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(愛知県の道の駅 no.18)

道の駅 したら

駅基本情報
駅名 したら
住所 愛知県北設楽郡設楽町清崎字中田17-7
駅名の由来 町名の設楽町より
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、コンビニエンスストア、出店、日本酒体験工房、 奥三河郷土館、廃線車両展示施設、観光ヤナ
特産品 絹姫サーモン、絹姫サーモン燻製、絹姫サーモンの昆布巻き、鮎の甘露煮、ニジマス甘露煮、 アマゴ甘露煮、ルネッサンストマト、寒狭川鮎焼き、トマト味噌、田峯茶、したらん味噌からめ、 いぶりタケノコ、けんちゃん米、東栄チキン、清酒「蓬莱泉」

町内3つ目の道の駅

 新東名高速道路の新城ICから国道257号線を北に25km、愛知県北東部の設楽町に本駅「したら」はある。 国道257号線は清流の豊川に沿って上流に遡る道路。 道中は森林の中を走る大自然の中のドライブだが、その殆どは道幅1.5車線と狭いので運転には注意が必要だ。 なお、途中、県道436号線→県道32号線→県道389号線を使ってショートカットする方法もある。 こちらは全行程で20km、道幅も片側1車線(両側で2車線)が確保されているので運転も安心である。
 さて、本駅は2021年5月オープンの新しい道の駅。 町内では「つぐ高原グリーンパーク」 「アグリステーションなぐら」に次いで3つ目の道の駅である。 既に設置されている2つの道の駅は小規模だが、 本駅は併設の奥三河郷土館と併せて総事業費19億円を掛けた本格的な道の駅。 2026年完成予定の設楽ダムに関わる水源地域振興事業助成金および水源地域整備事業県負担金を活用した「ダム交付金による道の駅」である。
 問題は本駅が19億円を掛けて建設したことに相応しい経済効果を産むかどうかだが、 設楽町によると2021年5月~6月は想定を上回る客が詰め掛け出足上々とのこと。 7月以降はコロナ禍再燃のため客足が鈍ったようだが、設楽町を活性化させ奥三河の観光の起爆剤になるポテンシャルはありそう。 今後に期待したい道の駅である。

「絹姫サーモン」が特産品

 本駅は農作物直売所を兼ねた物産館、レストラン、出店、日本酒体験工房、奥三河郷土館からなる施設構成。 廃線となった豊橋鉄道田口線の車両も展示されている。 また、道の駅施設には含まれないが、コンビニエンスストア、観光ヤナ、ヤナに掛かった魚を味わう食事処(八雲苑)も隣接しており、 とても施設は充実している。
 物産館で目に付くのは「絹姫サーモン」を使った商品。 「絹姫サーモン」とはニジマスとアマゴを掛け合わせた設楽町オリジナルのサーモン。 従来のサーモンと比較して独特のサーモン臭が無く、またハマチに似た食感を楽しむことが出来る。 本駅の物産館では「絹姫サーモンの燻製」「絹姫サーモンの昆布巻き」が販売されている。 「絹姫サーモン」以外にも設楽町ならではの商品がたくさん。 「したらんみそ絡め」「椎茸バター醤油ソテーチップス」「燻りたけのこ」「鮎の炊き込みご飯」等が販売されている。
 農作物直売コーナーでは第33回日本農業賞で優秀賞を受賞した「ルネッサンストマト」が人気の商品。 ルネッサンストマトを用いた本駅完全オリジナル商品の「トマト味噌」もある。 設楽町北部の津具高原で生産された米「けんちゃん米(ミネアサヒ)」も人気の商品。 設楽町田峯地区の山間部で育てられた「田峯茶」も本駅ならではの商品である。

設楽の名物を味わうレストラン

 本駅の「食」の施設の中心となるのはレストラン「清嶺食堂」。 設楽町の名物を味わうことが出来る人気のレストランである。
 人気のメニューは「絹姫サーモン尽くし定食(1200円)」。 上述の設楽町発祥の「絹姫サーモン」を用いた料理だが、実は「絹姫サーモン」は生食が最も美味しいとされる食材。 「絹姫サーモン」の本当の美味しさを味わうなら、本レストランを利用するのがお勧めである。 「絹姫サーモン尽くし定食」は刺身とフライがセットになったもの。 特に絹姫サーモンの刺身はハマチと勘違いするような歯ごたえのある食感を堪能できる。
 設楽町産のトマトを使った「スパイシートマトカレー(850円)」も本駅ならではのメニュー。 設楽町の地酒の「蓬莱泉(ほうらいせん)」の地酒が入った「トマトチキンカレー(850円)」、 鹿肉を贅沢に使った「森の恵みまぜそば(1100円)」も味わってみたいメニューである。
 物産館の入り口には軽食を販売する出店がある。 ここでは「胡桃だれ五平餅(350円)」「超あらびきフランク(400円)」等が提供されている。
 ところで、本駅を訪れる観光客のお目当ての多くはレストランで味わう「絹姫サーモン尽くし定食」。 ただ、このメニューは数量限定のため昼前には売り切れることが多い。 それでも「絹姫サーモン」を味わいたい方は道の駅の近くにあるレストラン「八雲苑」を訪れてみるのは如何だろうか。 ここでも絹姫サーモン(絹姫サーモン丼)を味わうことが出来る。 その他、わらじサイズの「大五平餅」やジビエ料理も提供。 観光ヤナ場が併設されており鮎のつかみ取りを楽しむことも可能である。 つかんだ鮎はその場でバーベキューで味わうことが出来る。

