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(富山県の道の駅 no.05)

道の駅 井波

駅基本情報
駅名 井波(いなみ)
住所 富山県南砺市北川730
駅名の由来 市町村合併前の旧町名の井波町より
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、井波彫刻工房、井波彫刻総合会館、オリンピックおじさん展示場
特産品 井波彫刻作品(箸/花器/お盆/お椀/等)、栃の実せんべい、富山の麩(もち麩/すだれ麩/車麩)、柚子羊羹、 ホタルイカのピリ辛煮、五箇山そば、清流利賀そば、大門(おおかど)素麺、富山ブラックラーメン、炭うどん、 ドラえもん商品各種(ぬいぐるみ/ポーチ/タオル/ノート/等)

彫刻産業日本一の町

 北陸自動車道の砺波ICから国道156号線、途中から一般道に入って南へ合計8km、 富山県西部の旧井波町(現南砺市)に本駅「井波」はある。 本駅が位置する砺波平野南部地域は「散居村(田畑の真ん中にポツンと民家が配される)」と呼ばれる長閑な風景。 本駅までの道中も基本的には田畑の中のドライブだが、 最後の数キロの地点で、突然、大都会のような住宅密集地に飛び込むことになる。 この住宅密集地こそが井波町の特徴。平安時代初期まで遡る歴史と伝統の井波の街並みである。
 井波町の街並みは元々は瑞泉寺の再建を目指して建築や木彫りの職人が集まったもの。 この地に根を下ろした木彫り職人は「井波彫刻」という技術を確立し現在に至っている。 街中では木槌の音がどこからとなく聞こえて「残したい日本の音風景百選」にも選ばれている。
 本駅は井波彫刻を伝える道の駅。 駅入り口には見事な彫刻七福神。駅施設中央には井波彫刻・匠工房の見学路。 物産館の中には井波彫刻の展示販売施設。 そして、200点以上の井波彫刻の逸品が展示されている有料施設(500円)の「井波彫刻総合会館」。 作品の繊細さ、豪快さに思わず言葉を失ってしまう。 本駅を訪れた際は見事な井波彫刻の世界を満喫したい。

井波彫刻の世界を満喫

 本駅は物産館、農作物直売所、レストラン、井波彫刻・匠工房、井波彫刻総合会館からなる施設構成。 まずは本駅の中心となる井波彫刻に関する施設群を紹介したい。
 駅施設中央にあるのは井波彫刻・匠工房。 ここでは7つの工房、7人の職人が一心不乱に作業に取り組んでいる。 井波彫刻独特の木槌の音が心地よい。見学は自由だが、作業の邪魔にならないように静かに見学したい。
 物産館の奥にあるのは井波彫刻展示販売コーナー。 ここでは完成済みの井波彫刻製品を見学したり購入したりすることが出来る。 幅30cm位の井波彫刻の花器で15,400円。高価と言えば高価だが、作品の質を考えれば思ったほど高くないというのが私の印象。 井波彫刻のお盆、お椀、箸なら1,000円~3,000円程度で購入することが出来る。
 駅施設の一番奥にある井波彫刻総合会館(500円の有料施設)はまさに圧巻。 精巧で迫力のある獅子の像、高さ1mはあろうかというユニコーンの肖像など、 木槌と彫刻刀だけの手作りの作品とは思えないような作品が多数並んでいる。 写真撮影は禁止されているため、ここで作品を紹介できないのは残念だが、 本駅を訪れた際は、是非、井波彫刻の凄さを体感していただきたい。

風神10段ソフトクリームで人気沸騰中

 続いては道の駅の基本施設でもある物産館とレストランの紹介を。
 まず、物産館だが、富山県全般の特産品を販売。 「栃の実せんべい」「柚子ようかん」「ホタルイカのピリ辛煮」「白えび昆布」「大門素麺」 「富山ブラックラーメン」「清流利賀そば」等が販売されている。 本駅ならでは、という特産品が少ないのは少々残念だが、 逆に言えば県内の特産品の多くは本駅で販売されているので利便性があるとも言えるだろう。 敢えて県内の他の道の駅では見かけなかった商品を挙げるなら「富山の麩」だろうか。 「餅麩」「すだれ麩」「串麩」等、様々な形状の麩が販売されている。 あともう一つ「ドラえもんコーナー」。漫画家の藤子不二雄氏が富山の出身という縁で設けられている。 こちらのコーナーは道の駅「万葉の里高岡」の方が充実しているが、本駅でも多くのドラえもんグッズが販売されている。
 続いてレストランの紹介だが、こちらは2021年7月より販売を開始した「風神10段ソフト」が人気沸騰中。 正直、客が少ない本駅だが、このソフトクリームを求めて急激に客足を伸ばしている。 特徴は大きさ。何と通常サイズの3倍もある。それでいて値段はたったの200円。 私が訪れた時はサービス価格だったので今後、値段は改定されると思われるが、それでも人気は変わらないだろう。 道の駅「万葉の里高岡」でも販売されているが、本駅の方が待ち時間は少なく済みそうだ。 食事メニューでは「爆盛シリーズ」が人気。 信じられないくらいに盛り付けられた「爆盛ナポリタン」は880円。 びっくりするくらいに大きい「爆盛コロッケカレー」は980円。 「爆盛唐揚げ定食(980円)」もあるので大食いの方はチャレンジしてみるのは如何だろうか。 もちろん普通サイズのメニューもあるので小食の方も安心である。

