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(愛媛県の道の駅 no.25)

道の駅 八幡浜みなっと


道の駅「八幡浜みなっと」施設情報

駅名 八幡浜みなっと(やわたはまみなっと)
住所 愛媛県八幡浜市沖新田1581-23
コード 204 125 616*30
駅名の由来 「八幡浜」は市名より、「みなっと」は「みんな」と「みなと」をかけた言葉。
施設 物産館、農作物直売所、海産物直売所、パン工房、喫茶店、フードコート、(隣接施設)どーや市場、どーや食堂
休館日 1/1
(フードコート 1/1、水曜日[祝日と重なる場合は営業])
(喫茶店 1/1、火曜日[祝日と重なる場合は営業])
(どーや市場/食堂 1/1~1/4)
営業時間 8:30~18:00[スタンプは9:00~21:30]
(フードコート 10:00~15:00[土日祝は16:00まで])
(パン工房 8:30~15:00[土日祝は16:00まで])
(喫茶店 8:00~16:30)
(どーや市場 8:00~16:00)
(どーや食堂 7:00~14:00)
道の駅のお土産 日野出豚カレー八幡浜ちゃんぽんじゃこ天ソーセージ、じゃこ天ごはん、おつまみじゃこ天、じゃこカツ、 柑橘ジュース各種(みかん/愛果28号/紅まどんな/はるか/ポンカン/等)、清見オレンジ一口ゼリー、栗どら焼き、 高級栗菓子「罪深き栗」、旬のちゅうちゅうゼリー、鯛めしの素、赤タルト、黒タルト
道の駅グルメ 八幡浜ちゃんぽん、石焼きちゃんぽん、八幡浜農園プレート、八幡浜ロコモコプレート、浜千鶏のオムライス、 濃厚焼きカレー、シュシュ特製シフォンケーキ、【以下、どーや食堂で提供】特選海鮮どーや丼

・隣接の「どーや市場」「どーや食堂」は朝から大人気

どーや市場で朝から盛り上がり

 松山自動車道の大洲北只ICから国道197号線を西に13キロ、 愛媛県西部の八幡浜市に「道の駅 八幡浜みなっと」はある。 インターからの道中は最初の7kmは山林とトンネルの中を進む道。 やがて千丈川沿いに開けた平地が現れ、先に進むにつれて賑やかな繁華街に変わっていく。 道の駅周辺も繁華街のど真ん中。九州への玄関口となる八幡浜港フェリー乗り場にも隣接している。 なお、本駅はみなとオアシスの認定も受けている道の駅である。

道の駅 八幡浜みなっと | 入り口にある看板
道の駅入り口にある「みなとオアシス」の看板。 本駅は道の駅とみなとオアシスの両方に認定された施設である。
 一般的に港の朝は早いが(フェリーの第1便は朝5時50分)、本駅の施設も朝が早いのが特徴。 道の駅隣接の「どーや市場」は朝8時から、「どーや食堂」は朝7時から。 共に大人気の施設であり、本駅は早朝から盛り上がりを見せる道の駅である。
 「どーや市場」では八幡浜港水揚げの新鮮な魚介類を販売。16もの店舗が入り、魚市場ならではの威勢の良い掛け声が響いている。
 「どーや食堂」では限定50食の「海鮮丼」が人気。漁港の食堂ならではの新鮮な魚介を安価(1100円)で味わうことが可能。 少し贅沢をするならば「特選海鮮どーや丼(2500円)」は如何だろうか。 旅の良い思い出になるのは間違いないところだろう。

道の駅 八幡浜みなっと | フェリー乗り場
本駅は別府港、臼杵港行きのフェリー乗り場に隣接。別府行きは1日6便、臼杵行きは1日7便。 四国+九州道の駅巡りにも便利。別府までは普通自動車(5m未満)で15,800円、臼杵までは14,100円(別途、燃油調整金が必要)。
道の駅 八幡浜みなっと | どーや市場
16の鮮魚店が入る「どーや市場」
道の駅 八幡浜みなっと | どーや食堂
港の朝食を楽しむ「どーや食堂」。朝7時から10時は朝メニュー、10時から14時は昼メニューが提供されている。

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・道の駅「八幡浜みなっと」の名物商品

物産館では名物がたくさん

 本駅は農水産物直売所を兼ねた物産館パン工房喫茶店フードコートみなと交流館から成る道の駅。 隣接施設として上述の「どーや市場」「どーや食堂」がある。 パン工房は15時まで、フードコートは16時までとこの2店は閉店時間が早いが、その他の店は概ね18時まで営業(喫茶店は16時30分)。 朝は「どーや市場/食堂」の独壇場の本駅だが、昼から夕方はこれらの施設で大いに盛り上がっている。

