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(高知県の道の駅 no.26)

道の駅 東洋町


道の駅基本情報
駅名 東洋町(とうようちょう)
住所 高知県安芸郡東洋町大字白浜88-1
コード 427 125 711*11
駅名の由来 駅名は町名より。本駅は道の駅登録前に海の駅としてオープンしており、海の駅の登録名に合わせている。
施設 物産館、農作物直売所、海産物直売所、レストラン
休館日 1/1
営業時間 9:00~17:00
(レストラン[食事] 9:00~15:00)
(レストラン[喫茶] 9:00~17:00)
道の駅の特産品 野根まんじゅう、ポンカンけんぴ、ポンカンソフトクリーム、ポンカンジュース、柚子ジャム、 ピリ辛カツオ煎餅「かつせん」、土佐えび煎餅、カツオの塩たたき煎餅、カツオパイ、金時とバターのスイートポテト、 野根キッチンのこけら寿司、谷岡弁当店のお弁当、雅屋のお弁当、うなぎの蒲焼、うなぎの佃煮、廣田豆腐店の「掬い豆腐」

「海の駅」から「道の駅」に

 徳島自動車道の徳島ICから国道55号線を南に87km、高知県東部の東洋町に「道の駅 東洋町」はある。 本駅に向かうためには恐ろしいほど長い下道のドライブが必要だが、途中には3つの道の駅が存在。 いずれも楽しみの多い道の駅なので休憩を取りながら本駅に向かいたい。 一つ手前の道の駅「宍喰温泉」を過ぎれば本駅まではあと3キロ。 ここからは山と海が交錯した変化に富んだ景色を見ながらのドライブを楽しむことが出来るだろう。

道の駅 | 東洋町 | 道の駅看板
道の駅看板
 本駅は元々は「海の駅 東洋町」として2008年にオープンした施設。 その後、火災により建物は焼失したが、2014年1月に再オープン。2024年8月に道の駅登録され、同年10月に道の駅としてオープンしている。 24時間利用可能なトイレを除けば駅施設は海の駅時代の施設をそのまま流用したもの。 ただ、10年以上経過した割には建物は綺麗で、いかにも新駅という感じがする。
 利用客数に関する具体的な数値はまだ発表されていないが、店員に話を聞いたところ「客は2倍くらいに増えた」とのこと。 海の駅時代の年間利用客が18万人だったことから単純計算すると年間利用客の推定は36万人。 順調なスタートを切ったと言えるだろう。

道の駅 | 東洋町 | 駅施設
駅施設。2014年建設の海の駅時代の建物をそのまま使用している。
道の駅 | 東洋町 | パネル
元「海の駅」らしいパネル
道の駅 | 東洋町 | 白浜海水浴場
道の駅から白浜海水浴場までは徒歩0分の距離

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「野根まんじゅう」と「ぽんかんケンピ」

 本駅は1つの建物の中に物産コーナー農水産物直売コーナー軽食堂が同居するシンプルな構成。 規模としては小さく、オープン特需に沸く現状では店内は混雑気味だが、 道の駅周辺の人口規模を考えると長い目で見れば適正な規模と言えるだろう。
 物産館で人気no.1の貼り紙を出して販売しているのは「野根まんじゅう(2個入り160円)」。 明治維新後に東洋町野根地区で創業した菓子の老舗店「浜口福月堂」の看板商品で、 昭和25年の天皇陛下四国御巡行の際、献上品にもなった銘菓である。 浜口福月堂はその後、店舗を高知市桂浜に移したが、野根の地で産まれた菓子なので東洋町の特産品といっても構わないだろう。 素朴な小豆の甘味を感じる昔ながらの菓子である。
 もう一品、人気No.1の貼り紙が出されている商品が「ポンカンけんぴ(350円)」。 あれ?「どちらが本当の人気No.1?」と突っ込みたくなるが、まあ、1位タイと思っておこう。 こちらは商品名は「ポンカンけんぴ」だが、中身はポンカンピール(ポンカンの皮)と芋けんぴが1:2の割合で入った商品。 芋けんぴはご存知の通り甘い菓子だが、ポンカンピールはかなり酸っぱい。 ただ、芋けんぴとポンカンピールを同時に食べると甘味と酸味が交互に舌を刺激。食べ始めたら止まらなくなってしまう。 どちらの商品も東洋町観光の土産品として最適と言えるだろう。

