(栃木県の道の駅 no.01)
「道の駅」もてぎ
駅名 | もてぎ |
---|---|
住所 | 栃木県芳賀郡茂木町大字茂木1090-1 |
コード | 188 696 004*85 |
駅名の由来 | 町名の茂木町より |
施設 | 物産館、農作物直売所、レストラン、ラーメン店、つけ汁うどん店、バウム工房、たい焼き売店、ソフトクリーム売店 |
休館日 | 1/1 (農作物直売所/レストラン/バウム工房/たい焼き売店 1/1、第1・3火曜日) |
営業時間 | 4月~9月 9:00~18:30[土日祝は19:00まで]、10月~3月 9:00~18:00 (農作物直売所 8:00~17:00) (レストラン 11:00~15:00[土日祝は16:00まで]) (ラーメン店 4月~9月 9:00~18:30[土日祝は19:00まで]、10月~3月 9:00~18:00) (つけ汁うどん店 11:00~14:00[土日祝は15:00まで]) (バウム工房 4月~9月 9:00~18:30[土日祝は19:00まで]、10月~3月 9:00~17:30) (たい焼き売店 4月~9月 9:30~18:00、10月~3月 9:00~17:00[土日祝は30分延長]) |
特産品 | ゆず塩ラーメン、柚子ドレッシング、柚子酢、柚子茶、柚子塩、柚子ポン酢、いちご大福、いちごシロップ、 えごまドレッシング、えごまふりかけ、えごまきな粉、ジャム各種、もてぎクッキー、カステララスク、 さかな煎餅、ゆずバウム、いちごパンケーキサンド、ゆずもデザインプリントクッキー |
「道の駅」もてぎの特徴
- 道-1グランプリ3連覇の「ゆず塩ラーメン」
- 「柚子」「えごま」を使った特産品が多数
- 道の駅から真岡鉄道のSLが見える(週末/祝日限定)
殿堂入りした「ゆず塩ラーメン」
北関東自動車道の真岡ICから国道408号線→国道121号線→国道294号線→国道123号線を通って北東に28km、
栃木県南東部の茂木町に本駅「もてぎ」はある。
高速インターから本駅までは長距離かつ複雑。
ただ、本駅に至る経路上には「ましこ」「はが」
「サシバの里いちかい」といった道の駅があり、
道の駅巡りやスタンプラリーを楽しむ方には一気に廻るチャンスでもある。
また本駅より東に6kmの場所にはモータースポーツの聖地「モビリティリゾートもてぎ(旧ツインリンクもてぎ)」があり、
中継地である本駅にはスポーツ仕様の二輪車、四輪車が集結するのも特徴になっている。
さて、本駅でまず触れなければならないのはラーメン店「十石屋」で提供されている「ゆず塩ラーメン」。
全国の道の駅グルメNo.1を決定する「道-1グランプリ」という大会が毎年行われているが、
「ゆず塩ラーメン」は何と2016年から2018年まで3年連続優勝。初代殿堂入りを果たしている。
後述するように本駅は「食」の施設も大変充実しているが、本駅を訪れた際は一度は殿堂入りした「ゆず塩ラーメン」を味わいたい。
最初は普通、徐々に嵌って、また食べたくなる
さて、私も本駅に到着してすぐ、ラーメン店「十石屋」に向かい、待望の「ゆず塩ラーメン」を食べることにした。
私が訪れた日はコロナ禍が一段落した2021年12月の平日の午後3時頃。
人気のメニューということなので行列や売り切れを覚悟していたが、意外と客は少なく待ち時間はゼロ。
ただ、もしかしたら週末やお昼の時間帯は混雑するかもしれない。
注文したから約10分位で「ゆず塩ラーメン」とご対面。
麺に縮れは無く、太さ堅さも標準的。麺の上に白菜、もやし、にんじん、シメジ、ゼンマイがトッピングされている。
味覚というものは人によって異なると思うので、本稿では私の感覚を正直に記すが、
一口食べた感覚では「美味しい。でも、日本一?」。
確かに美味しいが、正直「もっと美味しい道の駅グルメを私は知っている」と思った。
ただ、何口か食べた後に蓮華にスープを掬って飲んでみると考えが一変した。
「これは本当に美味しい!」。塩味ベースのスープに柚子の酸味がこれほど合うとは予想外だった。
美味しすぎて思わずスープを全部飲み干してしまった。
柚子の酸味のお陰か後味もスッキリ。
食べ終わった直後に「また食べたい」と思ったのは私にとっては久々の感覚である。
物産館では「柚子」と「えごま」
「ゆず塩ラーメン」を食べた後に私が向かったのは本駅の物産館。
ここでは茂木町名物の「柚子」と「えごま」を使った商品が数多く並んでいる。
入り口付近にドンと構えているのは「柚子コーナー」。
