(島根県の道の駅 no.03)
道の駅 ゆうひパーク浜田
駅名 | ゆうひパーク浜田(ゆうひパークはまだ) |
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住所 | 島根県浜田市原井町1203-1 |
コード | ![]() |
駅名の由来 | 「浜田」は市名より。高台から日本海を見下ろすことが出来る本駅は「石見一の夕日スポット」と呼ばれている。 |
施設 | 物産館、レストラン2つ、フードコート |
休館日 | 無休 |
営業時間 | 9:00~18:00(スタンプ 8:00~20:00) (レストラン 8:00~20:00[店舗により異なる]) (フードコート 8:00~20:00) |
道の駅の特産品 | 赤てんせんべい、赤てんありかけ、藻塩チョコレート、餡入り蒸しケーキ「夕日のほっぺ」、 幻のあんきも、ふぐのみりん干し、ふぐ雑炊スープ、ふぐの味噌汁、ふぐ茶漬け、焼きふぐ、ふぐ一夜干し、 酒蔵ドレッシング、ふぐひれ酒、浜田夕日屋の佃煮各種、のどぐろ煎餅、のどぐろラーメン |
山陰自動車道に直結した道の駅
山陰自動車道(浜田道路)の無料区間、竹迫ICと原井ICのちょうど中間点に「道の駅 ゆうひパーク浜田」はある。
本駅が位置するのは島根県西部の浜田市。
浜田市は県内では3番目の人口約5万人を要する都市で、都会の便利さと自然の豊かさの両方が存在する素敵な街である。
本駅は山陰自動車道のパーキングエリア的な役割を持つ道の駅。
一般道からもアクセス可能で、高速道路を利用する観光客や配送業の方、また、地元の方にもとても有用と思われるが、
島根県の統計によると2018年の年間利用客は意外と少なく8万7千人。
利用客が少ない理由は明らかにされていないが、
おそらく農作物販売が貧弱で地元客を集められていないことが原因ではないだろうか。
ただ、本駅は建物は綺麗で特産品販売も豊富、レストランもフードコートを含めると3つもある。
加えて駅名にもある通り本駅は石見地区No.1の夕日スポット。
観光で道の駅を訪れる方には絶好の穴場と言っても良いだろう。
事実、夕刻には観光客と思われる県外ナンバーの車がかなり見受けられる。
大人気の本駅限定「赤てんせんべい」
さて、本駅でまず最初に取り上げたいのは「赤てんせんべい」。
本駅限定の本駅の売り上げNo.1を誇る人気商品である。
もしかしたら島根県民以外の方には「赤てん」に馴染みが薄いかも知れないので先に「赤てん」を説明すると、
「赤てん」とは魚のすり身に赤唐辛子を練り込んで揚げたもの。
島根県の、特に浜田市の郷土料理として親しまれている。
「赤てんせんべい」は「赤てん」をスナックにしたもの。
2008年に販売を開始したこの商品、2019年に唐辛子の量を増やしてより辛さを強調。
この辛さに嵌った人が多く、現在、売り上げが急激に伸びているらしい。
私もこの辛くなった「赤てんせんべい」を体験。
そこそこ辛さには強いと自認する私だが、2~3個食べると舌先がヒリヒリ。
と同時に魚のエキスが口の中に充満。「旨辛い」という表現がピッタリだ。
これにビールがあれば最高。
残念ながら私は運転が残っていたのでビールと共に味わうことは叶わなかったが、
皆様にはビールのつまみに「赤てんせんべい」を味わって頂ければ、と思う。
「赤てんせんべい」以外にも物産館には魅力的な商品が多数。
浜田市産の藻塩を使った「藻塩チョコレート」は藻塩が隠し味になって甘味が強調されたチョコレート。
餡入り蒸しケーキの「夕日のほっぺ」は視覚的にも可愛い商品。
「赤てんせんべい」「赤てんふりかけ」と共に、この2品も本駅限定商品である。
海産物加工品コーナーでは「ふぐ」と「のどぐろ」が主役。
「ふぐ」を使った商品には「ふぐのみりん干し」「ふぐ雑炊スープ」「ふぐの味噌汁」「ふぐ茶漬け」等。
「のどぐろ」を使った商品には「のどぐろ煎餅」「のどぐろふりかけ」「のどぐろラーメン」等がある。
もう一つ、地元の浜田夕日屋の佃煮も加えておきたい。
「しじみ生姜炊き上げ」「さば削り節昆布合わせ炊き」等、手間暇を掛けた上品な味が特徴。
こちらはおじいちゃん、おばあちゃん等、お年を召した方へのお土産に最適だろう。
「食」の施設は多彩
本駅の「食」の施設は物産館横にあるフードコート、及び少し離れた建物内にあるレストランが2つ。
軽食から本格料理まで、多彩な食事を楽しむことが出来る。
まずはフードコートだが、こちらはお手頃価格の軽食が中心。
