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(和歌山県の道の駅 no.33)

道の駅 くしがきの里

駅基本情報
駅名 くしがきの里(くしがきのさと)
住所 和歌山県伊都郡かつらぎ町大字滝53-1
コード 106 237 706*73
駅名の由来 串柿はかつらぎ町の特産品。家の軒先などに串柿を吊るす風景は、かつらぎ町の秋の風物詩になっている。
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、パン工房
休館日 無休
営業時間 9:00~17:00
(レストラン 10:00~16:30)
特産品 干し柿(あんぽ柿)、梅干し「はちみつ仕立て・極」、南高梅、梅うどん、じゃばら入りマーマレード「じゃばらハニー」、 じゃばらピール、じゃばらポン酢、じゃばら果汁、ジャバラーメン、熊野豚ポークカレー、花坂の焼餅(高野山名物)、 高野山ごまだれ餅、湯浅醤油、近大まぐろ煎餅、和歌山ラーメン倉庫、和歌山中華そば、湯浅醤油ラーメン

四郷の里

 京奈和自動車道(無料区間)のかつらぎ西ICから県道125号線→国道480号線を通って北に3km、 和歌山県北西部のかつらぎ町に本駅「くしがきの里」はある。 沿道の国道480号線は大阪府と和歌山県の山間を繋ぐ、かつては「酷道」と呼ばれた峠道。 2017年4月に鍋谷峠トンネルが完成し、見違えるほど立派な道路に変貌した。 本駅は鍋谷峠トンネル開通の日にグランドオープンした道の駅である。
 本駅はかつらぎ町の中心部からはかなり離れた「四郷の里」と呼ばれる山間に立地。 四郷の里は遠い昔、大阪と和歌山を結ぶ4本の道が集まる交通の要だった場所。 当時(約400年前)は旅館や両替屋が並び大いに栄えていたそうだ。 その時に伝えられたのが串柿作り。 時代を超えて現在でも11月上旬から11月中旬までは道路沿いに延々と続く串柿を吊るす風景を見ることが出来る。
 本駅は四郷地区の「くしがきの里」巡りの拠点となる道の駅。 私が最初に訪れた時(2017年11月)は串柿吊るしの最盛期だったが客足はかなりまばらで、 くしがきの里巡りもゆったりと楽しめたものだが、2023年10月に再訪してびっくり。 まだ串柿吊るしの最盛期より少し前だというのに本駅は観光客でいっぱい。 特に外国人観光客の多さ(客の約8割は外国人!)に驚かされた。 確かに軒先に串柿をズラリと吊るす風景は日本の農村の原風景。 紅葉の時期とも重なっており、感動的な風景に出会えることは間違いないだろう。

干し柿と梅干しが特産品

 さて、本駅に到着したら、早速、くしがきの里巡りに出発だ…と言いたいところだが、 まずは道の駅の施設について紹介したい。
 本駅は物産館、農作物直売所、レストラン、パン工房から成る道の駅。 2017年のオープン当初は品数は少なく目立った商品は干し柿と梅干しくらい。 しかし、2023年に再訪した時は品数は倍以上。 もちろん目玉商品は「干し柿」「梅干し」で変わっていないが、その他の和歌山県内の特産品を多数取り揃えている。 これも観光客数激増からくる好影響なのだろう。
 物産館の名物はあんぽ柿の干し柿。軒先に吊るされていた干し柿をそのままビニールでパッケージした感じの商品で、 8個の柿が縄で連なった形で販売されている(8個入り900円)。 梅干し関連では「はちみつ仕立て・極」という商品。とても大粒な本格的なはちみつ梅干しである。 町内にそびえる葛城山の山麓で育てられた「じゃばら(柑橘系果物)」を使った商品は最近登場した新商品。 じゃばら入りママレード「じゃばらハニー」、じゃばらの皮を使った「じゃばらピール」、 定番の「じゃばらポン酢」と「じゃばら果汁」、変わり種商品の「ジャバラーメン」等が販売されている。 幻のラーメン店と呼ばれる「和歌山ラーメン倉庫」や和歌山ラーメンの定番「井出商店の中華そば」、 和歌山の湯浅醤油を使った「湯浅醤油ラーメン」等も販売されている。 世界遺産・高野山の特産品も本駅で多数販売。 高野山参拝記念として有名な「ごまだれ餅」、高野山土産の定番である「栗さらさ」と「花坂の焼餅」、 ちょっと可愛い「高野くんプリントクッキー」もある。 その他にも「有田みかんジュース」「湯浅醤油」「近大まぐろ煎餅」等、和歌山名物が揃っている。
 本駅のレストランでは「和歌山ラーメン(1080円)」「釜揚げしらす丼(1350円)」が人気のメニュー。 「熊野ポークカレー(920円)」「マルゲリータ(1070円)」「きつねうどん(740円)」等も味わうことが出来る。

