(茨城県の道の駅 no.16)
道の駅 常総
駅名 | 常総(じょうそう) |
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住所 | 茨城県常総市むすびまち1番地 |
コード | 18 883 676*64 |
駅名の由来 | 市名より |
施設 | 物産館、ベーカリー、農作物直売所、レストラン、ソフトクリーム売店、お芋専門店 |
休館日 | 無休 |
営業時間 | 9:00~17:00 (レストラン 10:00~16:00) (ソフトクリーム売店 9:00~16:00) |
特産品 | 茨城メロンパンまんじゅう、大きいメロンワッフル、メロンミルクの素、メロンバター、メロンジャム、 メロンパン、メロン食パン、メロンモンブラン、イモンパン、干し芋各種、茨城コメダのせんべい各種、 山内本店のまぼろしの味噌、茨城しらすの炊き込みごはんの素、茨城芋のスイートポテト、常陸牛ビーフカレー、 常陸牛肉ちりめん、さつまいもカレー |
さつまいもとメロンの聖地
首都圏連絡自動車道の常総ICから国道294号線を北に僅か300m、茨城県南西部の常総市に本駅「常総」はある。
高速道路を使うと車窓の景色を確認する間もなく、あっという間に本駅に到着してしまうが、本駅周辺は一面の水田の風景。
高速を使わずに国道294号線で本駅に向かえば、日本の原風景でもある農村の風景を堪能できるだろう。
本駅は2022年8月登録、2023年4月オープンの新しい道の駅。
本駅を訪れてまず感じるのは「商売がうまいなぁ」ということ。
施設入口の目の前には「#お焼き芋」という巨大モニュメントを配置。
その横には「茨城はメロン生産日本一!」の看板を掲げて、本駅で買うべきものを明示。
店内に入ってすぐの場所にショーケースを設けて、
人気No.1の「茨城メロンパンまんじゅう」を「これでもか」という位にアピール…。
「あれ?この感じ、どこかで見たような…」と思い返してみると、
思い出しました、千葉県の道の駅「木更津うまくたの里」。
木更津の道の駅の「#おナッツ」が「#お焼き芋」に、「クレイジーナッツ」が「茨城メロンパンまんじゅう」に置き換わった感じ。
運営会社を調べたらどちらも地域創生をコンサルトするTCCグループ。
木更津の道の駅で成功したノウハウを生かして「2匹目のどじょう」を狙った形になっている。
ただ、現状では「2匹目のどじょう」どころか、大成功した木更津の道の駅をも上回る好調ぶり。
私が訪れたのはオープンしてから半年後の10月だったが、半年経っても本駅は連日大盛況の状況。
週末や休日に本駅を訪れる方は多少の混雑は覚悟しておく方が良いだろう。
人気はベーカリーのメロンパン
本駅は物産館、農作物直売所、ベーカリー、レストラン、ソフトクリーム売店、お芋専門店から成る道の駅。
何度訪れても飽きが来ないような多彩な施設構成が特徴である。
まず本駅で最初に紹介したいのはベーカリー「ぼくとメロンとベーカリー」。
このベーカリーは中々凄い。
何が凄いかというと焼き上がり時間に合わせて「入場制限がある」というところ。
私は過去にベーカリー併設の道の駅をいくつも訪れているが、入場制限があるベーカリーは初めて見た。
ベーカリー内は蟻の行列みたいにレジに向かって一方通行の状態。
戻って商品を取ることは実質出来ないので、皆「気に入ったら買う」という状況。
自然と購入するパンの数が増えてしまう。
ちなみにベーカリーの一番人気は「ぼくのメロンパン(240円)」。
カスタードクリーム入りの「ぼくのメロンクリームパン(350円)」も人気になっている。
焼きたてのメロンパンはカリカリとした食感。人気のほども頷ける。
その他「メロン食パン」や芋を使った「イモンパン」も人気になっている。
このベーカリーではソフトクリームも販売しており、こちらも行列ができるほどの大人気。
一番人気の「メロメロモンブランソフト(500円)」はSNS映えしそうな可愛い見た目が特徴。
結構手が込んでいるが一つ一つ、目の前で店員が作ってくれるがこの手さばきは見事の一言。
店員の作る過程も楽しみたい。味に関しても文句なし。
モンブラン風のメロンクリーム、その下に潜むミックスソフト、2つの種類の甘味を味わうことが出来る。
その他、メロン最中付きの「茨城メロンソフト(450円)」、
常総市のシンボルの豊田城をモチーフとした「ミルクソフト(400円)」も販売されている。
物産館ではさつまいもとメロンの加工品
続いて本駅の物産館だが商品数はかなり多い。きちんと数えた訳では無いが、商品の種類は軽く1000は超えていそう。
茨城特産のメロン、さつまいもを中心に数多くの商品が販売されている。
メロン関係では「茨城メロンパンまんじゅう」が人気。
1個216円でバラ売りされているのでお手軽に味を確かめることも可能である。
「大きいメロンワッフル(640円)」も人気の商品。「メロンミルクの素」「メロンバター」