ここでは「柚子ドレッシング」「柚子酢」「柚子茶」「柚子塩」「柚子ポン酢」「柚子ジャム」
「柚子シロップ」等の柚子を使った商品が勢揃い。
店の奥にあるお土産用の「ゆず塩ラーメン」を含めて柚子製品が10種類くらい並んでいる。
特に「柚子酢」は「ゆず塩ラーメン」を味わう際には必須のアイテム。
自宅で「ゆず塩ラーメン」を味わいたい方は「柚子酢」も一緒に購入されることをお勧めする。
「柚子コーナー」の横に陣取るのは「えごまコーナー」。
こちらも「えごまドレッシング」「えごま健康油」「えごまふりかけ」「えごまきな粉」等の商品が並んでいる。
コーナーこそ設けられてはいないものの「いちご」も茂木町の特産品。
「いちごジャム」「いちごシロップ」「いちご大福」「いちごブッセ」等の商品が並ぶ。
その他にも「もてぎクッキー」「カステララスク」、
茂木町のゆるキャラ「ゆずも」がプリントされた「ゆずもプリントクッキー」等が販売されている。
バウム工房や「わっば飯」のレストランも
その他の施設も簡単に紹介したい。
駐車場の真横にある大きな建物の中には「バウム工房 ゆずの木」が入る。
この店の特徴は茂木町産コシヒカリを使った自家製米粉を100%使用していること。
もちもち、ふわふわの食感と米の味を楽しむことが可能な新感覚のバウムクーヘンである。
看板商品は「米粉バウムクーヘン」。「チーズインバウム」「チーズサンドスティック」、
夏に美味しい「アイスクーヘン」も販売されている。
「バウム工房 ゆずの木」の横にあるのは「つけ汁うどん」の店。
ここでは栃木県産のもち麦を配合したもちもち、つるつるのうどんを味わうことが出来る。
名物は「きのこうどん(720円)」。「肉汁うどん」「味噌煮込み肉うどん」等のメニューもある。
本駅のレストラン「桔梗」は「手打ちそば」と「わっば飯」が評判。
麺類では「鮎の天ぷら御膳(1590円)」、
わっば飯では茂木町産もち米を用いた四季の食材を用いた「季節のわっば飯(1080円)」等を味わうことが出来る。
そば(ハーフ)とわっば飯(ハーフ)を同時に味わう「桔梗セット(1050円)」も人気のメニューである。
その他にも栃木県内では有名な「たい焼き」の店「富次郎」、
「手づくりアイスクリーム」の店もあり食の施設はとても多彩で充実している。
週末はイベントとSLで盛り上がる
本駅は食事に買い物に、楽しみいっぱいの道の駅だが、週末は更に楽しみが広がる。
まずは駅裏を走る真岡鉄道のSL。土日祝日の1日1往復(上下線で2回)、本駅裏手の公園から見ることが出来る。
本駅裏の通過時間は12時頃と14時半頃。
ダイヤ変更の可能性もあるので真岡鉄道のSL運行カレンダーで最新情報を確認されたい。
もう一つはイベント広場で行われる様々な催し。
ミニコンサートや花火大会などが開催される。
花が咲く道の駅内の公園もとても綺麗。子供用遊具も充実している。
これらは平日でも観賞/利用することが出来る。
近隣のお勧め宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■①こころ宿 NAGOMI
[MAPCODE] 188 604 087*35
(口コミ平均3.8点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から南に5km
- 料金(1人7,000円、2人計10,000円~)
- 食事付きプランもあり
- 🐶ペット可のプランあり[追加料金+1,100円]
■②モビリティリゾートもてぎ
[MAPCODE] 188 732 323*22
(口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から東に7km
- 料金(1人11,000円、2人計16,727円~)
- 食事付きプランもあり
■③益古時計
[MAPCODE] 39 178 502*21
(口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南西に13km
- 料金(1人5,909円、2人計10,909円~)
- 朝食付きプランもあり[+682円/人]
■④益子舘 里山リゾートホテル
[MAPCODE] 39 117 682*61
(口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南西に14km
- 料金(6,195円~)
- 温泉あり/食事付きプランもあり
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)