(大分県の道の駅 no.06)
道の駅 耶馬トピア
駅名 | 耶馬トピア(やぱトピア) |
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住所 | 大分県中津市本耶馬渓町曽木2193-1 |
コード | 145 246 337*86 |
駅名の由来 | 「耶馬」は地名より。トピアはギリシャ語で「場所」の意味。 |
施設 | 物産館、そば処、そば打ち体験施設、耶馬溪風物館 |
休館日 | 無休 (レストラン 木曜日) |
営業時間 | 9:00~17:00 (レストラン 11:00~14:00[土日祝は15:00まで]) (そば打ち体験 10:30~17:00[要予約]) |
特産品 | 洞門そば、洞門茶そば、十割そば作りの素、そばしぼり、そばつゆ、そばの実、麺つゆ、蕎麦ラーメン、そば茶、 そば羊羹、そばん子饅頭、そばん子ソフトクリーム、そばん子ロール、そばのダックワース、 そば焼酎「いちそば」 |
名勝「耶馬渓」の中心地に立地
東九州自動車道の上毛スマートICから県道110号線→国道212号線を通って南に12km、
大分県北部の旧本耶馬渓町(現中津市本耶馬渓町)に本駅「耶馬トピア」はある。
高速インターからの最短ルートを記すと中津日田道路(高規格道路)の田口ICから県道697号線→国道212号線を通って西に9km。
ただ、県道697号線は文字通り「険道」であり、上述の上毛スマートICからアクセスする方が断然に安全。
ちなみに中津日田道路は2023年度内に本駅の近くまで延伸予定。
その時には青の洞門・羅漢寺ICから僅か200mの交通の便の良い道の駅になるはずである。
本駅が位置する本耶馬渓町は大分県を代表する、いや、日本を代表する名勝「耶馬渓」がある町。
新緑や紅葉など春から秋にかけて鮮やかな景観を楽しめる「一目八景」、
巨大な岸壁の隙間に建てられた重要文化財の「羅漢寺」、
岸壁をノミと鎚だけで掘り続け30年の歳月を掛けて完成させた手彫りトンネルの「青の洞門」等、
町内には数多くの観光地がある。
本駅は耶馬渓観光の拠点になる道の駅。駐車している車のナンバーを見てみると、大分や福岡等の近県だけでなく、
大阪、東京、さらには沖縄、北海道から遥々訪れている方が多いことに驚かされる。
本駅を訪れた際は道の駅巡りだけではなく、耶馬渓の美しい景観を楽しむのは如何だろうか。
特産品はほぼ「そば」
本駅は物産館、レストラン、そば打ち体験施設、耶馬溪風物館から成る道の駅。
施設構成を見ると「多彩な楽しみのある道の駅」に見えるが、実際は耶馬溪風物館を除けば、ほぼ「そば」のみ。
「そば」が苦手な人には辛い道の駅だが、逆に「そば」が好物の方には堪らない道の駅と言える。
実際、本駅の「洞門そば」は「そば通が唸るそば」とも言われ、
季節限定のそば処で振舞われる「十割そば」は、この味を求めて全国から客が訪れる程の人気である。
人気の商品は「洞門そば(200g入り320円)」。本耶馬渓地区のそば粉を本駅施設内で製麺した本駅オリジナルの商品。
見た目の特徴は麺の細さでまるで裁断機で裁ったような感じ。
食感の特徴はコシの強さ。さすが「そば通が唸る」というのも納得である。
「洞門そば」は乾麺だが、自宅でより本格的に洞門そばを味わいたいという方には「十割そば作りの素(1800円)」がお勧め。
洞門そばと同じ本耶馬渓のそば粉と打粉がセットになったもの。
そばを捏ねたり、伸ばしたり、裁ったり、自宅で本格そば打ちを体験できる。
のばし棒などのキットを持っていない方は「そばしぼり(680円)」がお勧め。
こちらは湯につけるだけで本格的な十割そばを味わうことが出来る。
その他にも「そばつゆ」「そばの実」「麺つゆ」等、そばに関する商品を販売。
そばを使った加工品には「蕎麦ラーメン」「そば茶」「そば羊羹」「そばん子饅頭」「そばん子ソフトクリーム」
「そばん子ロール」「そばのダックワース」等がある。
物産館に関してもう一言付け加えておくと、物産館はそば処と同じ建物の中にあるので、
季節限定の「十割そば」が振舞われる季節は物産館も大変な混雑になる。
その時に利用したいのが駐車場の近くにある「そばの自動販売機」。
この自動販売機でも「洞門そば」など、主力製品を購入するこちが出来る。
そば処でも、もちろん「洞門そば」