道の駅 八幡浜みなっと | アゴラマルシェ
農水産物直売所を兼ねた物産館「アゴラマルシェ」
 まず物産館「アゴラマルシェ」だが、この店は話題充分で魅力的。 SNSでも常に話題の中心になっている。
 まず、一つ目の魅力だが、愛媛県の都市伝説にもなっている「蛇口ジュース」。 ひねると水ではなく、みかんジュースが出てくるという驚きの蛇口。一般的には松山空港が知られているが、 道の駅巡りの途中で楽しむならば本駅。コップ1杯で400円、ジョッキサイズなら700円で飲むことが出来る。
道の駅 八幡浜みなっと | 蛇口ジュース
アゴラマルシェの入り口付近にある「蛇口ジュース」。蛇口をひねるとみかんジュースが出てくる。
 店の奥に少し進むと「じゃこ天売り場」が現れる。これもこの店の魅力の一つ。 「じゃこ天」と言えば愛媛を代表するローカルグルメだが、 ここでは「じゃこ天ソーセージ(250円)」「じゃこ天ごはん(378円)」「おつまみじゃこ天(150円)」がズラリと並んでいる。 私は「じゃこ天ソーセージ」を食べてみたが、これが中々美味しい。 魚肉すり身に13%、じゃこ天がブレンドされたもの。 ソーセージなのにじゃこ天の味と風味が伝わってくる。 この「じゃこ天ソーセージ」は本駅の人気No.1商品になっているそうだ。
道の駅 八幡浜みなっと | じゃこ天ソーセージ
本駅の人気No.1商品の「じゃこ天ソーセージ」
 店の一番奥に進むと見えてくるのは本棚のような不思議な空間。 近づいてよく見てみるとここに並んでいるのは縦に並べられた全国のカレー。 そう、これは「本棚カレー」。北海道から九州まで、各地のご当地カレーが約150種類並んでいる。 その本棚の中で1/3くらいを占めているのが八幡浜市のご当地「日野出豚カレー(662円)」。 最近になって「じゃこ天ソーセージ」に人気No.1の座は譲ったものの、それ以前は断トツの本駅の人気No.1商品。 八幡浜産のみかんジュースに漬け込んだ地産の豚肉「日野出豚」が入っている。 豚肉がとても柔らかいのが特徴で、豚肉がたくさん入っているのも嬉しい。
道の駅 八幡浜みなっと | 日野出豚カレー
カレー本棚に並んでいるのは八幡浜ご当地カレーの「日野出豚カレー」。 過去に長らく本駅の売上No.1だったロングセラー商品である。
 そしてもう一品、忘れてはならないのが「八幡浜ちゃんぽん生麺(2食入り540円)」。 後述するが八幡浜市のご当地料理と言えば「八幡浜ちゃんぽん」。 自宅で八幡浜ちゃんぽんを再現可能な生麺が本駅で販売されている。
 その他に「栗どら焼き」「罪深き栗」など、栗を使ったスイーツも本駅の人気商品。 おやつグランプリで日本一に輝いた「旬のちゅうちゅうゼリー」や約200種類も並ぶ柑橘ストレートジュースコーナーもある。 じゃこカツの実演販売の店お肉屋さん、石窯を使ったパン工房もあり、 それぞれ大勢の客を集めている。
道の駅 八幡浜みなっと | 八幡浜ちゃんぽんの生麺
八幡浜市の郷土料理と言えば「八幡浜ちゃんぽん」。 自宅でその味を再現可能な生麺が販売されている。

・道の駅「八幡浜みなっと」のグルメ情報(八幡浜ちゃんぽんが大人気)

「食」の施設では八幡浜ちゃんぽんが人気

 本駅の「食」の施設は物産館「アゴラマルシェ」内にあるフードコート、別棟にある喫茶店「カフェ シュシュ」、 どーや市場内にある「どーや食堂」の3店舗。 「どーや食堂」は上述したので、ここでは「フードコート」と「カフェ シュシュ」について紹介したい。
 まず面白いのはこの2つの店はどちらも八幡浜市の郷土料理「八幡浜ちゃんぽん」を自慢のメニューにしていること。 普通、隣同士の店だと(特に道の駅構内の)、お互いに遠慮して違うメニューを提供するものだが、 この2店は真っ向「八幡浜ちゃんぽん」で勝負。しかもどちらも八幡浜ブランド「日野出豚」を使ったちゃんぽんを提供。 食べ比べが可能になっている。
 もう一つ面白いのはフードコートの「ちゃんぽんタイム」。 フードコートでは50種程度の多彩なメニューを提供しているが、 9時~11時、及び15時~16時はちゃんぽんだけを提供する「ちゃんぽんタイム」。 ちゃんぽんへの思い入れの強さが伺われる。

