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(和歌山県の道の駅 no.31)

道の駅 たいじ

駅基本情報
駅名 たいじ
住所 和歌山県東牟婁郡太地町森浦143-1
駅名の由来 町名の太地町より
施設 物産館、レストラン
特産品 鯨肉、鯨カツバーガー、鯨ベーコン、鯨の角煮、炙り鯨、鯨の金山寺味噌煮込み、 マグロのトロ炊き、マグロカレー、おつまみマグロ、ポンカン、地のり、 紀州備長炭焙煎コーヒー、八咫烏の卵まんじゅう、ジャバラジュース「じゃばらの輝き」、太田米コシヒカリ

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伝統の古式捕鯨を継承する町

紀勢自動車道の市屋ICから国道42号線を東に約3キロ、 和歌山県南部の太地町に本駅「たいじ」はある。 本州最南端の潮岬からほど近い太地町は本州で最も温暖な町の一つ。 森浦湾、太地湾、熊野灘と3方を海に囲まれた美しい景観は、訪れる人の心を和ませてくれるに違いない。 ただ近年は太地町で行われている古式漁法を巡り、きな臭い雰囲気が漂っている。 太地町で400年前から行われている伝統の古式捕鯨「鯨とイルカの追い込み網漁」 は残酷という理由で批判的にドキュメンタリ映画「ザ・コーヴ」に取り上げられ、今、世界中から注目を集めている。 漁が始まる9月上旬には反捕鯨団体が漁を妨害することもしばしば。 漁が行わる鼻尻湾では捕鯨反対派と地元警察が睨み合いを繰り返している。 但し鼻尻湾から離れた場所にある本駅に関してはきな臭い雰囲気は特に無い。 自然に調和した綺麗な建物の中で、太地町の特産品や郷土食を静かに提供している。

特産品は鯨肉

本駅は2015年に道の駅登録、2017年8月にオープンした新しい道の駅。 物産館とレストラン、そして日本一きれいと言われている24時間利用可能なトイレから成る施設構成である。 まずは物産館だが、やはり太地町の追い込み網漁による海の幸が商品の中心。 さすがに日本人でも少し抵抗がありそうなイルカ肉は販売されていないが、 鯨肉は数多く販売されている。 一般的な鯨肉を始めとして、「鯨ベーコン」「鯨の角煮」「炙り鯨」「鯨の金山寺味噌煮込み」等が本駅で販売されている。 マグロを使った商品も多い。 「マグロのトロ煮」「マグロカレー」「おつまみマグロ」を始めとして、 総菜コーナーの「マグロ丼」「マグロご飯弁当」も人気の商品になっている。 海産物が目立つ本駅だが農作物も販売しており、特にポンカン、ジャバラジュース、 地産の米(太田米コシヒカリ)等が大々的に販売されている。 菓子類では南紀に縁が深い八咫烏(ヤタガラス)をモチーフにした「八咫烏の卵まんじゅう」や紀州銘菓の 「おさかなサブレ」、太地町オリジナルの「鯨ステーキ煎餅」が販売されている。

レストランでも鯨肉

続いてレストランの紹介だが、レストランでも鯨肉を用いたメニューが中心。 特に鯨肉をふんだんに使った「鯨スタミナ丼(980円)」は当駅のお勧めメニューになっている。 その他にも「鯨竜田揚げ定食(980円)」「鯨カツ定食(980円)」「鯨焼肉定食(980円)」の定食類や、 テイクアウト可能な「鯨カツバーガー(500円)」「鯨竜田揚げカップ(500円)」「鯨アメリカンドッグ(300円)」がある。 今回私は「鯨カツバーガー」を購入。バンズの間にカリカリに揚げた鯨カツが2枚とサクサクのキャベツが入り、 タルタルソースで味付けされたハンバーガーである。 鯨カツは昭和時代によく出回ったものと全く同じ味。 噛みごたえがあり、サッパリとした味に懐かしさを覚える方は数多いだろう。 もう一品、注目のメニューを挙げるなら「オリジナルのカレーライス(580円)」。 鯨肉は使っていないが、ご飯の形状がくじら型になっていてとても可愛い。 インスタ映えすること間違いなしだろう。

鯨とイルカに癒される博物館

さて、本駅に関する紹介は以上だが、本駅を訪れたならば是非とも立ち寄りたいのが2キロ北東にある「鯨の博物館」である。 入場料1500円の有料施設であるが、見事なイルカショー、クジラショーを見学することができる。 特に凄いのはイルカショー。 トレーナーの指示通りにジャンプや輪投げキャッチなどを行うイルカは本当に頭が良いということを実感する。 イルカの身体能力は驚異的で体操選手のような「1回宙返り2回ひねり」のウルトラCも演じてくれる。 イルカや鯨の可愛らしい仕草はセラピー効果があると言われている。 イルカの餌あげ体験、イルカのトレーナー体験、鯨とのふれあいスイム等のイベントもあり、 日頃のストレスも忘れることが出来るのではないだろうか。 ついでに言うならばトレーナーの女性も癒し系の美女。 恥ずかしながら私はイルカ、鯨と共にトレーナーの女性の笑顔にも癒されてしまった (美形の若い男性トレーナーもいます)。


道の駅看板

道の駅看板

駅施設

駅施設。左側の建物に物産館とレストランが入る。右側の建物は日本一きれいと言われる24時間トイレ。

レストラン

木をふんだんに使った内装が特徴のレストラン。写真の奥の方に物産館がある。

鯨カツバーガー

名物メニューの「鯨カツバーガー」

カレーライス

今回は食べることが出来なかったが鯨型のカレーライスもある。(写真はレストラン掲載のメニューから拝借しました)

くじらの博物館

駅から2キロ北東にあるくじらの博物館

イルカのショー

イルカショーで魅せるカマイルカの身体能力

クジラのショー

クジラのショーでは大迫力のジャンプを披露

太地マリナリュウム

太地マリナリュウムでは珍しい真っ白なイルカを見ることが出来る。クラゲも多数展示されている。