(滋賀県の道の駅 no.04)
道の駅 東近江市あいとうマーガレットステーション
駅名 | 東近江市あいとうマーガレットステーション(ひがしおうみしあいとうマーガレットステーション) |
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住所 | 滋賀県東近江市妹町184-1 |
コード | 566 661 701*01 |
駅名の由来 | 「あいとう」は市町村合併前の旧町名の愛東町より。愛東町の町の花がマーガレットだったため、このような駅名になっている。 |
施設 | 物産館、農作物直売所、フルーツ&ハーブ工房「Rapty」、麺処、菜の花館、花畑 |
休館日 | 12/31、1/1、火曜日 (農作物直売所 12/31~1/3、火曜日) (フルーツ&ハーブ工房 12/31~1/2、火曜日) (麺処 12/26~1/2、火曜日) (菜の花館 12/28~1/4、火曜日、日曜日、祝日) |
営業時間 | 9:00~17:30 (農作物直売所 9:00~17:00) (フルーツ&ハーブ工房 10:00~16:30) (麺処 11:00~14:00) |
道の駅の特産品 | あいとうメロン、あいとう梨、あいとうむすび、Raptyのジェラード、ハーブティー、香木、ハーブ枕、 八風生そば、荏胡麻ふりかけ、荏胡麻ドレッシング、近江牛ビーフカレー、近江牛肉味噌、献上漬け、刻みすぐき、 奈良漬け、近江チャンポン、菜種油「菜ばかり」 |
「あいとうメロン」が大人気
名神高速道路の八日市ICから国道421号線→国道307号線を通って東に5km、
滋賀県南東部の旧愛東町(現東近江市)に「道の駅 東近江市あいとうマーガレットステーション」はある。
インターからの道中は約9割が田園の風景。渋滞も少なくゆったり気分で本駅に辿り着くことが出来るだろう。
ちなみに元々の駅名は「あいとうマーガレットステーション」。
合併により愛東町が東近江市に変更になった2005年に駅名に「東近江市」が加わった。
現時点では全国1200以上の道の駅で「最も長い駅名」となったが、本駅を正式名称で呼ぶ人は少ない。
現在でも道の駅看板、本駅のホームページでは旧駅名の「あいとうマーガレットステーション」で通している。
滋賀県が発表している観光統計調査によると本駅の年間利用客数は県内の道の駅では第3位の65万人(2023年度)。
ただ、過去に本駅を訪れたことがある人は、「そんなに少ないの?!」と感じる人もいれば、
また逆に「そんなに多いの?!」と感じる人もいるだろう。
実は本駅は4月~6月の3ヶ月間に超繁忙期を迎える月別利用客数の変動が極端な道の駅。
その要因となっているのは本駅で販売される「あいとうメロン」である。
「あいとうメロン」の旬の時期には直売所に入場制限が掛かる程の盛況ぶり。
道の駅巡りを楽しむ方には、「あいとうメロン」が目的ならばもちろん4月から6月に、
そうでなければそれ以外の時期を選ぶのが賢明ではないだろうか。
ハーブショップと珍しい野菜
本駅は物産館、農作物直売所、フルーツ&ハーブ工房、麺処、菜の花館から成る施設構成。
「あいとうメロン」が目立つ本駅だが、その他の施設もなかなか充実している。
まず物産館だが、建物に足を踏み入れた瞬間に甘い芳香を感じることだろう。
実は本駅のテーマは「ハーブ」。ハーブティー、香木、ハーブ枕など、ハーブを使った商品が数多く並んでいる。
もちろん、物産館では旧愛東町、東近江市、滋賀県全般の特産品も販売。
東近江の生そばとして名高い「八風生そば」を始めとして、「荏胡麻ふりかけ」「近江牛ビーフカレー」
「献上漬け」「刻みすぐき」「近江チャンポン」等の特産品が販売されている。
続いて農作物直売所だが、人気はもちろん「あいとうメロン」。
地元の愛東町の農家8戸が生産するアールス系マスクメロンで抜群の糖度が特徴。
本駅ではサイズによって1玉2,900円~3,700円で販売されている。
「あいとうメロン」以外にも珍しい野菜、果物販売が本駅の特徴。
「あいとう梨(8月中旬~9月に販売)」「青パパイヤ」「カボッキー(韓国カボチャ)」
「バターナッツかぼちゃ」等、他所では見かけない野菜・果物が販売されている。
もちろん、キュウリ、トマト等、普通の野菜も販売。野菜の種類は50種類位はありそうだ。