 フードコートでは「八幡浜ちゃんぽん(800円)」が断然一番人気のメニュー。 「日野出豚肉ちゃんぽん(1000円)」「海鮮あんかけちゃんぽん(1000円)」「特製味噌ちゃんぽん(900円)」 「やみつき!だるまや味噌ちゃんぽん(900円)」等を提供。 「角煮丼」「海鮮丼」「みなっと鯛めし」「愛あぶり丼」等の料理も提供している。

 喫茶店「カフェ シュシュ」の人気メニューは「石焼きちゃんぽん(1000円)」。 特徴は八幡浜では唯一の熱々石焼であること。日野出豚も入っている。 その他、「八幡浜農園プレート(1600円)」「八幡浜ロコモコプレート(1050円)」「浜千鶏のオムライス(1000円)」 「濃厚焼きカレー(1100円)」等を提供。「シュシュ特製シフォンケーキ(470円)」等、スイーツ類も提供している。

道の駅 八幡浜みなっと | 喫茶店「カフェ シュシュ」
喫茶店「カフェ シュシュ」。名物は「石焼きちゃんぽん」。
 ところで、フードコートの営業時間は16時まで、喫茶店の営業時間は16時30分まで、 夕方や夜間に到着した人は「八幡浜ちゃんぽん」を味わうことが出来ないと思われるかもしれない。 しかし、本駅は街中の道の駅。市内の繁華街には八幡浜ちゃんぽんを提供する店が46軒も存在する。 夜間に到着された方は、本駅に少し車を停めて、八幡浜ちゃんぽんを求めて夜の町に繰り出してみるのは如何だろうか。
 本駅の観光案内所(みなと交流館)には「八幡浜ちゃんぽん地図」がある。 地図を見ながら散策すれば道に迷うことは無いだろう(46軒もあるのでどの店に行くかは悩みどころだが)。 ちなみに八幡浜ちゃんぽんの定義は「あっさり風味のスープに太目の中華麺、豚肉と野菜がたっぷり入っている」というもの。 トッピング、味付けは店により異なるので、ネット検索して店を探すのも良いかも知れない(自由気ままに自力で探すのも結構面白い)。 私は「浜味館あたご」で提供されている八幡浜ちゃんぽんを食べてみた。 エビ、イカ、じゃこ天等の海産物のトッピングが豊富。かなり美味しかった。

浜味館あたごの八幡浜ちゃんぽん
料理店「浜味館あたご」の「八幡浜ちゃんぽん」(2016年11月撮影)。 エビ、イカ、じゃこ天等の海産物トッピングが特徴。当時の価格で850円とかなり格安だった。

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「道の駅 八幡浜みなっと」近隣の宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。道の駅から近い順に番号を付けています。)

■①八幡浜センチュリーホテルイトー
 [MAPCODE] 204 126 542*72
 (口コミ平均3.6点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から東に600m
 - 料金(1人6,182円、2人計10,546円~)
 - 食事付きプランもあり
 - 宇和島名物の鯛めし、宇和島ちゃんぽんが人気

   

■②スーパーホテル八幡浜 天然温泉 みかんの湯
 [MAPCODE] 204 126 482*46
 (口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から東に600m
 - 料金(朝食付き1人6,364円、2人計10,910円~)
 - 温泉あり
 - 【注】駐車場は先着順33台。満車の場合は近隣のコインパーキング(客負担)を利用。

   

■③ハーバープラザホテル
 [MAPCODE] 204 126 724*30
 (口コミ平均3.8点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から北東に900m
 - 料金(1人6,364円、2人計10,910円+[P料金300円]~)
 - 食事付きプランもあり
 - 客室から見る宇和海に沈む夕日の絶景
 - 【注】駐車場は要予約

   

■④大正湯
 [MAPCODE] 204 126 471*23
 (口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から東に1km
 - 料金(1人2,364円、2人計4,728円~)
 - 銭湯の2階にある簡易な宿
 - 銭湯の料金(通常450円)込みでこの安さ!

 

■⑤COZY HOTEL NUKUI yawatahama
 [MAPCODE] 204 127 620*28
 (口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から東に2km
 - 料金(1人6,591円、2人計9,328円+[P料金1,000円]~)
 - 食事付きプランもあり
 - サウナ付き大浴場あり

   

■⑥千鳥の荘「風の樹」
 [MAPCODE] 204 065 422*80
 (口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南に5km
 - 料金(1人9,000円、2人計17,000円~)
 - 食事付きプランもあり
 - 海を見下ろす高台にある古民家の宿

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)