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(滋賀県の道の駅 no.13)

道の駅 藤樹の里あどがわ

駅基本情報
駅名 藤樹の里あどがわ(とうじゅのさとあどがわ)
住所 滋賀県高島市安曇川町青柳1162-1
駅名の由来 「あどがわ」は市町村合併前の旧町名の安曇川町より。安曇川町は近江聖人と称えられた江戸時代の陽明学者の中江藤樹の出身地である。
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、フードコート、コンビニエンスストア、扇子ギャラリー
特産品 アドベリー関連の商品(アドベリーゼリー、アドベリークッキー、アドベリージャム等)、とんちゃんライスロー、近江牛カレー、 近江米たまご雑炊、高島の5つの酒造の酒ケーキ、草餅、とち餅、丁稚羊羹、日本酒「琵琶の長寿」「奥琵琶湖」「高島」「藤樹」

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県内トップの入場者数を誇る道の駅

京都市内から琵琶湖の西を通る湖西道路(国道161号線)を北に進んで約45キロ。 滋賀県北西部の旧安曇川町(現高島市安曇川町)に本駅「藤樹の里あどがわ」がある。 湖西地方は大津市より北は田畑や山林が広がる箇所が多いが、安曇川町はその中で数少ない人口密度の高い町。 人が多ければ商業施設も充実するもので、本駅は滋賀県内では施設、集客共に最大級の道の駅になっている。 データは少々古いが平成23年度の入場客数は年間79万2千人。2位以下に26万人以上の大差をつけて、滋賀県内の道の駅入場者数のトップに輝いている。 安曇川町は近江聖人と称えられた江戸時代の陽明学者の中江藤樹ゆかりの町。 町内には中江藤樹記念館など中江藤樹に関連した観光施設も多く、観光の地としても人気である。

アドベリーを使った町興し

駅は物産館、レストラン、コンビニ等を中心とする施設構成。 駅の中心施設となる物産館では安曇川町の特産品のアドベリーを用いた商品が多数並んでいる。 ところでアドベリー、あまり聞かない名前だが、正式名称はボイゼンベリー(又はボイズンベリー)。 日本語では木苺(きいちご)と呼ばれており、実は安曇川町だけの果物という訳では無い。 ボイゼンベリーという名前では親しみづらいという理由で、安曇川町の「アド」を取って「アドベリー」と名付けたらしい。 アドベリーを使った商品を紹介すると菓子類では「アドベリーゼリー」「アドベリークッキー」「あど菓ミルク」「アドベリーわらび餅」 「アドベリーマドレーヌ」…まだまだ他にも沢山ある。 菓子類以外にもアドベリーは領域を広げており、「アドベリージャム」「アドベリードリンク」「アドベリーリネカー」…等、 意外な組み合わせでは「アドベリー素麺」という商品もある。 私はアドベリーを使った菓子を3つ購入して食べてみたが、甘みと酸味が同居する味で中々美味しい。 アドベリーはブルーベリーよりも目に良い成分が多く含まれているらしく、目の健康にも良さそうだ。

もう一つの特産品は、鶏なのに「とんちゃん」

本駅のアドベリーと並ぶもう一つの特産品は「とんちゃん」。豚をイメージさせるネーミングだが若鶏の肉である。 この「とんちゃん」は物産館の惣菜コーナーとレストランで味わうことが出来る。 物産館の惣菜コーナーでは「とんちゃんライスロール」が販売されている。 中に海苔、外側に醤油味ベースの味付きライス。ちょうど「のり巻き」を逆にしたような形で、 中心にニンニクが効いた「とんちゃん」が鎮座しているという外形である。 味はかなり塩辛い。関西地方は薄味というのが一般的な評判だが、この味は関東在住の私でも「お茶が欲しい」と思うほど塩辛い。 ただ、とても癖になりそうな味である。 レストランでは「とんちゃん唐揚げ定食」を販売。こちらはまだ私は食べていないので味についてはコメント出来ないが、 とんちゃんの唐揚げを十分に堪能できるそうだ。 レストランにはその他にも魅力的なメニューが多数ある。 「滋養豚のとんてき定食」「近江のおばんざい定食」「とんかつ定食」「にしんそば」等、滋賀県、及び関西地区の名物料理を味わうことが出来る。

地場産業の扇子の展示室もある

その他の施設も簡単に紹介したい。 まずは物産館横にあるフードコート。安曇川ラーメン、アドベリーソフト、平玉ぜんざい、にしんそば、カレーライス等を食べることが出来る。 物産館の奥の方には地場産業である扇子の展示コーナーがある。 ここでは扇子の展示や制作工程の展示が行われている。自分で絵付けをするオリジナル扇子作り体験も可能である。 駅の横にはコンビニエンスストアもあり利便性も抜群である。


道の駅看板

道の駅看板

駅施設

駅施設。屋根に地場産業の扇子型の窓がある。

中江藤樹の孝養像

駅にある中江藤樹の孝養像。中江藤樹は親孝行で知られ、母に薬を渡す像が飾られている。

アドベリーの菓子

特産品のアドベリー菓子。上がアドベリーゼリー、左がアドベリークッキー、右があど菓ミルク。 一つ160円でばら売りされている。

とんちゃんライスロール

こちらも特産品の「とんちゃん」を用いたライスロール

扇子ギャラリー

物産館の奥には扇子ギャラリーがある