いざ、「くしがきの里」へ

 物産館の商品、レストランのメニューをチェックして、「さあ、くしがきの里へ」と行きたいところだが… 焦ってはいけない。 くしがきの里に繰り出す前に絶対にやっておかなければならないこと…これはかなり重要。 観光案内コーナー(物産館の奥の方)へ行って「まつこの串柿の里とれっきんぐまっぷ」を入手すること。 くしがきの里近辺は道路が狭く駐車可能な場所、トイレも極めて限られている。 このマップが無いと、くしがきの里トレッキングは不可能…といっても良いくらい、重要な内容がいくつも記載されている。 ちなみに著者のまつこさん、2016年5月から2019年4月まで地域おこし協力隊として活動。 任期終了後も四郷地区に暮らしているそうだ。
 本駅からくしがきの里へ向かう方法は、(1)歩く、(2)コミュニティーバスを利用、(3)車のいずれか。 ただ、歩くにはかなりの距離があり健脚の方でなければ不可能(距離は上述のマップに記載あり)。 コミュニティーバスは1日3本しか走っていないのが難点。 このため、多くの方が車で向かうことになると思うが、道が狭いので運転は要注意である。 ちなみに駐車場とトイレは定福寺(じょうふくじ)にある(これも上述のマップに記載あり)。 飲料を提供する自動販売機はどこにもないので道の駅で購入しておくのがお勧めである。
 くしがきの里へ向かうのはかなり大変だが、実際に到着してみると絶景の一言。 私も訪れる前は「串柿を吊るす風景は東京(多摩西部)でも見たことがある」程度に思っていたが、 実際に訪れてみると想像以上の絶景。 山間の風景、紅葉の風景、古民家の風景、そして串柿吊るしの風景が相まって、江戸時代にタイムスリップした感覚に陥る。 さすが外国人の観光客、「いいところに目を付けたな」と思わず感心してしまう。


道の駅看板

道の駅看板

物産館

木造の物産館。農作物直売所もこの建物の中にある。

テラスとレストラン

テラス席とその奥にあるレストラン

物産館内部

物産館の内部(2017年11月撮影)。当時の利用客はこの程度だったが、現在は人でいっぱい。

吊るし柿

物産館で販売されている「あんぽ柿の吊るし柿」。くしがきの里に吊るされている柿をそのまま販売しているような感じ。

鍋谷峠トンネルの貫通石

国道480号線バイパスとなる鍋谷峠トンネルの貫通石。 トンネル完成により和歌山県かつらぎ町と大阪府和泉市の所要時間は大幅に短縮された。

まつこの串柿の里とれっきんぐまっぷ

観光案内所に置かれている「まつこの串柿の里とれっきんぐまっぷ」。 くしがきの里に向かう方は必携。

吊るし柿

吊るし柿の風景。10個串と5個串の2種類がある(写真は10個串)。

串柿の里の風景

串柿の里の風景。山間の風景、紅葉の風景、古民家の風景、そして串柿吊るしの風景。 天気も私の味方をしてくれた。(2017年11月、大久保地区で撮影)

近隣のお勧め宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①かつらぎ温泉 八風の湯 宿「八風別館」
 [MAPCODE] 106 148 673*22
 (口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南に5km
 - 料金(2食付き2人計30,000円~)
 - 温泉あり/全室露天風呂付温泉あり
 - お得な直前割あり[朝食付き2人計19,000円~]

   

■②丸浅旅館
 [MAPCODE] 106 108 054*18
 (口コミ平均3.4点/5点満点)

 - 道の駅から南西に10km
 - 料金(1人5,500円、2人計10,000円~)
 - 食事付きプランもあり

   

■③いやしのコテージみらい
 [MAPCODE] 205 815 300*67
 (口コミ平均5.0点/5点満点、お勧め度★★★)

 - 道の駅から東に12km
 - 料金(1人10,910円、2人計13,638円~)
 - 自然の中のコテージ

   

■④HOTEL46(ホテル シロ)
 [MAPCODE] 205 788 508*25
 (口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から東に14km
 - 料金(4,182円~)

 

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■③いやしのコテージみらい

森の中にあるコテージ。特にBBQを楽しみたい方には最高の宿。調理用具付きキッチンもあり自炊も可能。 とにかく部屋が綺麗で普通に宿泊するだけでも満足。

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)