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(茨城県の道の駅 no.08)

道の駅 いたこ


道の駅基本情報
駅名 いたこ
住所 茨城県潮来市前川1326-1
コード 162 116 123*06
駅名の由来 市名の潮来市より
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、グラウンドゴルフ場、キッチンカー(土日のみ)
休館日 無休
(キッチンカー 土日のみ営業)
営業時間 9:00~19:00
(レストラン 7:00~16:30)
(キッチンカー 11:00~15:00)
道の駅の特産品 虹どら(どら焼き)、道の駅いたこ特製ヨーグルト、手焼き煎餅「健次郎焼き」、ザラメ煎餅、のり煎餅、 たがね餅、揚げたがね、揚げもち、和泉屋の漬物各種、酒まんじゅう、干し芋、焼いも、さつまいも甘納豆、 だるま納豆、そぼろ納豆、三角経木納豆、茨城レモンケーキ、鹿島アントラーズ関連商品

県南東部では最大規模の道の駅

 東関東自動車道の潮来ICから県道101号線を通って北に1km、茨城県南東部の潮来市に「道の駅 いたこ」はある。 本稿記載の2025年4月時点では東関東自動車道は本駅より北の潮来IC-鉾田IC間は未通の状態。 東京や千葉方面からのアクセスは良いが、茨城県北部からのアクセスはあまり良くない。 ただ、東関東自動車道は2026年度内に全通となる見通し。今後はどちらからでもアクセスの良い道の駅になる見通しである。

道の駅 | いたこ | 道の駅看板
道の駅看板
 以前は地味な道の駅が多かった茨城県。その中で本駅はまあまあの規模。 長らく本駅は「県内最大規模の道の駅」だった。 ただ、近年は「グランテラス筑西」や「常総」等、 県内に後発の大規模な道の駅が次々と誕生。 「県内最大の道の駅」と言う称号は譲った感じがする。
 ただ、県南東部に限定すれば現在も最大規模の道の駅。 規模も大きいが経営の面でも本駅はとても優秀。毎年、数多くの客を集め、経常利益は年間4000万円以上。 経営面の指標に関しては後発の大規模な道の駅に全く引けを取らない。 人気ゆえに駐車場が足りない問題もあったが、最近、駐車場は拡張されてこの問題も緩和されている。 見た目以上に利便性の高い道の駅と言えるだろう。

道の駅 | いたこ | 駅施設遠景
駅施設遠景。大きな三角錐のガラス屋根の奥に物産館と農作物直売所、左にレストラン、右にトイレと情報棟がある。

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潮来の特産品がたくさん

 本駅は物産販売の「うるおい館」農作物直売の「伊太郎」レストラン「おふくろ亭」が中心となる道の駅。 その他、地元の方に人気の大きなグラウンドゴルフ場もある。

 まず、物産館「うるおい館」だが、本駅オリジナル商品や潮来市ならではの商品を多数販売。 以前はゆるキャラ「ねば~る君」関連の商品が目に付いたが、現在は本駅に来なければ買えない潮来市ならではの商品が揃っている。
 うるおい館内で人気になっているのは物産館内に製造工場がある「虹工房」の商品。 店内にいると菓子を焼く芳香が漂っており、匂いに釣られて思わず買いたくなる人も多いのではないだろうか。 名物はオリジナルどら焼きの「虹どら」。栗/こしあん/小倉/金柑/青梅/ごまの6種類があり各々120円でバラ売りされている。
 私は「こしあん」の虹どらを購入。やっぱり焼きたてのどら焼きはとても美味しい。 生地の部分には米粉が入っており、一般的などら焼きよりも食べ応えがある感じがする。 これ1つで3時のおやつにぴったりと言う感じがする。
 オリジナル商品には「道の駅特製ヨーグルト(120円)」「道の駅特製飲むヨーグルト(160円)」もある。 こちらは酸味が強い昔ながらの純粋なヨーグルト。 私は「飲むヨーグルト」を購入したが、「虹どら」との相性は抜群。 「虹どら」+「道の駅特製飲むヨーグルト」の組み合わせは私から自信をもってお勧めしたい。

