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(徳島県の道の駅 no.14)

道の駅 大歩危

道の駅基本情報
駅名 大歩危(おおぼけ)
住所 徳島県三好市山城町上名1553-1
コード 357 151 315*14
駅名の由来 「大歩危」は地名。地名の由来は断崖などの険しい場所を示す古語「ほき」が転じて「大歩危」になったという説が有力。 地名の通り、大歩危地区は吉野川が造り出した深いV字峡の上部にある。
施設 物産館、カフェレストラン、足湯、妖怪屋敷、石の博物館
休館日 12月~2月の火曜日[祝日と重なる場合は翌日]
営業時間 9:00~17:00
(カフェレストラン 10:00~17:00)
(妖怪屋敷/石の博物館 9:00~17:00)
道の駅の特産品 祖谷そば、大歩危茶、炙り歩危茶、天空の山茶、たぬきぶっかけそば、徳島ラーメン、 かずら橋そばつつみ餅、かずら橋栗まんじゅう、鳴門金時サブレ「里むすめ」、 天然石(観賞用/アクセサリー用/ペーパーウエイト用/等)

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「児泣き爺」の誕生の地

 北の方角からアクセスする場合は徳島自動車道の井川池田ICから国道32号線を南西に24km、 南の方角からアクセスする場合は高知自動車道の大豊ICから国道32号線を北東にこちらも24km、 徳島県西部の旧山城町(現三好市山城町)に「道の駅 大歩危(おおぼけ)」はある。 本駅は吉野川が創り出したV字峡、通称「大歩危峡」の中心部にある道の駅。 名称の通り「歩くのも危険」と思うような断崖絶壁に、傾斜に張り付く様に本駅の施設が並んでいる。
 さて、本駅が位置する旧山城町はゲゲゲの鬼太郎にも登場する「児泣き爺(こなきじじい)」発祥の地と言われる町。 このことから「妖怪の町」として町興しが進められている。 町内のあちこちに妖怪のモニュメントが設置されており、妖怪の町巡りも面白そう。 毎年11月には妖怪祭りが行われ、妖怪川柳コンテストも行われている。 本駅には「妖怪屋敷」を設置。山城町に伝わる妖怪伝説の説明や、実物大(?)の妖怪展示、 妖怪が潜むお化け屋敷のような「山城坑道」もある。 妖怪クイズもあるので、妖怪の知識に自信のある方はチャレンジしてみるのは如何だろうか。 正解すると妖怪屋敷博士認定書を入手できる。 妖怪屋敷の入場料は「石の博物館」とセットになっていて600円(子人250円)。 子供だけではなく大人も結構楽しめる施設になっている。

「祖谷そば」と「歩危銘茶」が人気

 本駅は上述の「妖怪屋敷(+石の博物館)」以外に物産館とカフェレストランから成る道の駅。 規模はそれほど大きくなく「田舎らしい道の駅」と言えそうだ。
 道の駅の物産館では「祖谷そば」が目に付く商品。地元の生産者が製造した「祖谷そば」が数種類、店内に並んでいる。 「祖谷そば」の特徴は「そばなのに麺が太い」ということ。また「麺が短い」のも特徴である。 これは麺がそば粉100%で作られており「細く長く出来ない」ため。 年越しそばのような縁起物に使用するのは不適だが、その一方で純粋な蕎麦の味を満喫できる。 実際に食べてみたが「コシが無くて素朴な味」という感想。 ネット上の評価を見ると味に関しては賛否両論あるようだが、 私は「その場所に来なければ食べられない特徴的な商品」が好き。 こういう珍しいそばを食べて旅の思い出にするのも良いのではないかと思う。
 もう一品、目に付く商品は「歩危銘茶」。 大歩危の大自然の中で育てられた、この地域の昔からの特産品である。 種類はノーマルな「大歩危茶」の他に「炙り歩危番茶」「天空の山茶」の3種類。 100gで1000円前後の価格帯で販売されている。
 その他には近隣の観光地の「かずら橋」を冠した「かずら橋そばつつみ餅」「かずら橋栗まんじゅう」が人気の商品。 徳島県全般の特産品である「徳島ラーメン」や「鳴門金時サブレ」も販売されている。
 もう一つの施設、カフェレストラン「Cafe&ジビエ」は主にドリンクとジビエバーガーを提供する店舗。 以前に本駅に存在した軽食堂に変わり、2021年4月にオープンした新しい「食」の施設である。 実は撤退した軽食堂は「祖谷そば」を安価で味わうことが出来た希少な店。 個人的には軽食堂が無くなったのは非常に残念だが、「Cafe&ジビエ」がオープンしたことで新しい魅力が増した気がする。 私が訪れた時に名物メニューとして紹介されていたのは「鹿メンチバーガー」と「ジビエタコライス」。 その後「Cafe&ジビエ」のSNSをチェックしていると次々と新商品が紹介されているので、まだまだ奥が深いような気がする。 バーガー類はテイクアウトが可能。 テイクアウトにして、本駅の展望テラスから大歩危峡の大パノラマを見ながらジビエバーガーを味わうのも良さそうだ。


道の駅 | 大歩危 | 道の駅看板

道の駅看板

道の駅 | 大歩危 | 駅施設

駅施設。物産館、カフェレストラン、妖怪博物館、石の博物館がある。

道の駅 | 大歩危 | 妖怪屋敷

妖怪屋敷

道の駅 | 大歩危 | 祖谷そば

人気商品の「祖谷そば」。蕎麦の割には麺が太くて短いのが特徴。

道の駅 | 大歩危 | 大歩危峡の風景

大歩危峡の風景。小歩危峡から大歩危峡までおよそ8kmの間、V字峡を見ることが出来る。V字の深さは20m位ありそうな気がする。 本駅には大歩危峡を見渡す展望デッキがある。

「道の駅 大歩危」近隣の宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①峡谷の湯宿 大歩危峡まんなか
 [MAPCODE] 357 151 613*17
 (口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北に200m
 - 料金(1人9,091円、2人計12,728円~)
 - 温泉あり/食事付きプランもあり
 - 秘境大歩危峡の渓流沿いにある宿
 - 楽天トラベルアワードで銀賞受賞の宿

   

■②農家民宿 歩危農園
 [MAPCODE] 357 121 584*37
 (口コミ平均4.7点/5点満点、お勧め度★★★)

 - 道の駅から南に1km
 - 料金(3,182円~)
 - 食事付きプランもあり

 

■③大歩危温泉 サンリバー大歩危
 [MAPCODE] 357 271 010*01
 (口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北に4km
 - 料金(8,000円~)
 - 温泉あり/食事付きプランもあり
 - 最大41%割引の直前割あり

   

■④旅人の宿なこね
 [MAPCODE] 357 093 499*00
 (口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南東に4km
 - 料金(3,637円~)
 - 食事付きプランもあり
 - 五右衛門風呂に浸かって星空を満喫

 

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■①峡谷の湯宿 大歩危峡まんなか

大歩危峡の絶景を堪能できる宿。露天風呂から見る渓谷の景色は大迫力。 秘境ならではの地産の山の幸、川の幸に拘った料理も評判。観光名物の遊覧船の割引券も入手できる。


🐶ペット旅

■⑤民宿 白地荘
 [MAPCODE] 357 603 803*02
 (口コミ平均3.1点/5点満点)

 - 道の駅から北に19km
 - 料金(1人4,364円、2人計8,182円~)
 - 食事付きプランもあり
 - ペット可[追加料金+1,000~2,000円]

   

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)