AROUND JAPAN

(長野県の道の駅 no.14)

道の駅 風穴の里

駅基本情報
駅名 風穴の里(ふうけつのさと)
住所 長野県松本市安曇3528-1
駅名の由来 駅近くにある名所の「風穴」より
施設 物産館、レストラン、売店
特産品 稲核菜の漬物、稲核菜おやき、安曇野ヨーグルト、八割そば、信州十割そば、安曇野そば、風穴熟成みそ、 野沢菜、わさび昆布漬け、風穴の里オリジナルジャム、旬ジャム、山菜各種、上高地かっぱクッキー、巨峰ワインカステラ、 銘菓「雷鳥の里」

スポンサーリンク

上高地・白骨温泉への入り口

長野自動車道の松本ICから国道158号線を西に20キロ。 インター出口付近では遥か遠くに見えていた北アルプスの山々が徐々に近づき、 いよいよ目の前に山が迫ってきた頃に本駅「風穴の里」に到着する。 本駅が位置するのは長野県西部の旧安曇村(現松本市安曇)。 避暑地として名高い上高地、温泉地として知られる白骨温泉を有す日本屈指の観光の村に駅は位置している。 沿道の国道158号線は松本方面からこれらの観光地に向かう唯一の道路で、交通量はとても多い。 特にお盆休みや紅葉の季節の週末は信じられないくらいの大渋滞になる。 本駅も周辺の自然豊かな長閑な風景とは裏腹に多くの客で賑わいを見せている。 但し、駐車可能台数が50台程度と少ないため、ハイシーズンは駐車場待ちを覚悟した方が良いだろう。

風穴を利用した稲核菜の漬物を販売

本駅の紹介に当たって、まずは駅名にもなっている「風穴」を説明しなければならないだろう。 駅が位置する旧安曇村稲核地区は大昔より山の斜面から冷涼な空気が噴き出す場所があり、 江戸時代よりこの空気を用いて天然の冷蔵庫として食品を保存していた。これが「風穴」である。 この風穴は養蚕産業にも利用され、地域の発展に大いに貢献したらしい。 現在では風穴を食品の醸造/保存に用いており、本駅の物産館で販売されている。 その代表は「稲核菜(いねこきな)の漬物」。 稲核菜は稲核地区のみ栽培されている門外不出の野菜。 その稲核菜を塩漬けし風穴で保存した商品で、ここでしか購入できない漬物である。 食感は野沢菜に近いが、野沢菜よりも繊維が多く、「嚙めば噛むほど味が出る」漬物になっている。 稲核菜の漬物は「おふくろ炊き」「わさび風味たまり味」「ポン漬け」「しそ風味」など合計6種類。 全て試食可能なので、お気に入りの味を確認してから購入できるのが嬉しい。 また、外の売店では「稲核菜おやき(200円)」が販売されている。 油で炒めた稲核菜(おふくろ炊き)がたっぷり入っていて中々美味しかった。

ヨーグルト、そば、味噌も特産品

本駅は物産館、レストラン、売店から成る施設構成。 物産館では上述の「稲核菜の漬物」以外にも数多くの特産品が販売されている。 物産館入り口で大々的に販売されているのは「安曇野ヨーグルト」。 特に本駅に多数訪れる外国人観光客には人気のようだ。 そばも本駅の特産品。 店のお勧め商品の「八割そば」を始めとして、「信州十割そば」「安曇野そば」「戸隠の生そば」 「そばパスタ」等、合計10種類のそばが販売されている。 本駅限定商品では「風穴熟成みそ」と「風穴の里オリジナルジャム」が人気。 上高地観光の土産品も多数あり、「上高地かっぱクッキー」 「上高地の出会い(ミルクチョコクランチ)」など「上高地」と名が付いた菓子類や、 「雷鳥の里」「巨峰ワインカステラ」等の長野県定番の土産品も販売されている。

十割そばと山賊焼のレストラン

本駅のレストラン「そばの花」では十割そばと山賊焼が人気メニュー。 定番メニューの「十割もりそば(680円)」、松本市産の長芋を使用した「とろろもりそば(800円)」、 稲核菜とカブの漬物が入った「稲核菜そば(780円)」等を味わうことが出来る。 松本名物として人気の高い山賊焼は鶏肉をニンニクが効いたタレに漬け込み、一枚丸ごと揚げた豪快なご当地料理。 山賊焼にご飯、みそ汁、漬物が付いたボリューム満点の「松本山賊焼定食(950円)」も本駅の名物メニューになっている。 また、信州の郷土食とも言われるソースカツ丼もある。 量的に普通の「ソースカツ丼(900円)」やカツが2倍の「ソースカツ丼ダブル(1380円)」を味わうことが出来る。 秋限定になるが「きのこそば(980円)」も魅力的。 何と高級食材の松茸が入っており、それでもこの値段はかなりお得なメニューと言えるだろう。

熊除けの鐘を鳴らして風穴に

本駅を訪れたならば是非、名物の「風穴」を見学したい。 本駅からは歩いて約10分。無料で見学することが出来る(冬期は閉鎖)。 熊がたびたび出没するらしいので、少し恐怖を覚えるが、道中には熊除けの鐘があるので大丈夫。 鐘を鳴らして風穴までの散歩を楽しみたい。 風穴は少し古風な木造の建物の中にある。 部屋の中は風穴から流れ込む冷たい空気で常に8℃位の温度が保たれているらしい。 私が訪れた時は外の空気も8℃位で、残念ながら風穴の冷たい空気を実感することは出来なかったが、 夏に訪れると風穴の冷たい風を実感するらしい。 風穴の中には貯蔵庫があり、見学用風穴には松本市内の酒造3社のお酒が置かれている。


道の駅看板

道の駅看板

駅施設

駅施設。右奥に物産館とレストラン、左手前に売店がある。

売店の様子

売店の様子。おやき各種やわさびコロッケ等が販売されている。

稲核菜のおやき

売店で販売されている「稲核菜のおやき(200円)」

稲核菜のおふくろ炊き

物産館で販売されている稲核菜の漬物。6種の中で私は最も気に入った「おふくろ炊き」を購入。

駅から見える風景

駅から見える風景。上高地の山々が近くに見える。

丸太橋

丸太橋を渡って風穴へ

熊除けの鐘

途中に熊除けの鐘がある

風穴

歩いて10分程で風穴に到着する

風穴建物の内部

建物の中には岩の斜面があり、岩の間から冷たい風が吹き込んでくる。