道の駅 | 東洋町 | 物産館
やや小規模な物産館だが、中は大勢の客が詰めかけている
道の駅 | 東洋町 | 「野根まんじゅう」と「ポンカンけんぴ」
共に人気No.1商品の「野根まんじゅう(左)」と「ポンカンけんぴ(右)」

ポンカンシャーベットも人気

 物産館の一角の総菜コーナーでは東洋町の飲食店が提供するお弁当を販売。 「野根キッチンのこけら寿司」「谷岡弁当店のお弁当」「雅屋のお弁当」が販売されている。 また、東洋町うなぎ(株)が提供する「うなぎ蒲焼」「うなぎ佃煮」も本駅の名物。 町内の老舗豆腐店「廣田豆腐」が提供する「掬い豆腐」「丸豆腐」「木綿豆腐」も販売されている。 農作物直売コーナーでは地産の野菜を30種類くらい販売、 水産物直売コーナーではタイ、アジ、メジロ、ヒジキ等を販売している。
 建物内には軽食コーナーもある。 9:00~11:00は朝食メニューの時間帯で「漁師町の朝ごはん(600円)」「オリジナル朝ごはんセット」を提供。 特に「オリジナル朝ごはんセット」は独特で、水産物コーナーで販売されている魚を購入して食堂に持ち込むシステム。 調理した魚にご飯/味噌汁がついて300円(プラス魚の代金)である。 11:00~15:00はランチメニューの時間帯で「お刺身定食」「新鮮マグロ丼」「鰹のたたき定食」「鰻丼」等を味わうことが出来る。 軽食堂ではソフトクリーム(ポンカン/バニラ/ミックス/各350円)も販売。 私はポンカンソフトクリームを食べてみたが、ポンカンの味が強調されていてかなり酸っぱい。 柑橘系の酸味が好きな方には特にお勧めである。

道の駅 | 東洋町 | 軽食堂のメニュー
私は午前に訪れたが、2つの朝メニューが提供されている。
道の駅 | 東洋町 | ポンカンソフトクリーム
ポンカンソフトクリーム(350円)。クリームはシャーベット状で全般的に酸味が強い。

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「道の駅 東洋町」近隣の宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①東洋白浜リゾートホテル
 [MAPCODE] 427 125 774*16
 (口コミ平均3.5点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から東に100m
 - 料金(朝食付き1人6,455円、2人計10,910円~)
 - 更に格安の当日割あり

   

■②星の森
 [MAPCODE] 427 155 050*56
 (口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北に400m
 - 料金(1人7,273円、2人計10,000円~)
 - リノベーションした古民家をまるまる貸切り

   

■③the room
 [MAPCODE] 427 125 606*63
 (口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南西に500m
 - 料金(1人6,555円、2人計11,238円~)

   

■④御宿 Fuku
 [MAPCODE] 427 125 760*44
 (口コミ平均5.0点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から西に500m
 - 料金(1棟31,819円(10人まで宿泊可/3人まで同一料金)~)
 - 12月限定の格安プランもあり(2人計14,546円~)

   

■⑤宍喰温泉 ホテルリビエラししくい
 [MAPCODE] 427 217 756*60
 (口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北に3km
 - 料金(1人9,546円、2人計15,638円+[入湯税150円/人]~)
 - 温泉あり/食事付きプランもあり

   

🐶ペット旅

■⑥ドッググランピングSUIYA
 [MAPCODE] 427 157 828*33
 (口コミ平均5.0点/5点満点、お勧め度★★★)

 - 道の駅から北東に2km
 - 料金(2食付き2人計39,800円~)
 - ペット可[追加料金+3,300~4,400円]
 - シニア割引あり
 - 愛犬と軽やかに過ごすアクティブ・グランピング

 

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)