農作物直売所内には総菜コーナーも設置されている。
ここでは「あいとうむすび(おにぎり/190円)」「加薬めし」「ちらし寿司」「唐揚げ弁当」等が販売されている。
物産館から少し離れた場所には麺処「ムラサキ」がある。
ここでは東近江市産のそば「八風(はっぷう)そば」が名物メニュー。生乳ソフトクリームも味わうことが出来る。
また、物産館の奥の方にある「菜の花館」では東近江市産100%の菜種油「菜ばかり」が販売されている。
Raptyではジェラードが人気
続いてフルーツ&ハーブ工房「Rapty」の紹介だが、ここでは圧倒的にジェラードが人気。
写真でも示す通り盛られたジェラードの量が凄い。この量で340円(シングル)はかなりお得。
ダブルだと410円、トリプルでも470円とお手頃価格である。
素材はミルク、あいとう梨、コーン等、私の訪問時では合計で8種類。
人気No.1はミルクのようだが、折角、愛東町まで来たのだから私は「あいとう梨ジェラード」を食べてみた。
「あいとう梨ジェラード」は梨独特の瑞々しさ、ほんのりとした甘味、甘味の中に隠れた酸味が特徴。
とても美味しかったが、後から考えるとミルクとあいとう梨のダブルだったらもっと美味しかったかも。
あいとう梨の酸味とミルクジェラードの甘味は相性がピッタリのような気がする。
まあ、これは次回訪れた時の楽しみに取っておきたい。
Raptyではプレーン、きな粉、シナモンの3種類の「あいとうドーナッツ(各157円)」も人気の商品。
ただ、ドーナッツに因んで毎月10日、20日、30日の「0」が付く日の限定販売というのが面白い。
運よく見かけた方は試してみるのは如何だろうか(ちなみに私の訪問日は9月19日。惜しい!)。
その他、フルーツタルト、フルーツティー(これらは全日販売)も味わうことが出来る。
四季折々の花畑を楽しむ
本駅のもう一つの楽しみは四季折々の表情を魅せる色鮮やかな花畑。 4月の菜の花に始まり、5月はポピー、6~7月はラベンダー、8月はヒマワリ、9~10月はコスモス、11月は秋ヒマワリが咲く。 駅名に入っているマーガレット畑が無いのが謎だが、まあ色々と都合があるのだろう。 観覧だけなら無料。摘み取りは菜の花、ポピー、コスモスは20本/300円、ラベンダーは30本/400円、 ヒマワリは5本/300円で楽しむことが出来る。
「道の駅 あいとうマーガレットステーション」近隣の宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■①料理旅館 太平楼
[MAPCODE] 67 628 599*50
(口コミ平均3.9点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から南西に4km
- 料金(1人5,500円、2人計10,000円~)
- 食事付きプランもあり
- 夕食は低価格から高級会席料理まで幅広い選択肢
■②コンフォートイン八日市
[MAPCODE] 67 657 089*24
(口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南西に4km
- 料金(朝食付き1人4,910円、2人計6,092円~)
■③クレフィール湖東
[MAPCODE] 566 813 140*60
(口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北に6km
- 料金(1人7,546円、2人計14,182円~)
- 食事付きプランもあり
■④永源寺温泉八風の湯 宿「八風別館」
[MAPCODE] 453 862 683*41
(口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南東に9km
- 料金(2人計22,000円~)
- 温泉あり/食事付きプランもあり
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■④永源寺温泉八風の湯 宿「八風別館」
臨済宗大本山永源寺の門前にある温泉宿。大自然に囲まれており、ゆったりと湯治を楽しむことが出来る。 夕食は地元の食材を使った懐石料理。朝食は体に優しい和定食。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)