奥三河の暮らしを伝える奥三河郷土館

 本駅のその他の施設についても簡単に紹介したい。 物産館が入る建物のすぐ横にある立派な2階建ての建物は奥三河郷土館。 実は本駅の総建設費19億円のうち、14億円は奥三河郷土館の建設費。 全国各地に点在する一般的な郷土館とは比べ物にならないくらいの広さ、豪華さが特徴である。 展示内容は設楽町域の自然や生き物、大地の成り立ち、文化、芸能、産業など多岐に渡る。 入館料は一般300円、小中学生は150円。入場料に見合う展示になっていると個人的には思う。 なお、奥三河郷土館の1階は入場無料エリア。 ここには設楽地区に存在した古民家が展示されている。
 物産館の向かい側には廃線になった豊橋鉄道田口線の車両が展示されている。 1968年に廃止となった田口線だが、本駅に展示されている車両は50年近く前の車両とは思えないくらい保存状態が良い。 車両内には切符、鋏など、田口線の思い出の品も展示されている。 椅子に座ることも可能なので、ここで休憩を取ることも可能である。
 物産館の2階では設楽町の地酒「蓬莱泉(ほうらいせん)」の日本酒作り体験も可能である。 酒米を洗い、蒸して、仕込んで、搾るという日本酒造りの一連の作業を体験可能。 仕込んだお酒は持ち帰りが可能で、自分で作った酒を飲むという貴重な体験が出来る。 日本酒作り体験は要予約。4,400~6,600円(参加人数で1人当たりの金額が変動)で体験できる。



道の駅看板

道の駅看板。満車時は矢印とは反対側の第2駐車場へ。

オリジナル看板

駐車場入り口にある本駅オリジナルの看板

物産館とレストラン

物産館とレストランが入る駅施設。2階には日本酒作り体験がある。

奥三河郷土館

とても立派な奥三河郷土館。入館料は300円。1階は無料で見学できる。

古民家の展示

奥三河郷土館の1階には古民家が展示されている

出店

物産館入口付近には軽食を提供する出店がある。名物は「胡桃だれ五平餅」。

豊橋鉄道田口線の車両展示

廃線となった豊橋鉄道田口線の車両が展示されている

豊橋鉄道田口線の車両

車両の中には当時使われていた記念の品が展示されている。座席に座ることも可能。

駅裏から見える豊川

駅施設の裏を流れる清流の豊川。左側に観光ヤナ場が見える。

八雲苑

道の駅の近くにある食事処「八雲苑」。ここでも絹姫サーモンを味わうことが出来る。観光ヤナ場も併設。

近隣のお勧め宿泊施設

■新城市学童農園 山びこの丘
 (口コミ平均3.8点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から南に11km
 - 料金(2食付き1人12,273円、2人計22,182円~)
 - 絹姫サーモン/三河地鶏/鳳来牛を用いた夕食が評判

 

■民宿旅館 川合
 (口コミ平均4.9点/5点満点、お勧め度★★★)

 - 道の駅から南に13km
 - 料金(2食付き2人計24,000円~)
 - 山里会席料理が評判

   

■雲竜荘
 (口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南に14km
 - 料金(2食付き2人計24,000円~)
 - 奥三河の山の幸を用いた「山菜民芸料理」が評判

 

■湯谷温泉 旅荘みつい
 (口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南東に21km
 - 料金(2人計11,200円~)
 - 温泉あり/食事付きプランもあり
 - 楽天トラベルアワードで銅賞受賞の宿

   

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■民宿旅館 川合

奥三河の食材を用いた山里会席料理が評判の宿。春は山菜に焼き筍等、秋は松茸に天然鮎等、丁寧に仕上げた料理は絶品。 お風呂は人工ラジウム温泉でリラックス。


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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件、及び宿までの地図はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)