(愛媛県の道の駅 no.23)
道の駅 うわじま きさいや広場
駅名 | うわじま きさいや広場(うわじま きさいやひろば) |
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住所 | 愛媛県宇和島市弁天町1丁目318-16 |
コード | ![]() |
駅名の由来 | 「うわじま」は市名の宇和島市より。「きさいや」とは愛媛県南予地方の方言で「来てください」の意味。 |
施設 | 物産館、農作物直売所、海産物直売所、パン工房、ROYCE'チョコレートコーナー、フードコート、牛鬼館、真珠館 |
休館日 | 1/1 |
営業時間 | 9:00~18:00 (フードコート 10:30~16:00) |
道の駅の特産品 | 宇和島銘菓「蜜饅頭」「大番」「伊達ろまん」「千日餅」「真珠のささやき」「もーにくん」「闘牛饅頭」「唐饅頭」、 吉弘菓子舗のタルト、牛乳キャラメル、鯛めしの素、鯛ふりかけ、鯛みそラーメン、じゃこめし、柑橘ゼリー、 柑橘ジュース各種、小鯛浜焼き、かわはぎロール、ROYCE'チョコレート、河内屋の蒲鉾 |
年間利用客は121万6千人
松山自動車道の宇和島朝日ICから国道56号線を南に500m、或いは松山自動車道の宇和島坂下津ICから国道56号線を北東に800m、
愛媛県南西部の宇和島市に「道の駅 うわじま きさいや広場」はある。
まず、アクセス上の注意点だが宇和島朝日ICと宇和島坂下津ICは共に一方方向から乗降可能なハーフインター。
北からアクセスの場合は宇和島朝日ICで、南からアクセスする場合は宇和島坂下津ICで降りる必要がある。
もう一点、本駅は道の駅ではお馴染みの国土交通省の道の駅看板が存在しない。
特に高速道路の陰になる北側からのアクセス時は右折する場所に要注意。
「新内港」の案内看板が出ている交差点で右折する必要がある。
本駅には国土交通省の道の駅看板は存在しない。南側からアクセスする場合はこの大きなオリジナルの看板が目印。
北側からアクセス時はこの看板は見えないので「新内港」の案内看板を目印にするのがベター。
駐車場と駅施設。私が訪れたのは月曜日の午前10時頃。平日であれば駐車場待ちはほぼ発生しない。
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宇和島銘菓が勢揃い
本駅は大まかに言うと物産館、海産物直売所、パン工房、フードコートから成る全国によく見られる一般的な道の駅の施設構成。
ただ、細かく見ると物産館には四国では唯一となるロイズチョコの直売コーナーがあったり、
海産物直売所が2店舗、フードコート内に3店舗が入る等、多彩な施設構成が特徴。
見る施設として真珠館、牛鬼館も存在。楽しみの多い道の駅になっている。
まず物産館の紹介だが、圧倒的に目に付くのは宇和島銘菓の品揃え。
どこの市でも2~3種類位のご当地銘菓があるものだが、本駅で販売されている宇和島銘菓は10種類以上。
しかも、それら全てが愛媛県を代表する銘菓になっているのだから、お土産の選び応えがあると言えるだろう。
幾つか紹介すると、まずは蜂蜜の香りが良く効いた焼き饅頭の「蜜饅頭(110円)」。
宇和島産のみかんと蜂蜜を練りこんでフレッシュバターと共に焼きあげた「伊達ろまん(130円)」。
山芋とグラニュー糖と観梅粉が表面を覆う餡入りカステラの「大番(120円)」。
私は上記の3つを購入したがとても美味しい。
今回は購入を見送ったが「千日餅」「真珠のささやき」「もーにくん」「唐饅頭」「牛乳キャラメル」「闘牛饅頭」「吉弘菓子舗のタルト」等の宇和島銘菓も販売。
これらの商品は全て単品で販売されているのも嬉しい限り。低予算でいくつもの宇和路を銘菓を味わうことが出来る。
近隣市町村の銘菓もあるので、銘菓が好きな方には宝箱のような道の駅と言えるだろう。
物産館では宇和島銘菓の「大番」「蜜饅頭」「伊達ろまん」等が販売されている
宇和島ご当地料理の「鯛めし」を自宅で簡単に作ることが可能な「鯛めしの素(1296円)」も販売
ロイズチョコの店は北海道当別町から直送の本場のロイズチョコを販売。
物産館の外にも専門のブースがあり、ここではロイズのソフトクリームが販売されている。
手作りパン工房みなみはグルテンフリー(小麦不使用)の「みなみブレッド」が人気。モチモチとした米粉パンもある。
秀永水産は宇和海の鮮魚を使った刺身、寿司を提供。「太刀魚の巻焼」など、この店ならではの商品もある。
東海林鮮魚店は宇和海の新鮮な魚介類を販売する店。「さば寿司」等の総菜類も販売している。
あこやひめは愛媛の食材を使ったお手軽総菜を販売する店。
一番人気は「パールコロッケ」。真珠にも使われるアコヤ貝の貝柱を使った、おそらく日本でここだけのコロッケである。
