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(埼玉県の道の駅 no.04)

道の駅 大滝温泉

駅基本情報
駅名 大滝温泉
住所 埼玉県秩父市大字大滝4277-2
駅名の由来 「大滝」は市町村合併前の旧村名の大滝村より。本駅は温泉施設を中心とした施設であるため駅名は「大滝温泉」となった。
施設 物産館、そば処、温泉施設
特産品 秩父そば、シャクシ菜の漬物、岩魚の甘露煮

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埼玉県の最果てにある道の駅

本駅は山梨県甲府市と埼玉県熊谷市を結ぶ国道140号線沿いにある。近くに高速道路は無くとてもアクセスに困る駅。関東地方在住の人に とっては「近くて遠い駅」の代表的存在だろう。関越道の花園ICから南下する方法、中央道の甲府昭和ICから北上する方法、あるいは 国道299号経由で国道140号線に入る下道のみの方法もあるが、いずれにしろ長い長いドライブが待ち受けることになる。本駅が位置する 秩父市は埼玉県の最西部にある市。更に本駅のある旧大滝村は秩父市の中で最も西に位置する。交通の便が悪いため周囲に民家が少ないが その分、大自然を満喫できる道の駅である。

関東屈指の美肌の湯を満喫できる駅

本駅の目玉は何と言っても関東屈指の美肌の湯として有名な温泉施設である。ナトリウム成分が中心の塩化物泉で、泉質としては 良く見かけるものであるが、湯に含まれる温泉成分の多さが関東屈指であるらしい。私は泉質については詳しくないが、それでも実際に 入浴してみると温泉成分が多いということを実感できる。湯に入るとヌルヌルとした感触があり、余計な角質が体から落ちていくのを 実感する。檜をふんだんに使った檜風呂、岩を効果的に配置した岩風呂の2種類の浴槽があり、視覚的にも楽しめる作りになっている。

歴史民俗資料館で聞いた呟き

本駅は温泉以外の施設もまあまあ充実している。まずはレストランから紹介する。本駅のレストランは蕎麦メニューが中心。秩父は 寒暖の差が大きく、その気候を生かして蕎麦の産地となっているが本駅のレストランでは手打ちの秩父そばを食べることが出来る。同じく 秩父の名物であるシャクシ菜漬物がセットになった「ざるそば御膳」は秩父の食を満喫できる。レストランの一角は物産品販売所になっており 秩父そば、シャクシ菜漬物、大滝地区の特産品である岩魚の甘露煮などが販売されている。レストランの横には「歴史民俗資料館」があり、 旧大滝村の歴史、暮らしぶりが展示されている。私が訪れた時は他に客がおらず、歴史館の案内の方が付きっ切りで説明してくれた。大滝村 の紹介ビデオがあり、ビデオの最後に「大滝村はこれからも発展していくだろう」という台詞で締めくくっているが、案内してくれた方が 独り言で「するわけないだろ…」と突っ込みを入れていたのが印象的であった。なお歴史資料館は有料施設で200円の入館料が必要である。

自然が作った芸術、三十槌の氷柱

旧大滝村の冬はとても寒さが厳しく、氷点下10℃以下になることもある。その寒さが作り出した芸術が「三十槌の氷柱(みそつちのつらら)」。 荒川の上流域の河川敷に出来た氷柱で氷柱の長さは1メートル位に達する自然が作った芸術である。秩父地方には三十槌の氷柱を含めて 3つの氷柱の名所があり「3大氷柱」と呼ばれているが、天然に出来る氷柱はここだけである。道の駅からは約1キロの場所にあり徒歩圏内 ではあるが、沿道には歩道がないため別途駐車料金(500円)が必要だが、車で移動する方が安全である。金曜、土曜はライトアップされた氷柱 を見ることが出来る。なお、夜間に徒歩で向かうのは大変危険なので、夜間は車で移動して頂きたい。


道の駅看板

道の駅看板

レストラン「郷路館(ごろうかん)」

食事処「郷路館(ごろうかん)」。小さな土産品販売所もある。

歴史民俗資料館

歴史民俗資料館。かつて林業で栄えた大滝村の歴史に関する展示がされている。

温泉施設

温泉施設。檜風呂は内風呂。岩風呂も内風呂だが窓が開放されており、外の空気を感じることができる。

秩父そば

物産館で販売されている秩父そば

三十槌の氷柱

駅から1キロ西にある三十槌の氷柱。入場無料だが駐車料金は別途必要(500円)。道の駅から歩いて行くことも可能