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(岡山県の道の駅 no.14)

道の駅 醍醐の里

駅基本情報
駅名 醍醐の里(だいごのさと)
住所 岡山県真庭市鹿田391-1
コード 235 552 520*01
駅名の由来 駅の近くにある天然記念物の醍醐桜より
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、喫茶店、備前焼販売店
特産品 落合羊羹、醍醐桜せんべい、桜まんじゅう、桜ひねり餅、味噌だれ、ジャージーバター飴、なた豆茶、 日本ミツバチの蜂蜜、まにぞう煎餅、ホロホロクッキー、鯖寿司、真庭の麹漬け、前田のタレ、 南大門キムチ、梅リキュール、日本酒「大正の鶴」、醍醐桜Tシャツ、写真集「千年桜と共に」

醍醐桜の町にある道の駅

 中国自動車道の落合ICから国道313号線を南西に5km、岡山県北西部の旧落合町(現真庭市)に本駅「醍醐の里」はある。 落合町は面積の約9割が山林。全般的に見れば夏でも涼しい長閑な避暑地という感じの立地だが、 旭川と備中川が作り出した小さな平地部分に約1万5千人の人口が集中する町。 本駅周辺はそれ程でも無いが、落合町の中心部に向かうと「こんなところに」と驚くようなプチ都会的な風景を見ることが出来る。
 そんな落合町の自慢は駅名にも採用されている「醍醐桜」。 推定樹齢は約1000年。根元の周囲は9.2m。枝の広がりは四方に約10m。高さは18mもある日本最大級の桜である。 名前の由来は鎌倉時代末期の後醍醐天皇。元弘の乱により後醍醐天皇が隠岐に流される途中に立ち寄り、 その美しさを賞したという言い伝えにより名付けられたという。
 本駅はその醍醐桜の観光拠点にもなる道の駅。 まあ、観光拠点と言っても本駅から醍醐桜までは10km以上の距離があるのが難点だが、 醍醐桜周辺よりも本駅の方が土産品、飲食店は充実しているので、 桜見物の前の腹ごしらえ、或いは桜見物の後の土産品購入のために本駅に立ち寄ってみるのは如何だろうか。

名物は「落合羊羹」

 本駅は農作物直売所を兼ねた物産館、レストラン、喫茶店、備前焼販売店から成る道の駅。 不定期(主に週末)ながらランチを販売するキッチンカー、ヤマメの塩焼きを販売する出店、 かき氷店も出店する。
 まずは物産館から紹介したい。物産館で目に付くのは「落合羊羹」。250年の伝統を誇る羊羹である。 今でこそ岡山銘菓として県内の多くの道の駅で販売されているが、発祥は本駅が位置する落合町。 本駅は発祥の地に相応しく、24種類もの落合羊羹を大々的に販売している。 落合羊羹の特徴は羊羹の糖化により表面が硬く白っぽくなっている点。味はとても甘い。 近年の羊羹は甘さ控えめが流行だが、落合羊羹の甘さはまさに横綱級。 表面のカサカサとした食感、内側のねっとりとした食感、性質の異なる2つの甘味を満喫することが出来る。 値段も400円~とお手頃。甘党の友人のお土産にはうってつけと言えるだろう。
 醍醐桜をテーマにした商品も本駅の名物。 「醍醐桜せんべい」や「桜まんじゅう」「桜ひねり餅」が販売されている。 胸の部分に醍醐桜がプリントされたTシャツやキーホルダー、エコバッグも販売。 醍醐桜の四季を映した写真集「千年桜と共に」も好評発売中である。
 物産館の奥に入ると「真庭ブランドコーナー」がある。 ここでは真庭市特産の「味噌だれ」「ジャージーバター飴」「なた豆茶」「日本ミツバチの蜂蜜」等を販売。 その横には旧落合町地区特産の「真庭の麴漬け」「前田のタレ」「南大門キムチ」等が販売されている。 もう一つ忘れてはならない本駅の名物は「鯖寿司」。 岡山鯖街道(出雲街道)沿いに位置する真庭市は鯖寿司の生産が盛ん。本駅でも3つのメーカーの鯖寿司が販売されている。
 物産館に併設されている農作物直売所では80種類位の地産の野菜、果物を販売。 特に珍しい野菜は見かけなかったが、おそらく真庭市の特産品なのであろう、ごぼうが数多く販売されているのが目に付いた。

