし梅そば」、 オクラとモロヘイヤが入った「ねばねば野菜のぶっかけそば」等も味わうことが出来る。

「米川の水かぶり」を展示

 本駅のもう一つの建物「林林館」は地元木材を使った2階建て12角形の建物。 1階ではユネスコ無形文化遺産に登録された「米川の水かぶり」に関する展示が行われている。 入場は無料なので、本駅を訪れた際は是非、立ち寄りたい。 2階は会議スペースを兼ねた喫茶店。全面ガラス張りなので見晴らしがよいのが特徴である。



道の駅看板

道の駅看板

森の茶屋

物産館、レストランが入る建物「森の茶屋」

林林館

郷土資料館(1階)、喫茶店(2階)が入る建物「林林館」

油麩丼の素

物産館で販売されている「油麩丼の素」。3人前で388円。1食分だと130円と大変お得。

油麩丼

自宅で作った油麩丼。意外とおいしい。 本駅のレストランなら、間違いなく、もっとおいしい油麩丼を味わうことが出来る。

郷土資料館

「林林館」1階は入場無料の郷土資料館。 ユネスコ無形文化遺産に登録された「米川の水かぶり」に関する展示が行われている。

旧東和町役場

道の駅のすぐ隣にある旧東和町役場(現登米市東和総合支所)

近隣のお勧め宿泊施設

■館ヶ森高原ホテル
 (口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北西に16km
 - 料金(朝食付き1人7,000円、2人計12,000円~)
 - 2食付きプランもあり/高原の大自然を味わえるホテル

   

🐶ペット旅

■日の出の見える宿 ニュー泊崎荘
 (口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から東に34km
 - 料金(1人5,728円、2人計9,638円~)
 - 食事付きプランもあり
 - ペット可のプランあり[素泊まり1人7,091円、2人計12,364円]

   

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
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