「メロンジャム」も大々的に販売されている。
さつまいも関連では「干し芋」が人気の商品。紅はるか/しらとりスイート/シルクスイート/天星/など、
実に30種類以上の干し芋が販売されている。
その他「紅はるかのスイートポテト」「焼き芋ティラミス」「焼き芋ラングドシャ」等の焼き芋菓子も人気になっている。
さつまいも、メロン以外の特産品も多彩。
茨城ブランド牛肉の常陸牛を使った「常陸牛ビーフカレー」「常陸牛肉ちりめん」、
茨城県産レンコンを使った「きんぴら蓮根のタルタルソース」、
茨城県産しらすを使った「炊き込みごはんの素」、
茨城県のブランド鶏卵「天てり卵」を使った「天てりプリン」「天てり卵の切り株バウム」等が販売されている。
レストランでは海鮮丼、はまぐり、納豆など
本駅の「食」の施設は施設2階にある「いなほ食堂」が中心。
海鮮料理、はまぐり料理、納豆料理など、多彩な茨城の食を楽しむことが出来る。
海鮮料理では「海鮮てっぺん丼(2580円)」が人気。
丼の上に鮭・鯖・イクラが山のように盛られたもの。最近はやりの「デカ盛り」どころではない。
「超デカ盛り」と言っても良いくらい。おそらく若い人、大食漢の方でなければ完食は不可能と思うが、
自信のある方は挑戦してみるのは如何だろうか。
「しらすどっさり丼(1680円)」もしらすが山盛りになった超デカ盛り。
普通の量を味わい方には「トロとろとろ丼(1580円)」「海鮮5色丼(1450円)」「まぐろゆっけ丼(980円)」等がある。
茨城県大洗漁港で水揚げされた「はまぐり」を使った料理も本駅の名物。
はまぐりを飽きる位食べたい方には「はまぐり桶丼(1780円)」がお勧め。
濃厚クリームチャウダースープがクセになる「はまぐりラーメン(1680円)」、
はまぐりをストレートに味わう「はまぐり汁(980円)」もある。
続いて茨城といえば「納豆」。
藁に包まれた茨城名物「わらっと納豆」を使った料理も本駅の名物になっている。
シンプルに味わう「わら納豆定食(980円)」、
海鮮ばくだんが付いた「海鮮ばくだんねばねば定食(1480円)」、
つくば鶏唐揚げ付きの「いなほ食堂定食(1880円)」の3つのメニューが提供されている。
その他、茨城県産ブランド豚肉「ローズポーク」を使った「とんかつ定食(1080円)」、
茨城県産ブランド牛肉{常陸牛」を使った「焼き牛めし定食(2280円)」、
つくば鶏肉を使った「唐揚げ定食(980円)」など、茨城の味覚を堪能することが出来る。
1階の物産館の奥にはたまご専門店「TAMAGOYA」が経営するレストランもある。
ここでは「鉄板あつあつチーズオムライス(1450円)」が人気。
「奥久慈軍鶏の親子丼(1550円)」「たまごかけご飯セット(750円)」等も味わうことが出来る。
近隣のお勧め宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■①つくばタウンホテル
[MAPCODE] 123 102 577*84
(口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北に5km
- 料金(1人5,728円、2人計10,728円~)
- 食事付きプランもあり
- 楽天トラベルアワードで銀賞受賞の宿
- 【注】駐車可能台数が15台と少ないので注意
■②かま仙旅館(釜仙旅館)
[MAPCODE] 123 102 663*35
(口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北に5km
- 料金(1人4,182円、2人計9,638円~)
- 食事付きプランもあり
- 20時以降のチェックインは電話連絡要
■③ホテルルートイン水海道駅前
[MAPCODE] 18 644 671*71
(口コミ平均3.9点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から南に9km
- 料金(朝食付き1人6,955円、2人計12,182円~)
- 夕食付きプランもあり
- 全客室でWOWOW無料視聴可能
■④アパホテル〈つくば万博記念公園駅前〉
[MAPCODE] 18 802 558*00
(口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から東に10km
- 料金(1人5,455円、2人計7,092円+P料金[400円]~)
- 朝食付きプランもあり[+900円]
■⑤ホテルグリーンコア坂東
[MAPCODE] 18 751 531*26
(口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南西に14km
- 料金(1人6,219円、2人計10,000円~)
- 食事付きプランもあり
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)