(青森県の道の駅 no.15)
道の駅 浅虫温泉
駅名 | 浅虫温泉(あさむしおんせん) |
---|---|
住所 | 青森県青森市浅虫字蛍谷341-19 |
コード | 99 808 623*18 |
駅名の由来 | 温泉の名称より |
施設 | 物産館、ゆーさ市場、温泉施設 |
休館日 | 無休(2月に定期点検休業2日間あり) |
営業時間 | 9:00~19:00[スタンプは17:30まで] (農作物直売所 9:00~17:30) (温泉 7:00~21:00) |
特産品 | 久慈良(くじら)餅、青森ホタテバター棒、じょっぱり餅、浅虫温泉カステラ饅頭、黒蜜栗まんじゅう、 おからドーナッツ「おどりん」、ホタテ煎餅、津軽せんべい、南部せんべい「彩(いろどり)」、のっけ丼茶漬け、 もずくうどん、地酒「ねぷた」「八甲田おろし」「じょっぱり」 |
830年の歴史を持つ名湯
青森自動車道終点の青森東ICから県道44号線、途中から国道4号線を北東に合計8km、 青森県の県庁所在地でもある青森市に本駅「浅虫温泉」はある。 青森市は県内No.1の人口とNo.2の面積を誇る巨大都市。 地方の大都市をイメージさせる青森市だが、本駅が位置する市の北東部の浅虫地区は民家も少なく長閑な雰囲気を漂わせる。 本駅は古くからの名湯、浅虫温泉街に位置する道の駅。 1190年にこの地を訪れた円光大師が、それまで麻を蒸すためだけに使われていた温泉を、 湯治として利用するように村人に奨めたのが起源とされている。 以後、830年に渡り名湯として親しまれ、現在でも大勢の方が湯治に訪れている。 本駅はこの名湯を格安の料金で利用できる温泉施設が人気の道の駅。 物産品の販売も豊富で、浅虫地区伝統の商品も購入することが出来る。
陸奥湾を一望できる展望温泉
本駅は道の駅としては珍しいビル型の建物。 ビルの1階に物産館、2階に休憩コーナー、3階にそば処、最上階の5階に温泉がある。 また、ビルとは別棟に平屋の「ゆーさ市場」もある。 まず本駅のメイン施設と言える温泉の紹介だが、泉質は国内では比較的珍しい硫酸塩泉。 切り傷などの外傷に効用があり、別名「傷の湯」と呼ばれている。 湯の種類は内湯のみ。40度の「温湯」と43度の「熱湯」の2つの浴槽があるが、 近年の温泉でよく見かけるマッサージ風呂、露天風呂、サウナ等は無い。 その分、料金は超格安の350円。朝7時から営業しているのも特徴で、開店時間には行列が出来るほど朝風呂は人気である。 浴槽から見る景色は絶景。5階にある温泉は展望温泉と呼ばれており、 陸奥湾や浅虫温泉のシンボルでもある「湯の島」を一望することが出来る。 注意したい点は石鹸、シャンプーが備え付けられていないこと。 まあ、受付で45円で販売されているので大した問題では無いが、 青森県内の殆どの日帰り温泉は石鹸、シャンプーが備え付けられていないので、 県内の温泉巡りをされる方は石鹸、シャンプーを持参する方が良いだろう。
伝統の久慈良餅、話題のホタテバー
本駅の物産館は浅虫伝統の商品あり、最近話題の新商品あり、おそらく老若男女、誰もが満足する商品が販売されている。 まず浅虫伝統の商品では「久慈良(くじら)餅」が人気。本駅の売上No.1商品になっている。 青森県産もち米を使った餅を餡で包んだ商品で、クルミの粒がアクセントとして加えられている。 「くず餅」等の一般的な餅菓子と比較すると、よりモチモチしており、感覚的には食感は餅、味は羊羹という感じだろうか。 1つ190円でばら売りされているので、とりあえず1つ試してみるのは如何だろうか。 本駅の売上No.2は一転、新商品の「青森ホタテバター棒」。 1本30円と駄菓子並みの価格だが、意外とボリュームはあり、3時のおやつや夜食に最適である。 食感は昭和後期に流行った「カール」と似たザクザクとした感じ。 若い方は「カール」を知らないかも知れないが、逆にそのために新鮮に映るのかも知れない。 ホタテバターの味がカールにマッチすることは、おそらくカール世代の方なら理解して頂くことが出来るだろう。 その他には土産品としては最適な「浅虫温泉」のロゴが入った「カステラ饅頭」や「黒蜜栗まんじゅう」。 青森の地酒「ねぷた」「作田」「八甲田おろし」「じょっばり」等も販売されている。
ボリューム満点のそば処
3階のそば処「みなとや」はわずか6種類の少数先鋭のメニュー構成。 店のお勧めメニューは「肉そば(880円)」と「鶏そば(880円)」。 麺だけで300gもありボリューム満点。つけ汁はとても辛くクセになりそうな味である。 ゴマをたっぷりまぶした「ごまもりそば(700円)」「ごま・のりもりそば(800円)」も味わってみたい一品。 正統派の「のりもりそば(700円)」「もりそば(650円)」もある。 別棟の「ゆーさ市場」は青森産、下北産の鮮魚が人気。地産の農作物も販売されている。 また「ゆーさ市場」の一角にはファーストフードコーナーがあり、そば、うどん、おにぎり、カレー、焼きイカを味わうことが出来る。 特に「昆布おにぎり(130円)」と「ゆーさオリジナルカレーライス(580円)」は人気になっている。
[注]施設3階のそば処は閉鎖となりました。なお、3階はキッズコーナーと授乳室が設けられました。近隣のお勧め宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■①宿屋 つばき
[MAPCODE] 99 808 444*38
(口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南に200m
- 料金(軽食付き1人4,545円、2人計8,181円~)
- (浅虫)温泉あり/館内にスパイシーカリー専門店を併設
■②南部屋・海扇閣(なんぶや・かいせんかく)
[MAPCODE] 99 808 414*80
(口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南に300m
- 料金(1人8,500円、2人計15,000円~)
- (浅虫)温泉あり/ハイクラス/食事付きプランもあり
- 9階にある展望風呂から見る陸奥湾の絶景
■③絶景の宿 浅虫さくら観光ホテル
[MAPCODE] 99 838 288*51
(口コミ平均3.7点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から北に500m
- 料金(1人6,000円、2人計11,400円~)
- (浅虫)温泉あり/食事付きプランもあり
- 全室オーシャンビュー
■④浅虫温泉 辰巳館(たつみかん)
[MAPCODE] 99 808 262*18
(口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南に800m
- 料金(夕食付2人計18,181円~)
- (浅虫)温泉あり/2食付きプランもあり
- 一人旅は平日のみ[2食付き11,363円/人~]
- 夜は「庭ねぶた」を楽しむ
My Select
■④浅虫温泉 辰巳館(たつみかん)
浅虫温泉街にある老舗旅館。名物は岩と木々、滝が巧みに配置された女性用庭園露天風呂。 女性がお得な宿と言えるかもしれない。庭には青物名物の「ねぶた」。青森を満喫できる。
🐶ペット旅
■⑤割烹旅館 さつき
[MAPCODE] 99 809 510*17
(口コミ平均4.8点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南東に600m
- 料金(2食付き18,182円+入湯税[150円/人]~)
- (浅虫)温泉あり
- ペット可のプランあり[2食付き21,819円~]
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)