(徳島県の道の駅 no.17)
道の駅 いたの
駅名 | いたの |
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住所 | 徳島県板野郡板野町川端字中手崎39-5 |
コード | 56 462 874*12 |
駅名の由来 | 町名の板野町より |
施設 | 物産館、農作物直売所、レストラン、出店、足湯 |
休館日 | 1/1~1/3 |
営業時間 | 8:30~18:00 (レストラン 11:00~19:30) (おにぎり屋 9:00~18:00) (喫茶店 8:30~18:00) |
道の駅の特産品 | 丸池製麺所の生うどん、ニンジンドレッシング、花嫁菓子、スダチ果汁、スダチポン酢、スダチ胡麻ダレ、スダチ塩ダレ、 スダチっ酢、柚子胡椒、半田めんつゆ、スダチめんつゆ、半田手延べ素麺、激辛薬味「みまから」、 阿波美豚のドライキーマカレー、阿波美豚の豚汁、阿波美豚の豚丼、阿波尾鶏カレー |
四国八十八箇所目の道の駅
高松自動車道の板野ICから県道1号線をまっすぐ南に2km、或いは徳島自動車道の藍住ICから県道1号線をまっすぐ北に2km、
徳島県北東部の板野町に「道の駅 いたの」はある。
板野町は徳島県内の中核都市である徳島市と鳴門市の中間に位置する町。
両市へのベットタウンとして注目を浴びている。
道の駅愛好家にとっても本駅は注目の道の駅。
2つの高速インターに近いこともあり、四国内のどの道の駅に向かうにしても便利な立地条件。
四国道の駅巡りの新たな拠点として期待されている。
本駅は四国八十八箇所目の道の駅。
「八十八」という数字は末広がり数字が2つ並ぶことで縁起の良い数字だが、
四国の方にとっては「八十八」という数字は「単に縁起の良い数字」では留まらない。
八十八箇所霊場を有する四国の方にとっては「八十八」は特別な数字。結願の意味を持つ数字である。
実は幾つかの自治体の間で「我が街に四国八十八箇所目の道の駅を」という駆け引きが行われていた模様だが、
本駅が見事に八十八番目を獲得。それを記念して本駅には「88」と書かれたモニュメントが設置されている。
2021年4月にオープンした本駅は色々な意味でとても快適。
建物が新しい、駐車場が広い、トイレがピカピカ、そしてなぜかフィッティングルームまで備えている。
まだ世間に知れ渡っていないためか利用客は多くは無いが、間違いなく誰もが満足できる道の駅と言えるだろう。
板野町や近隣市町村の特産品がたくさん
本駅は物産館、農作物直売所、レストラン、出店、足湯からなる施設構成。
その他にEV急速充電器に加えて、四国では初となる移動式水素ステーションを併設。
次世代エネルギーを備える道の駅にもなっている。
まずは道の駅の物産館の紹介だが、店内に入ってまず目につくのは店の中央付近に陣取る「いたの特産品コーナー」。
ここに「みまから」「スダチ果汁」「スダチポン酢」等、10種類位の商品が並んでいる。
ただ、商品の裏ラベルで確認すると、その多くは近隣の美馬市産、鳴門市産、上板町産が多数を占める。
まあ、板野町は徳島県内では比較的小さな町。
板野町産の特産品を並べたくても、そんなに多くの商品は存在しないのだろう。
ただ、1つ正真正銘の板野町産の特産品がある。
それは「丸池製麺所の生うどん」。丸池製麺所は本駅から3分の場所にある板野町を代表するうどん店。
食べログでうどん部門で徳島県第1位を獲得したこともある名店である。
この商品の特徴は「うどんの打ち粉が付いたままパッケージされている」という点。
茹でるときは打ち粉を払わず、そのまま湯の中に投入する。
打ち粉が入っているためだろうか、あっという間に吹きこぼれそうになるが、火加減を調整しながら15分。
食べてみると本当に美味しい。コシが強くて甘味がある。さすが食べログNo.1といった感じがする。
もう一つ、板野町産の商品に「ニンジンドレッシング」があると聞いていたが、
残念ながら私が訪れた時は売り切れだったのだろうか、見つからず。
ただ、板野町はニンジンの産地として有名なので、もし見つけた方はこれを購入するのも良いかも知れない。
近隣の徳島市産の「花嫁菓子」も面白い商品。
板野町地区では嫁入り前にこの紅白の縁起の良い花嫁菓子を近所に配る風習があるそうだ。
普通は1週間前に予約が必要で中々手に入らない商品だが、本駅ではその場で購入することが出来る。