河内屋蒲鉾店は嘉永元年(1848年)創業の老舗の蒲鉾店。
愛媛名物の「じゃこ天」が大人気になっている。
ロイズチョコの店。写真の専用ブースではロイズのソフトクリームを販売。 物産館内にも店舗があり、そこでは北海道から直送のロイズチョコが販売されている。
手作りパン工房みなみ
フードコートでは海の幸を使ったメニュー
本駅のフードコートには「かどや」「ほづみ亭」「わびすけ」の3つの店舗が入る。
この3店舗、いずれも海の幸を使ったメニューを主に提供。
メニューも3店舗間で被り気味で、初見ではどの店を選ぶのが良いか、判断が中々難しい。
敢えて違いを探すとすれば麺類メニューの比率だろうか。
「かどや」は5割、「わびすけ」は2割、「ほづみ亭」は1割くらい。
なお、このフードコートの名物はご当地料理の「宇和島鯛めし(1650円)」と「宇和島さつまめし(1450円)」だが、
3店舗が日によって交代で担当しているのも面白いところである。
「かどや」の人気メニューは「宇和島ちゃんぽん(850円)」と「鯛だし塩ラーメン(850円)」。
「ほづみ亭」の人気メニューは特製タレをぶっかけた海鮮丼「ぶっかけ!ひぶりめし(1150円)」。
「わびすけ」の人気メニューは「宇和島漁師の漬け丼(1080円)」。
海鮮丼等の海鮮料理は各々名称は異なるものの、3店舗のどの店でも提供されている。
なお、「かどや」は木曜日、「ほづみ亭」は水曜日、「わびすけ」は火曜日が定休日。
いつ訪れてもいずれかの店は営業しているので、その点は安心である。
3店舗が入るフードコート「食のひろば」
私は「しらす丼」を味わってみた。なかなか美味。
一足伸ばして近隣の絶景スポットへ
年間121万人超えの大人気の本駅だが、本駅近隣には絶景スポットもたくさん。
一足延ばしてこれらのスポットに訪れるのは如何だろうか。
まず、一つ目は道の駅から1キロの距離にある宇和島城。
1601年に築城(1666年に建て替え)された宇和島城は日本に12しかない現存の天守閣を持つ。
私は少し時機を逸したが、天守閣を取り囲むように咲く桜並木も美しいらしい。
道の駅からの距離1kmは徒歩範囲だが、登城の道も結構長いので、近隣まで車で移動して有料駐車場(1時間100円)を利用するのがお勧めである。
道の駅から約1キロの場所にある宇和島城
この段畑の特徴は怖いくらいの急勾配。斜面の角度は50度はありそう。
おそらく、この光景は日本でここだけ。
段畑の最上段から見る宇和海はとても美しい。
一度は訪れてみるのは如何だろうか。
道の駅から約20キロの場所にある遊子水荷浦の段畑
遊子水荷浦の段畑を横から。急勾配ということが分かる。
遊子水荷浦の段畑の最上段から宇和海を臨む。足がすくみそうな感じ。
道の駅に戻って真珠館を見学。宇和島を代表する7つの真珠店の商品が並ぶ。
道の駅構内には牛鬼館もある。「うわじま牛鬼まつり」で使われる高さ3mの牛鬼が展示されている。
牛鬼館に展示されている牛鬼
「道の駅 うわじま きさいや広場」近隣の宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。道の駅から近い順に番号を付けています。)■①ホテル イシバシ
[MAPCODE] 176 187 228*04
(口コミ平均3.7点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から東に300m
- 料金(1人4,364円、2人計7,274円~)
- 食事付きプランもあり


■②ホテルCORAL宇和島
[MAPCODE] 176 186 659*56
(口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北西に800m
- 料金(1人4,546円、2人計8,182円~)
- 7階に宇和海を臨む展望風呂あり
- 1階にコンビニ有り


■③宇和島オリエンタルホテル
[MAPCODE] 176 188 785*62
(口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北東に900m
- 料金(1人5,455円、2人計9,000円~)
- 朝食付きプランもあり


■④宇和島ターミナルホテル
[MAPCODE] 176 188 585*36
(口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から北東に1km
- 料金(1人5,091円、2人計8,000円~)
- 朝食付きプランもあり
- 楽天トラベルアワードで銅賞受賞の宿


上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)