道の駅 | いたこ | 虹どら
物産館名物の「虹どら」。米粉入りで意外とボリュームがある(1個120円)。
道の駅 | いたこ | 道の駅特製飲むヨーグルト
こちらも道の駅いたこオリジナルの「特製飲むヨーグルト(160円)」。酸味が強く、純粋なヨーグルトである。
 いきなり物産館の入り口付近の虹工房で買い物をしたが、奥の方にも潮来ならではの面白い商品がたくさんある。 目に付くのは「潮来の銘菓コーナー」。 ここでは市内に店舗を置く3つのお煎餅屋の自慢の商品が販売されている。 昭和44年創業の老舗「潮来にしくら」は手焼き煎餅各種(醤油/薄焼き/ゴマ/等)を販売。 菓子舗「つか本」は煎餅好きが選ぶ10選に選ばれた「健次郎焼き」を販売。 菓子舗「たがね屋」は看板商品の「たがね餅」「揚げたがね」を販売している。
 その隣には「漬物コーナー」がある。 ここでは明治4年創業の老舗「和泉屋」の漬物を販売。 人気No.1の「黒ごぼう漬け」を始めとして「鉄砲漬け」「らっきょう漬け」「南蛮ごぼう漬け」等が販売されている。
 その他、茨城名物の「だるま納豆」「そぼろ納豆」等、納豆類の販売も盛ん。 1個648円もする高級な「三角経木納豆」も販売されている。
 更に茨城を代表する菓子舗「亀じるし」の商品も多数販売。銘菓「吉原殿中」「水戸の梅」はお土産に最適。 その他「酒まんじゅう」「紅はるかあんバターサンド」等、魅力的な商品が多数揃っている。

道の駅 | いたこ | 物産館「うるおい館」
物産館「うるおい館」

「焼きたてやきいも」や「極ラーメン」も

 続いて農作物直売所「伊太郎」だが、こちらもかなり大きな規模の直売所。 種類こそ50種程度で平均的だが、量的にはかなりの数。新鮮野菜を求めて多くの人が集まっている。
 販売されている農作物はホウレンソウ、大根、里芋、さつまいも等、一般的なもの。 「三浦大根」や「ちぢみ小松菜」等、少し珍しい野菜も販売されている。 産地を見ると地元の潮来市が多いが、遠方から取り寄せた農作物も多い。 地産地消の役割を果たしつつ、利用客の利便性も考慮に入っているのだろう。 なお、この農作物直売所は焼きたての「やきいも(180円)」も販売。こちらも人気になっている。

道の駅 | いたこ | 農作物直売所「伊太郎」
農作物直売所「伊太郎」。焼きたての「やきいも」も人気になっている。
 続いてレストラン「おふくろ亭」だが、こちらはカフェテリア方式の食事処。 ご飯は茨城県産のコシヒカリ。キャベツメンチ、サバ煮、玉子焼き、きんぴらごぼうなど、好みのおかずを選択できる。 麺類は蕎麦、ラーメンとベトナム料理のフォーを提供。 中でも「極ラーメン」と名付けられた特製ラーメンは人気のメニュー。 「極醤油ラーメン(800円)」と「極チャーシュー麺(1100円)」が提供されている。

道の駅 | いたこ | レストラン「おふくろ亭」
カフェテリア方式のレストラン「おふくろ亭」
道の駅 | いたこ | ソーラーパネル展望台
駅施設の奥にあるソーラーパネル展望台。これだけソーラーパネルが並ぶと壮観。

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「道の駅 いたこ」近隣の宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①亀の井ホテル 潮来
 [MAPCODE] 162 234 438*15
 (口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北西に5km
 - 料金(朝食付き1人7,876円、2人計11,552円+[入湯税150円/人]~)
 - 温泉あり/2食付きプランもあり
 - 北浦を一望する展望温泉あり

   

■②ビジネスホテルアネックス
 [MAPCODE] 162 081 041*51
 (口コミ平均3.8点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から南西に5km
 - 料金(1人6,000円、2人計11,600円~)

   

■③潮来ステーションホテル
 [MAPCODE] 162 051 817*36
 (口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から南西に5km
 - 料金(1人6,000円、2人計11,600円~)

   

■④ビジネスホテル鈴章
 [MAPCODE] 340 150 822*42
 (口コミ平均3.7点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から北東に5km
 - 料金(1人5,455円、2人計10,910円~)
 - 食事付きプランもあり
 - 更に割安な当日割あり
 - 鹿島神宮のすぐ近く

   

🐶ペット旅

■⑤佐原商家町ホテル NIPPONIA
 [MAPCODE] 609 194 205*26
 (口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南西に17km
 - 料金[ペット有り](2食付き1人41,310円、2人計57,960円~)
 - 料金[ペット無し](朝食付き1人30,960円、2人計46,080円~)
 - ハイクラス/2食付きプランもあり
 - ペット可は1頭目は追加料金無し(2頭目以降+5,000円]

   

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)