その他、「道の駅いたの」専用パッケージの半田素麺めんつゆ、すだち麺つゆ、半田手延べ素麺など、
「道の駅いたの×徳島名産品」のコラボ商品もある。
海と畑の道の駅レストラン
道の駅レストラン「恵食堂」は「海と畑」をコンセプトにしたレストラン。
徳島近海の魚料理、及び板野町で採れた野菜や鶏・豚肉を使った料理を味わうことが出来る。
定番メニューは「海の恵み定食」と「畑の恵み定食」(共に980円)。
海の恵み定食は刺身が中心、畑の恵み定食は天ぷらを中心に板野町、及び徳島近海の幸を味わうことが出来る。
その他にも「阿波尾鶏と板野野菜の揚げたし定食(980円)」「板野蓮根と金時豚のミンチカツ定食(880円)」
「徳島風ばら寿司と板野人参のかき揚げ定食(780円)」「阿波尾鶏と擦り下ろし人参の野菜カレー(980円)」等、
板野町や徳島の味を満喫可能なメニューがたくさん。
少し贅沢をしたい方は徳島県美波町産の伊勢えびを使った「伊勢海老の天婦羅御膳(2400円)」
「伊勢海老天丼(2180円)」もある。
レストランの横には「おにぎり屋ROUTE 88」がある。
おにぎりの種類は「梅(160円)」「おかか(160円)」「明太子(160円)」など22種類。
こぼれるくらいにイクラが入った「こぼれイクラ(400円)」といったプチ贅沢なおにぎりも販売されている。
「食」の施設はもう一つ「徳島アイスの売店」がある。
人気の品は温かい鳴門金時と冷たい和三盆アイスが合体した、とても不思議なご当地アイスの「徳島アイス(300円)」。
その他に「プチクレープ(350円)」「ロイヤルミルクティーとバナナのスムージー(300円)」
「鳴門いもやさんの芋棒(300円)」「手羽トロ唐揚げ(300円)」等を販売している。
徳島県のソウルフードとも呼ばれる「イリカス(牛豚の内臓を炙ったもの)の中華まん(300円)」も販売されているので、
「イリカス」未経験の方は一度味わってみるのは如何だろうか。
「道の駅 いたの」近隣の宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■①旅人の宿 道しるべ
[MAPCODE] 56 521 813*15
(口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北西に2km
- 料金(2人計6,364円~)
- 18時までにチェックインすれば夕食の申し込みが可能
■②宿はグッドリッチ 藍住
[MAPCODE] 56 404 766*54
(口コミ平均--点/5点満点)
- 道の駅から南東に3km
- 料金(1人5,000円、2人計9,092円~)
- 一戸建ての2階と3階に2組のお客様
- 【注】歯ブラシ等のアメニティは無し
■③料理・旅館大鳥居苑
[MAPCODE] 56 555 706*75
(口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北東に5km
- 料金(5,500円~)
- 食事付きプランもあり
- 1番札所の霊山寺まで徒歩30秒、お遍路さんに人気
■④宿はグッドリッチ(徳島市中島田町)
[MAPCODE] 56 286 770*17
(口コミ平均--点/5点満点)
- 道の駅から南東に8km
- 料金(1人5,000円、2人計9,092円~)
- 夕食付きプランもあり
- マッサージチェア付きの一戸建ての宿
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■③料理・旅館大鳥居苑
1番札所の霊山寺のすぐ近くという立地から遍路客が大半を占めるが、道の駅巡りにも便利な宿。 本駅からは車で1分の距離。広い部屋、美味しい料理で旅の疲れも吹き飛びそう。
🐶ペット旅
■⑤はやし別館
[MAPCODE] 56 261 102*43
(口コミ平均3.9点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から南東に12km
- 料金(1人4,364円、2人計8,182円~)
- 食事付きプランもあり
- ペット可のプランあり(要事前連絡)[追加料金+2,000~3,000円]
(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)