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(愛媛県の道の駅 no.05)

道の駅 ふたみ

駅基本情報
駅名 ふたみ
住所 愛媛県伊予市双海町高岸甲2326
コード 234 631 824*72
駅名の由来 市町村合併前の旧町名の双海町より
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、フードコーナー
休館日 第3火曜日[7・8月は無休]
営業時間 8:30~18:00
(レストラン 11:00~17:30)
(フードコーナー 9:00~17:00)
特産品 ふたみのマドンナジュース、甘平ストレートジュース、せとかストレートジュース、ふたみのポンカンジュース、 丸ごとみかんゼリー、唐まんじゅう、しらす雑炊、ポポー煎餅、そのまんまちりめん、そのまんま貝柱、 ハモチップス、パン飴、松山揚げ、鯛味噌ラーメン、猫クッキー、猫カップ

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夕日、砂浜、モアイ像

 松山自動車道の伊予ICから国道378号線を南西に10km、 愛媛県西部の旧双海町(現伊予市双海町)に本駅「ふたみ」はある。 道中はインターを降りてからしばらくの間は山間の風景。 6km程進んだとき、何の前触れもなくいきなり右前方に大海原の風景が現れる。 この山から海に変わる風景は何とも言えないドラマティックなもの。 その後は本駅まで、途切れることがない海の風景になる。 別名「夕やけこやけライン」と呼ばれるこの道路は絶景そのもの。 夕方に訪れた方は真っ赤に染まる夕日の景色を堪能することが出来るだろう。
 本駅は道の駅制度が制定された1年後の1994年にオープンした古参の道の駅。 ただ、施設の老朽化により2020年6月に一旦営業を終了。 全面改装工事を経て2021年4月に再オープンした「古くて新しい道の駅」である。 昔から変わらない本駅の特徴は「本駅から見る見事な夕日」「美しい砂浜」、そして謎(?)の「モアイ像」。 リニューアル後に新たに加わったのは5つのフードストア。 既存のレストランを含めて食事の選択肢が6つに広がった。 リニューアルオープン後はコロナ禍にも関わらず客足は好調。 まだ改装後初年度の正確な利用客数は発表されていないが、月3万人程度の客を集めている模様。 管理元の伊予市によると、コロナ禍明けには年間50万人の集客を目標として、 将来的には100万人の集客を目指しているようだ。 愛媛県西部には「八幡浜みなっと」 「うわじま きさいや広場」といった人気で魅力的な道の駅もある。 今後、愛媛県西部の海岸沿いは絶景ドライブコースと共に道の駅巡りの黄金ロードになりそうな気がする。

双海のストレートジュースが人気

 まず本駅の物産館だが、旧双海町の特産品を販売する物産館、愛媛県全般の商品及び一般的な食料品を扱う物産館の2つに分かれている。 旧双海町の特産品を扱う物産館は「イベントホール」と呼ばれる建物の中にあるので、忘れずにチェックしたい。
 旧双海町の商品は双海の柑橘類で作った「双海のストレートジュース」が人気。 「双海のマドンナジュース」「双海の甘平ストレートジュース」「双海のせとかストレートジュース」 「双海のポンカンストレートジュース」の4つの種類がある。 値段は大きな瓶(2リットルくらい)入りで2,130円~。 個人的には500mlとか、180mlとか小さい単位でも販売して欲しいと感じる。 家族連れ、または大人数で本駅を訪れた方は、2リットル瓶をシェアして味わうのも良いのかも知れない。 本駅から西の海上に見える「猫の島」として有名な青島の土産品も販売。 猫の絵柄がプリントされたクッキー「今日の猫模様」、 ぶら下がりカップの「猫カップ」、コーヒーカップにぶら下がる「猫クッキー」等が販売されている。
 愛媛県全般の特産品としては海産物加工品が目に付く商品。 商品名だけで涎が出そうな「そのまんまちりめん」「そのまんまエビ」「そのまんま貝柱」、 「しらす雑炊」や「はもチップス」もある。 パンの耳をかりんとうのようにした「パン飴」は道の駅では珍しい商品。 幻の果物「愛媛ポポー」を使った「ポポーせんべい」も味わって見たい商品である。

