AROUND JAPAN

(熊本県の道の駅 no.02)

道の駅 波野

駅基本情報
駅名 波野(なみの)
住所 熊本県阿蘇市波野大字小地野1602
駅名の由来 市町村合併前の旧村名の波野村より
施設 物産館、農作物直売所、そば処、そば打ち体験施設
特産品 波野そば、そば粉、そばの花粉、そばぼうろ、白菜、キャベツ

スポンサーリンク

観光客で賑わう阿蘇を抜けて

阿蘇山を中心とする雄大な大自然を楽しむことが出来る観光名所、通称「阿蘇ジオパーク」の阿蘇市に本駅はある。 但し、阿蘇は阿蘇でも本駅が位置するのは阿蘇市の東端部、車も人影も少ない旧波野町エリアである。 交通の便も悪く、最寄りに高速道路のICは存在しない。敢えて高速道路からのアクセスを探すと、 西からからの場合は九州自動車道の熊本ICから約50キロ、東からの場合は東九州自動車道の大分光吉ICから約70キロの距離がある。 南に5キロのところに鉄道の駅があるが電車は3時間に1本程度。阿蘇市の中心部では遠方の県のナンバープレートの車を散見するが、 本駅周辺では熊本ナンバーか大分ナンバーの車のみ(熊本県西部にある本駅は大分県まで数キロの位置)。 きっと東京ナンバーの私の車を見て地元の方は驚いていたことだろう。 本駅を訪れる場合は1日掛かりの旅になることを覚悟する必要がある。 駅周辺の状況と訪問日当日の天候(訪問日は大雨だった)を考えると駅はガラガラと予想していたが、意外と客が多いのに驚いた。 多くは地元客で朝採れの新鮮野菜を求める客と思われるが、地方の田舎駅の割には人気駅であるという感じがした。

蕎麦が特産品。懐かしの「そばぼうろ」もある

本駅は物産館、農作物直売所、そば処から成る施設構成。本駅で目につくのは地産の蕎麦で「波野そば」と呼ばれている。 物産館では生そば、乾麺のそば、そば粉、そばの花粉を販売、レストランでは波野そばを用いたざるそば、天ぷらそば、 山かけ蕎麦等、蕎麦メニュー各種を味わうことが出来る。 ところで生そば、そば粉は使い道が分かるが、そばの花粉の使い道はご存知だろうか? そばの花粉はそば湯を作る時に使うもので、そば粉とそばの花粉を1対1にブレンドして湯に溶かすらしい。 花粉という言葉にアレルギーがある私はすぐに、そばの花粉の売り場から逃げ出したが、 購入して本格的なそば湯を作ってみるのも面白かったかも知れない。 また、物産館では昔懐かしい菓子「そばぼうろ」が販売されている。 ここでしか買えない品という訳ではないと思うが懐かしさのあまり買ってしまった。 そばを買う、食べるだけでは満足できない方には「そば打ち体験」がお勧め。 駅にはそば打ち体験施設があり、予約をすれば自らの手でそばを打つことが出来る。 そばの話が中心になってしまったが、一番多く客を集めているの農作物直売所で、白菜、キャベツ、大根等 季節の野菜が販売されている。

神楽苑で波野の神楽を学ぶ

阿蘇ジオパークと比較すると地味に映ってしまうが、旧波野村にもこの地方ならではの見所がある。 それは伝統行事の神楽で、本駅にある舞台で披露されている。 定期公演は毎月の第一日曜日。5月、8月、10月、11月の祭りの時にも神楽が行われる。 また、神楽を実感したいが旅程が合わない人のために神楽苑(有料施設)がある。 ここでは神楽の際に使用する衣装、お面、パネルが用意されていて、波野村の神楽を感じることが出来る施設になっている。

道の駅看板

道の駅看板

物産館と農作物直売所

物産館と農作物直売所が入る建物。物産館では蕎麦、農作物直売所では白菜が目についた

そば処

波野そばを味わうことが出来る蕎麦処。豆腐も特産品で豆腐と蕎麦を合わせたセットメニューもある。

そばぼうろ

懐かしい「そばぼうろ」が販売されていた。昔のままの味だった。

神楽の舞台

波野村の観光の目玉は神楽。本駅にあるこの舞台で行われている。