(和歌山県の道の駅 no.03)
道の駅 ふるさとセンター大塔
駅名 | ふるさとセンター大塔(ふるさとセンターおおとう) |
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住所 | 和歌山県田辺市鮎川997-1 |
コード | 457 855 647*04 |
駅名の由来 | 「大塔」は市町村合併前の旧村名の大塔村より |
施設 | 物産館、農作物直売所 |
休館日 | 火曜日[祝日と重なる場合は営業] |
営業時間 | 9:00~17:00 |
特産品 | まんてん梅、はちみつ梅、梅アイス、熊野サイダー、甘酢らっきょう、すももジャム、きんかんジャム、 トマトソース、トマトケチャップ、かき餅、金山寺みそ、柚子みそ、木工製品各種(簀の子/踏み台/等) |
素朴な特産品が並ぶ
紀勢自動車道の上富田ICから国道42号線→国道311号線を通って東に12km、
和歌山県南東部の旧大塔村(現田辺市)に本駅「ふるさとセンター大塔」はある。
道中は国道311号線に入ってからは常に車窓の右手に富田川を見ながらのドライブ。
川の蛇行に沿うように道路も右へ左へとカーブを繰り返す。
飛び飛びに現れる平地部分に住宅が立ち並んでおり秘境という感じはあまりしないが、
進めば進むほどその平地部分が少なくなるため、長閑さがどんどんと増していく。
やがて休業となってしまった鮎川温泉の先に本駅が見えてくる。
本駅の第一印象は…まず「小さい」。とても小さい。道の駅としては最小クラス。
道の駅の看板が無ければ普通の一軒家と勘違いしそうなくらい小さい。
駐車場も14台分とこれも道の駅としては最小クラス。
ただ、過去に何度か訪れた経験では駐車場に止まっている車は多くて3台くらい(週末はもう少し多いかも)。
駐車場に関しては特に問題は無いのかも知れない。
早速、店内に入ろうと思ったが、中の様子が見えないので入るには少し勇気がいる。
ただ、店内に入ってみると店員が「いらっしゃいませ」と明るい声で迎えてくれるので全然大丈夫である。
本駅は元々は食事処併設の道の駅。「熊野の梅入りあんかけうどん」が人気だった。
おそらく大正時代からの名湯「鮎川温泉」が健在だった頃は入浴後に本駅で「あんかけうどん」を食べるのが定番だったのだろう。
残念ながら食事処は閉鎖になったが物産館はまだ健在。
派手さは無いが素朴な商品が並んでいるので、本駅を訪れた際は田舎ならではの素朴な商品をチェックしたい。
地元、鮎川の「まんてん梅」がお勧め
物産館の品揃えは50種類位。梅干し、はちみつ梅、梅寿司の素、金山寺みそ、柚子みそ、甘酢らっきょう、
かき餅、トマトソース、トマトケチャップ等、素朴な商品が数多く並んでいる。
今風な商品では「梅アイス」「熊野サイダー」辺りだろうか。
「すももジャム」「きんかんジャム」も今風と言えるだろうか。
さて、私が物産館で注目した商品は「まんてん梅(550円)」。
本駅は旧大塔村の鮎川地区に位置しているが、その鮎川地区で生産された地元中の地元の商品。
店員からも「是非これを」と推奨された商品である。
「まんてん梅」は紀州南高梅を独自の製法で風味豊かに漬けあげた梅干し。
梅干ならではの酸味は感じるが、どこかしら甘味も感じるバランスの良い味。
そのまま何個でも食べられそうな味である。
「独自の製法」は企業秘密のようだが、成分表を見ると何となく秘密がわかる。
ぶどう糖液糖と還元水飴が入っており、おそらくこれが甘味を生み出す秘訣なのだろう。
私からも推奨したい商品である。
旧大塔村は林業が盛んで本駅でも木工製品を販売。
木の香りがする簀の子、踏み台、まな板などの商品が販売されている。
近隣のお勧め宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■①鮎川山荘
[MAPCODE] 457 855 006*08
(口コミ平均--点/5点満点)
- 道の駅から南に900m
- 料金(7,855円~[4人以上のみ利用可])
■②民宿古道の杜あんちゃん
[MAPCODE] 615 660 592*11
(口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北に4km
- 料金(1人4,910円、2人計8,182円~)
- 2食+お弁当付きプランもあり
■③熊野の郷 古道ヶ丘
[MAPCODE] 615 691 788*06
(口コミ平均3.7点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から北に5km
- 料金(6,000円~)
- 手付かずの自然の中にあるバンガロー
- 【注】石鹸、歯ブラシなどのアメニティー無し
■④熊野古道の宿 霧の郷たかはら
[MAPCODE] 615 754 126*06
(口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北東に9km
- 料金(2食付き1人11,818円、2人計21,818円~)
- 温泉あり
- 熊野古道の入り口に位置する宿
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■④熊野古道の宿 霧の郷たかはら
熊野古道の入り口に位置し、古道散策にも便利な宿。気象条件が揃えば宿のオープンテラスからは幽玄な雲海の風景を見ることが出来る。 オリジナル創作料理も評判。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)