「食」の施設はとても多彩

 本駅の「食」の施設は以前から存在するレストラン「モンドブルー」、 2021年のリニューアルで新たに加わった「海風ごはん通り なだなだ」の2つ。 「海風ごはん通り なだなだ」には5つの店舗が入っており、合計6つの店舗から好みの料理を選択することが出来る。
 レストラン「モンドブルー」では「双海の日替わりランチ(1,000円)」が人気のメニュー。 双海町で水揚げされる新鮮な魚介類を中心に双海の地元食材を使った料理を味わうことが出来る。 このメニューはランチタイム限定(11時~14時)のため、この料理を味わいたい方は訪れる時間に注意する必要がある。 イカ墨を入れて真っ黒にした「シーモンドカレー(1500円)」も人気のメニュー。 ハモを使った「ハモカツカレー(1500円)」も味わうことが出来る。 このレストランのウリは料理だけではない。2階にある店舗からは見晴らしが抜群。真っ青な海の景色を満喫できる。
 「海風ごはん通り なだなだ」には5つの店舗。 入り口側から順に紹介すると…、 「TSUYAKICHI」では「ラーメン(750円)」「カレー(700円)」が店の看板メニュー。 「揚げもの一番」では「じゃこ天(150円)」「鶏唐揚げ(400円)」が人気。 「ラ・マーレ」はイチゴ、マンゴー等のスムージー(各550円)が人気で「双海のブレンドコーヒー(400円)」も評判。 「Two Seas Hi Shop」では「カツサンド」や雑貨を販売。 「上灘水産」では「しらす丼(500円)」「ネギトロ丼(600円)」を味わうことが出来る。 また、「上灘水産」では双海町水揚げの鮮魚も販売されている。


道の駅看板

道の駅看板。但し、この矢印の先にある駐車場は午後10時まで。 夜間利用の方は100m北にある駐車場を利用する必要がある。

高台から見た駅施設

高台から見た駅施設。駅の向こうに見える海は瀬戸内海西部の伊予灘。

駅施設遠景

駅施設遠景。駐車場から駅施設に向かう絶景の木製橋はリニューアル後も健在。

物産館とレストラン

物産館(1階)とレストラン(2階)が入る建物。 縦長の建物で、写真で見る印象よりも全然広い。

海風ごはん通り なだなだ

リニューアル後に加わった「海風ごはん通り なだなだ」。写真はしらす丼が名物の「上灘水産」。

シーサイド海水浴場

道の駅に面する「シーサイド海水浴場」。道の駅には足洗い場もある。

夕やけこやけの赤とんぼ碑

砂浜にある「夕やけこやけの赤とんぼ碑」。年に数日、真ん中の穴に夕日が差し込む絶景を見ることが出来る。

モアイ像

駅裏にあるミニチュアのモアイ像。夏至、春分&秋分、冬至の日没の方向を示しているらしい。

近隣のお勧め宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①HOTEL AZ 愛媛伊予店
 [MAPCODE] 234 879 222*06
 (口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から北東に11km
 - 料金(朝食付き1人4,800円、2人計8,000円~)
 - 2食付きプランもあり
 - 2020年12月オープンの新しいホテル

   

■②いよプリンスホテル
 [MAPCODE] 53 009 617*34
 (口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北東に12km
 - 料金(朝食付き1人4,200円、2人計7,700円~)
 - 温泉あり/2食付きプランもあり

   

■③ウェルピア伊予
 [MAPCODE] 53 071 010*70
 (口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北東に12km
 - 料金(朝食付き5,455円~)
 - 2食付きプランもあり

   

■④冨屋金兵衛邸
 [MAPCODE] 204 672 899*88
 (口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南西に17km
 - 料金(1人9,273円、2人計16,182円~)
 - 朝食付きプランもあり[+546円/人]
 - 脱藩龍馬が、四国路最後の夜を過ごした宿
 - 猫の楽園「青島」に最も近い宿

   

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)