道の駅　竜北

駅基本情報

駅名	竜北(りゅうほく)
住所	熊本県八代郡氷川町大野875-3
コード	128 563 739*50
駅名の由来	市町村合併前の旧町名の竜北町より
施設	物産館、農作物直売所、レストラン、おやつ工房
休館日	1/1、1/2、第2水曜日[祝日と重なる場合は翌日] (レストラン 12/31～1/2、第2水曜日[祝日と重なる場合は翌日])
営業時間	9:00～18:00 (レストラン 11:00～15:00) (おやつ工房 9:30～17:00)
特産品	吉野梨、吉野梨カレー、晩白柚あめ、熊ポン(ポン菓子)、玄米ポン、銘菓「栗千里」、銘菓「おてもやん」、 辛子レンコンポテト、赤龍ラーメン、ロン龍ラーメン、自家製豚足、高菜炒め

絶品の吉野梨カレー

　九州自動車道の宇城氷川スマートICから一般道→国道3号線を通って西に2km、 熊本県西部の旧竜北町(現氷川町)に本駅「竜北」はある。 旧竜北町は人口約7千人の長閑な町。駅周辺も田畑が広がる長閑な環境だが、本駅の沿道の国道3号線の交通量はかなり多い。 本駅は国道3号線沿いの貴重な休憩所として多くの利用客を集める道の駅である。 また、本駅は全国100以上の直売所が商品の質やサービスを競う「全国直売所甲子園」で準優勝を獲得した実績のある道の駅。 単なる「貴重な休憩所」ではなく、商業施設としても高い実績を誇っている。
　さて、本駅で最初に取り上げたいのが物産館で販売されている「吉野梨カレー」。 竜北町名物の吉野梨を使ったカレーだが、これが実に美味しい。 めちゃくちゃ評判になっている商品という訳では無いが、個人的には道の駅で販売されているカレーの中ではNo.1。 基本的に辛味が支配的な梨カレーだが、梨を噛んだ時に口の中に広がる梨の甘味は、例えるなら砂漠の中のオアシスのよう。 梨のシャキシャキとした食感も食欲をそそる。 500円と廉価なのも嬉しい。個人的には絶賛のお勧め品。 味覚は人によって異なると思うが、おそらく多くの方が美味しいと思うのではないかと思っている。

「吉野梨ソフト」や「男前ちゃんぽん」も人気

　本駅は農作物直売所、物産館、レストラン、おやつ工房から成る道の駅。 個人的には「吉野梨カレー」が推し商品だが、利用客の約9割のお目当ては新鮮野菜が揃う農作物直売所。 さすがに「直売所甲子園準優勝」の実績は伊達ではない。
　農作物直売所では販売されている量よりも種類が凄い。販売されている農作物の種類は約100種類。 都会のスーパーよりも揃っているという印象がする。 名物は竜北町特産の「吉野梨」。私が訪れた時は時期的に販売されていなかったが、 旬の時期(8月～9月)は店頭に多くの吉野梨が並ぶそうだ。 農作物直売所内に設けられた総菜コーナーも商品が豊富。 特に長時間漬け込んだトロトロの「自家製豚足(450円)」は人気の商品になっている。
　物産館では竜北町、及び熊本県内の特産品を50種類くらい販売。 上述の「吉野梨カレー」以外にも、「晩白柚あめ」「辛子レンコンポテト」「熊ポン(ポン菓子)」等が販売されている。 2018年度全国ご当地おやつランキング第1位の「栗千里」、 熊本県民人気コンテスト金賞の「おてもやん」等、お土産に最適な商品も揃っている。
　レストランでは数量限定(平日30食/土日祝50食)の「男前ちゃんぽん(1100円)」が話題のメニュー。 氷川町産野菜にチャーシューと煮卵など、麺の上に山のように乗っている。 大食漢の方は試してみるのは如何だろうか。 ただ、大食いでない方はおそらく完食は不可能。 普通の「チャンポン(850円)」も販売されている。 その他「吉野梨カレー(650円)」「氷川うどん(750円)」「いぐさ団子(500円)」等、氷川町ならではのメニューを提供。 「とんかつ定食(1000円)」「唐揚げ定食(850円)」「ホルモン定食(850円)」等の一般的なメニューもある。