オリンピックおじさんコーナーも

 本駅で異彩を放っているのは「オリンピックおじさんコーナー」。 「オリンピックおじさん」って誰?、と多くの人が思うかもしれないが、 4年に一度、夏のオリンピックが開催されるたびに袴姿に「JAPAN」と書かれた帽子を被り、 日の丸の扇子を片手に派手なアクションで日本選手団を応援していたあの人。 テレビで何度も取材されているので記憶にある人も多いだろう。 その人の名は井波町出身の山田直稔さん。 1964年の東京オリンピックを皮切りに、メキシコ、ミュンヘン、モントリオール、モスクワ…。 残念ながら2019年にご逝去されたため、2度目の東京オリンピック開催を迎えることが出来なかったが、 2016年のリオデジャネイロまで、合計14回のオリンピックで日本選手団を応援。 同時に世界中の人々と友好関係を築き、世界平和にも貢献した。
 本駅の「オリンピックおじさんコーナー」では、山田さんが使った14大会の応援旗(著名人や関係者のメッセージ入り)、 メダリストから山田さんに宛てたサイン色紙などが展示されている。 入場は無料なので立ち寄ってみるのは如何だろうか。



道の駅看板

道の駅看板

彫刻七福神

道の駅に入ってまず目につくのは高さ4mの井波彫刻で彫った彫刻七福神

駅施設

駅施設。物産館とレストランが入る。

田舎まんじゅうの売店

物産館の向かい側には「田舎まんじゅう」の売店

井波彫刻・匠工房

駅施設の中央付近に井波彫刻の匠工房がある。7人の職人が見事な彫刻の技を披露している。

井波彫刻総合会館

駅施設の奥には有料施設(500円)の井波彫刻総合会館がある。

井波彫刻の像

井波彫刻総合会館の横にも井波彫刻の大きな像がある

八乙女風神太鼓

こちらは写真撮影可能な八乙女風神太鼓

風神10段金箔ソフトクリーム

レストランで人気の「風神10段金箔ソフトクリーム」。金箔ではない「風神10段ソフトクリーム」もある。

井波彫刻の出展コーナー

物産館の奥にある井波彫刻の出展コーナー。観賞や購入が可能。

オリンピックおじさんコーナー

入場無料のオリンピックおじさんコーナー

近隣のお勧め宿泊施設

■越中井波 町屋旅館 古香里庵
 (口コミ平均4.8点/5点満点、お勧め度★★★)

 - 道の駅から西に700m
 - 料金(朝食付き1人12,500円、2人計18,600円~)
 - 温泉あり/2食付きプランもあり
 - 小学生以下の宿泊は不可

   

■東山荘
 (口コミ平均4.8点/5点満点、お勧め度★★★)

 - 道の駅から南西に800m
 - 料金(5,000円~)
 - 食事付きプランもあり
 - 創業元禄の美術館のような料理旅館

 

■鳥越の宿 三楽園
 (口コミ平均4.7点/5点満点、お勧め度★★★)

 - 道の駅から北東に2km
 - 料金(朝食付き1人15,000円、2人計20,000円~)
 - 温泉あり/ハイクラス/2食付きプランもあり
 - ミシュランガイドで最上級の評価を受けた宿

   

■庄川温泉風流味道座敷ゆめつづり
 (口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北東に2km
 - 料金(朝食付き2人計20,000円~)
 - 温泉あり/ハイクラス/2食付きプランもあり

   

🐶ペット旅

■おまき温泉スパガーデン和園
 (口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から東に4km
 - 料金(2食付き2人計21,182円~)
 - 温泉あり
 - ペット可のプランあり[追加料金+3,000円]

 

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