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(滋賀県の道の駅 no.15)

道の駅 塩津海道 あぢかまの里

駅基本情報
駅名 塩津海道 あぢかまの里(しおつかいどう あぢかまのさと)
住所 滋賀県長浜市西浅井町塩津浜1765
駅名の由来 「塩津海道」は本駅周辺のびわ湖最北端に面する集落の名称、「あぢかま」は塩津地域を指す枕詞
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、蕎麦処、パン屋
特産品 鮒寿し、鮒寿し茶漬け、丁稚羊羹、柚子羊羹、きんかん大福、栗餅、よもぎ餅、きな粉餅、鯖の一本寿し、 柚子うどん、菊水飴、湖北そば、ゴパン(米から作ったパン)

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水の駅が道の駅に

北陸自動車道の木之本ICから通称「塩津街道」と呼ばれる国道8号線を北東に6キロ、びわ湖の美しい風景と、それを遮るトンネルが交互に現れ、 やがて、長閑な水田の風景が現れた頃に本駅が見えてくる。 本駅が位置するのは湖北の小さな町の旧西浅井町(現長浜市西浅井町)。 2006年に地域活性化のために「奥びわ湖水の駅」として開業し、3年後の2009年に滋賀県15番目の道の駅として登録された。 滋賀県で最も北に位置する本駅は湖北地方では唯一の大規模な道の駅。 大きな物産館、農作物直売所、レストラン、そば処、パン屋の他に出店まである活気溢れる道の駅である。

滋賀県名物の鮒寿しを販売

さて、滋賀県の郷土料理で真っ先に思い出すのは「鮒寿し」だが、意外と県内の道の駅で鮒寿しを扱っている所は少ない。 しかし、本駅では鮒寿しの老舗「魚助」の商品が販売されている。 鮒寿しは1尾6千円~8千円と高く、庶民には少々高嶺の花だが、本駅ではこの高額商品がずらりと並んでいる。 この高級食品がこんなに売れるのかと少々心配になるが、おそらく売れるからこそこれだけ販売されているのだろう。 切り身であればもう少し安くなり1500円~3000円の価格帯になる。これならば庶民にも何とか手に届く範囲だろうか。

鮒寿しはフルーティーな味?

少しでいいから、もう少しお手軽価格で鮒寿しを体験したいのであれば、レストランの「鮒寿しセット」がお勧め。 850円で鮒寿し4つと小皿2つが付いた食事を楽しむことが出来る。 私もこの「鮒寿しセット」のお陰で人生初めての鮒寿し体験が可能になった。 まず気になる臭いについて。一般的には「鮒寿しは大変な悪臭がする」という評判だが、レストランで食べた鮒寿しは意外と臭いはしない。 鼻を近づけると少し臭う程度だ。もっとも鮒寿しは様々なメーカーが作っているので、全ての鮒寿しが「安全」とは言いきれないが…。 次に問題の味について。一般的な評判、そして本駅の看板にも「フルーティーな味」と書かれているが、個人的にはその表現は疑問だ。 この味をフルーツに置き換えることはどうしても出来ない。 私なりに味を表現すると「わさび漬けを酢に漬けたような味」である。 最初の一口に鼻に来るような辛さ、その後段々と酸味を感じるような味である。 好き嫌いはかなりはっきりと分かれそうな気がするが、個人的には癖になりそうな味。 いつの日か鮒寿し1尾を買って、じっくりと味わいたいと思わせる味である。

湖北地方の特産品も多数

鮒寿しの話ばかり先行してしまったが、本駅には鮒寿し以外の湖北の特産品も多数ある。 物産館からその商品を覗いてみると、まず店頭にずらりと並ぶのは和菓子各種。 「丁稚羊羹」「柚子羊羹」「きんかん大福」「栗餅」「よもぎ餅」「きな粉餅」等が販売されている。 伊香郡(この地方の名称)の特産品コーナーもあり「ハッカ糖」「柚子うどん」「菊水飴」「湖北そば」「よもぎ飴」「柚子羊羹」等が販売されている。 農作物直売所もかなりの大規模。こちらは地産の米(コシヒカリ)や地産の旬の野菜が多数販売されている。 レストランでは「鮒寿しセット」以外にも「鮒寿し茶漬け」「鯖寿し」「海鮮ちらし」「うなぎ丼」「鍋焼きうどん」などのメニューが揃っている。 レストラン横には「鴨そば」を食べることが出来る蕎麦処がある。 更にお米で作ったパン「ゴパン」を販売するパン屋もある。こちらはNHK関西局でも取り上げられた人気の店である。 更に「丸子焼き」「揚げおかき」など湖北地方伝統の料理を味わうことが出来る出店も出ており、 買い物、食事に全ての面で客を満足させる道の駅と言えそうだ。


道の駅看板

道の駅看板

駅施設

瓦屋根の懐かしい雰囲気がする駅施設

鮒寿しコーナー

物産館の鮒寿しコーナー

鮒寿しの説明

鮒寿しコーナーに書かれていた説明書き。「フルーティーで後味が良く」と書かれているが果たして…

鮒寿しセット

レストランで食べることが出来る「鮒寿しセット」。鮒寿し4つ(左上の皿)が付いている。

ゴパンのパン屋

テレビでも取り上げられた「ゴパン」のパン屋。ジェラードも販売されている。