「銀沫とろろ」と「蒼いたまご」

 本駅の「食」の施設は「レストランさくら」が中心。 本駅ならではの真庭グルメを味わうことが出来る。
 まず紹介したいのは季節限定の「銀沫(ぎんしぶき)とろろうどん定食(700円)」。 「銀沫とろろ」とは真庭市でしか作られていない幻のヤマノイモ。 舌触りがきめ細かくて風味が良く、アクが少ないため時間が経っても変色しないのが特徴。 最大の特徴は強い粘りで箸でつまめるほどの弾力になる。 「銀沫とろろうどん定食」は銀沫とろろにご飯とうどんが付いてくる。 半分は「とろろ飯」で、残りの半分は「とろろうどん」で味わいたい。
 もう一つの名物は「蒼いたまごのTKG(たまごがけご飯)」。 蒼い卵を産むのはチリ原産のアローカナ種の血統を受け継ぐニワトリ。 餌にニンニク粉末を与えることにより栄養価がアップ。 一般的なたまごがけご飯と比べて濃厚な味わいが特徴になっている。 こちらは薬味、味噌汁付きで380円と極めて良心的な価格に設定されている。
 その他にも「天ぷら定食(800円)」「唐揚げ定食(800円)」「かき揚げうどん(600円)」 「ラーメン(700円)」と全てのメニューは1000円以下のお手頃価格。 ジャージ-牛乳から作ったソフトアイスも人気になっている。

観光名所の醍醐桜へ

 さて、本駅まで来たならば、少し遠いがやっぱり落合町のシンボルでもある「醍醐桜」を見物しておきたい。 私は岡山市内で桜が満開になった4月2日に訪れたが、実はこれは少し失敗。 岡山市内では桜が満開でも高地にある醍醐桜はまだ3分咲き。 おおよその目安として岡山市内で満開になった1週間後くらいがベストな見頃のようだ。 前述したとおり、道の駅から醍醐桜までは10km以上(正確には11.4km)。 途中から道幅の狭い山道に入るが、桜の開花期間中は一方通行になるので中級レベルの運転技術があれば大丈夫だろう。 駐車料金は500円、駐車場から醍醐桜まで300m位の上り坂があるので一応留意したい。
 私が見た醍醐桜は3分咲きだったが、それでも美しさに圧倒される。 古墳のような高台にポツンと1本だけ佇む醍醐桜は遠くから見ても存在感は抜群。 近づいてみるとその大きさに驚かされる。 また、高台から見る人里の風景も印象的。 地元の人によると真冬の雪をかぶった醍醐桜の姿も美しいそうだ。



道の駅看板

道の駅看板

駅施設

駅施設。向かって左側に物産館、右側にレストランがある。

醍醐桜のモニュメント

駅入り口にある醍醐桜のモニュメント

落合羊羹

落合町名物の落合羊羹。本駅では舟形、長方形など、様々な形状の落合羊羹が24種類も販売されている。

鯖寿司

こちらも真庭市名物の鯖寿司(799円)。平均的な鯖寿司と比べると少しあっさりとした味。

旭川と桜の木

駅裏を流れる旭川。醍醐桜見物に行けない方はここで桜見物を。

醍醐桜遠景

道の駅から11km。醍醐桜の遠景(駐車場より)。

醍醐桜

近くから見た醍醐桜

もう一つの醍醐桜

実は醍醐桜の奥の方にもう一つの醍醐桜がある。こちらの方が少し開花が早い。

近隣のお勧め宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①星ノシタノゲストハウス
 [MAPCODE] 235 525 215*77
 (口コミ平均--点/5点満点)

 - 道の駅から南東に7km
 - 料金(朝食付き2人計26,000円~)
 - 食事付きプランもあり
 - 1棟貸しのプランもあり[素泊まり1棟30,000円~]
 - 廃校となった小学校をリノベーションした宿
 - 満天の星空と雲海の絶景を楽しむ宿

   

■②まにわ温泉 真庭リバーサイドホテル
 [MAPCODE] 235 735 444*77
 (口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から北東に7km
 - 料金(朝食付き4,937円~)
 - 食事付きプランもあり
 - 温泉あり

 

■③真庭シティホテルサンライズ
 [MAPCODE] 235 855 011*65
 (口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から北に10km
 - 料金(1人5,500円、2人計8,800円~)

   

■④ファミリーロッジ旅籠屋・津山店
 [MAPCODE] 153 489 691*52
 (口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北東に26km
 - 料金(朝食付き1人5,500円、2人計8,800円~)

   

■⑤HOTEL R9 The Yard 津山
 [MAPCODE] 153 489 693*40
 (口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北東に26km
 - 料金(1人4,910円、2人計6,910円~)
 - 軽食&コーヒー付き

   

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)