本駅のそば処でも、もちろん主役は「洞門そば」。 シンプルに味わう「ざるそば」「かけそば」は750円。 「ごぼう天そば(850円)」「おろしそば(880円)」「山菜そば(920円)」「肉そば(920円)」 「えび天そば(1280円)」等も味わうことが出来る。 そばとご飯物をセットにした「ロースかつ丼&かけそば(1230円)」「とろろめし&かけそば(1130円)」も人気のメニュー。 「そばラーメン」という不思議なメニューも提供されている。 また季節限定にはなるが「十割そば(920円)」は大人気のメニュー。 「十割天ざる(1380円)」も味わうことが出来る。 このそば処で唯一、蕎麦とは関係ないメニューは「しいたけご飯(260円)」… と思ったら、よく見るとごはんに「そばの実」が入っている。 そばアレルギーをお持ちの方は、残念ながら本駅での食事は避けた方がよさそうだ。 なお、「しいたけご飯」はテイクアウトも可能になっている。
足を伸ばして「青の洞門」へ
本駅は名勝「耶馬渓」の中心地に立地しているが、特に観光名所「青の洞門」は本駅から徒歩範囲。
本駅を訪れた際には、是非「青の洞門」にも足を伸ばしたい。
本駅から「青の洞門」に向かうには、まず、耶馬溪風物館の奥に架かる橋を渡る。
その後、真っすぐ北に1キロ程進むと到着する。
「青の洞門」はほぼ垂直に切り立った岸壁の「競秀峰」の下を、ノミと槌(つち)だけを使って約30年かけて掘ったトンネルのこと。
元々は競秀峰の高い岸壁に鉄の鎖を渡して通行していたが、崖下に転落する旅人が後を絶たず、
それを見かねた旅の僧「禅海」が作ったものである。
岩盤は非常に硬く、ノミと槌だけで掘り進めたというのは信じ難いこと。
ただ、今でもトンネル内にはノミの跡が残り、これが事実だという事が分かる。
なお、道の駅構内にある耶馬溪風物館(入場無料)には青の洞門に関する資料が展示されている。
近隣のお勧め宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■①八面山金色温泉 こがね山荘
[MAPCODE] 145 339 434*83
(口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北東に6km
- 料金(7,727円~)
- 温泉あり/食事付きプランもあり
- 広大な原生林に囲まれた隠れ宿
■②耶馬溪サイクリングターミナル
[MAPCODE] 383 119 336*30
(口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南西に10km
- 料金(3,182円~)
- レストラン併設(朝食/夕食対応)
- レンタサイクルあり
- 近隣に日帰り温泉施設あり
■③スーパーホテル大分・中津駅前 天然温泉 扇城の湯
[MAPCODE] 145 638 216*25
(口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から北に14km
- 料金(朝食付き1人4,182円、2人計5,856円~)
- 温泉あり
■④HOTEL R9 The Yard 中津
[MAPCODE] 145 554 206*32
(口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北東に18km
- 料金(軽食付き1人5,273円、2人計7,456円~)
- コンパクトで快適な客室を備えた新型コンテナホテル
■⑤折戸温泉 小さなお宿 つきのほたる
[MAPCODE] 269 757 441*57
(口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南に18km
- 料金(2食付き2人計19,272円~)
- 温泉あり
- 耶馬渓の豊かな自然の中に佇む宿
- 九州では珍しいモール温泉
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■①八面山金色温泉 こがね山荘
広大な原生林の中に宿、温泉、料理屋が点在する施設。本物の静寂を堪能できる。 なぜか楽天のサイトだけ口コミ評価が悪いが、その他のサイトでは軒並み高評価。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)