麺類では「きつねそば/うどん(550円)」「とんこつラーメン(600円)」「味噌ラーメン(700円)」など。
定食類では「チキンカツ定食(850円)」「海老フライ定食(950円)」などを味わうことが出来る。
せっかく浜田に来たのだから浜田らしい料理を…という方には石見ポークを用いた料理がお勧め。
「石見ポーク生姜焼き丼(950円)」「石見ポーク生姜焼き定食(950円)」を味わうことが出来る。
もう少し豪勢に浜田の味覚を…と考えている方には少し離れた場所にあるレストランビル「五地想(ごちそう)広場」に向かうと良いだろう。
「海鮮レストラン八右衛門」では浜田港で水揚げされた新鮮な魚料理が評判。
1日10食限定の「朝どれ海鮮丼」、同じく1日10食限定の「真イカ定食」はありつければラッキーの人気メニュー。
店の看板メニューの「八右衛門定食」は煮魚/天ぷら/お造りと魚料理のフルコースを堪能できる。
「イタリア料理オリゾンテ」ではパスタとピザを中心とするイタリアン。
といっても浜田らしさは十分にあり、浜田市、及び島根県の食材が使われている。
「宍道湖しじみとアサリのペペロンチーノ」「浜田産甲イカとつるむらさき入りのピザ」は店の人気メニュー。
イタリア料理と浜田の味が合体したオリジナル料理を味わうことが出来る。
フードコート、レストラン共に営業時間が長いのも嬉しいところ。
フードコートは8時から19時まで、レストランは11時から20時まで。
本駅で車中泊を考えている方にも利用価値は十分と言えるだろう。
道の駅案内板。ちなみに道の駅看板は自動車専用道路上にあり撮影は困難。
駅施設遠景。手前は物産館とフードコートが入る建物。奥はレストランが入る通称「五地想(ごちそう)広場」。
物産館入り口付近にはなぜか木製のブランコがある
2つのレストランが入る「五地想(ごちそう)広場」と呼ばれる建物
レストラン入り口には石見神楽の壁絵
本駅オリジナルの超人気商品「赤てんせんべい」。90g入りで650円。
「赤てんせんべい」の中身を取り出すとこんな感じ。内容量はこの写真に写っている量の2倍程度。
展望台にある石碑
展望台から見る浜田港。この方角に夕日が沈む。
「道の駅 ゆうひパーク浜田」近隣の宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■①浜田ニューキャッスルホテル
[MAPCODE] 241 219 525*64
(口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北東に3km
- 料金(1人5,000円、2人計8,181円~)
- 朝食付きプランもあり[+454円/人]


■②グリーンリッチホテル浜田駅前
[MAPCODE] 241 221 724*50
(口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北東に3km
- 料金(1人5,454円、2人計6,181円+P料金[800円]~)
- 朝食付きプランもあり[+546円/人]
- 人工温泉大浴場あり


■③ホテルルートイン浜田駅前
[MAPCODE] 241 221 842*68
(口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北東に3km
- 料金(朝食付き1人5,954円、2人計9,409円+P料金[800円]~)
- 全客室でWOWOW無料視聴可能


■④国民宿舎 千畳苑
[MAPCODE] 241 342 629*04
(口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北東に9km
- 料金(朝食付き1人5,955円、2人計11,000円~)
- 食事付きプランもあり
- ビーチが目の前、海の見える展望大浴場あり
- ノドグロ、アンコウなど浜田湾の幸をリーズナブルに


🐶ペット旅
■⑤温泉リゾート 風の国
[MAPCODE] 355 302 424*52
(口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から東に30km
- 料金(朝食付き1人10,455円、2人計17,274円~)
- 温泉あり/2食付きプランもあり
- 🐶ペット可のプランあり[追加料金+1,650~2,200円]


上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)