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(静岡県の道の駅 no.17)

道の駅 ふじおやま

道の駅基本情報
駅名 ふじおやま
住所 静岡県駿東郡小山町用沢72-2
コード 434 024 851*06
駅名の由来 「富士山」の麓にある「小山町」に駅が位置することより。
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、軽食スタンド
休館日 無休
営業時間 7:00~20:00
(レストラン 8:00~19:00)
(軽食スタンド 平日 10:00~15:00、土日祝 9:00~16:00)
道の駅の特産品 金太郎バウム、金時もなか、金太郎の栗どら、足柄山金太郎だんご、金太郎飴、ふじおやまオリジナルコーヒー、 勝栄堂のどら焼き、いろいろおかき、富士山頂まんじゅう、富士山サブレ、鈴廣かまぼこ、駿河湾の桜エビ煎餅、 しらす海苔煎餅、富士山わさび煎餅、静岡茶、静岡茶パイ、静岡おでん、秦野コロッケ、甲州ワイン、ほうとう

国道246号線沿いの唯一の道の駅

 東名高速道路の御殿場ICから国道139号線→国道246号線を通って北に7km、 静岡県東部の小山町に本駅「ふじおやま」はある。 国道246号線は東京都心から神奈川県を経由して静岡県沼津市まで繋ぐ南関東の主要道路。 本駅周辺はまだマシだが、交通量が激しく渋滞が頻発する道路として有名である。

道の駅 | ふじおやま | 道の駅看板
道の駅看板
 本駅はその国道246号線沿いにある唯一の道の駅。 とにかく、いつ訪れても混雑しているというのが私の印象であり、 それを裏付けるように町側から発表されている年間の利用客は173万人。 駐車場…特に大型車用の駐車場不足は顕著で駐車枠以外に停めているトラック、 更には近隣の道路を1車線塞いで駐車しているトラックもちらほら(けっこう危険)。 道の駅近くにある小山町農村活性化センター「ふじあざみ」も本駅の第2駐車場として開放されているので(普通車のみ)、 週末に訪れる方は第2駐車場を使う方がストレスが少ないかも知れない(駅施設までは階段があるので足腰の弱い方には不向き)。

道の駅 | ふじおやま | 駅施設
駅施設。物産館とレストランがある。
 小山町は「金太郎」こと「坂田公時」の生誕地と言われている町。 個人的には道の駅「足柄・金太郎のふる里」を擁する神奈川県南足柄市との「金太郎生誕地論争」に興味が沸くが、 どちらも金太郎をモチーフとした商品開発が盛ん。 生誕地云々の真相は別として、両駅を廻って特産品的にどちらが「金太郎のふる里」に相応しいか、比べてみるのも面白そうだ。

道の駅 | ふじおやま | 金太郎のモニュメント
道の駅正面には金太郎のモニュメント
道の駅 | ふじおやま | 金太郎の水汲み場
富士山の銘水「金太郎の水」の汲み場もある

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商品の種類数は驚異の2000種類超え

 本駅は大きな建物の中に物産館農作物直売所レストランが同居。 更に駅施設入り口付近に「ほっとスタンド金太郎」と呼ばれる軽食スタンドもある。

 まず物産館の紹介だが、とにかく広くて品数が多い。 全てを数えた訳では無いが品数は軽く2000種類を超えていそう。 全国平均と比べてかなり大規模な道の駅と言えるだろう。

道の駅 | ふじおやま | 物産館
広々とした物産館。商品の種類数は軽く2000種類を超えていそう。
 入口を入って直ぐの目立つ場所には「金太郎コーナー」がある。 ここでは本駅の一押し商品の「金太郎バウム」を販売。 小山町産コシヒカリの米粉を使ったオリジナルのバウムクーヘンで1個1600円。 カットされた一片も160円で販売されているのも嬉しい。 「金太郎」を冠した商品にはその他にも小山町の菓子メーカーが提供する「金太郎栗どら」「足柄山金太郎だんご」など。 お馴染みの「金太郎飴」も販売されているが、残念ながらこちらは東京産。 まあ、産地を気にしなければお土産品としては最適だろう。
道の駅 | ふじおやま | 金太郎バウム
本駅の推し商品の「金太郎バウム」。1カット150円で販売されているのが嬉しい。
道の駅 | ふじおやま | 金太郎飴
金太郎名物と言えばやっぱり「金太郎飴」。小山町産ではない点が唯一残念なところ。
 静岡、神奈川、山梨の3県境に近い本駅は小山町、及び3県の特産品も多数販売。
 まず小山町の特産品では地元の老舗菓子店「勝栄堂」の「どら焼き」が人気。 ふじおやまブランド米で作ったオリジナルコーヒーもある。
 静岡県全般の土産品では「駿河湾の桜エビ煎餅/しらす煎餅」「静岡茶」「安倍川餅」「静岡おでん」等を販売。 富士山をモチーフにした「富士山頂上まんじゅう」「富士山サブレ」「富士山わさびせんべい」もある。
 神奈川県の土産品では「鈴廣かまぼこ」。明太マヨ/チーズ/プレーン等、様々なバリエーションが揃っている。 神奈川県西部の秦野市の名物「秦野コロッケ」も本駅で販売されている。
 山梨県の土産品では「甲州ワイン」。30種以上のワインが並んでいるのは中々の壮観。 山梨郷土料理の「ほうとう」も販売されている。

 交通の要所にある本駅は観光客よりも営業や運送など仕事途中で立ち寄る方が多いのが特徴。 このため本駅では地元の特産品と共にお手軽な食材が売れるようだ。 本駅の人気No.1商品はお手軽菓子の「いろいろおかき」。結構、量があるのに価格はたったの150円。 その他、総菜コーナーの「山菜おこわ」、焼きたてパンも人気になっている。

道の駅 | ふじおやま | いろいろおかき
人気No.1商品は「いろいろおかき(150円)」。本駅限定の商品。

スタミナ系のレストラン

 本駅の「食」の施設は「レストランふじおやま」が中心。 観光客よりも営業や運送業など仕事途中に立ち寄る客が多いためだろうか、 本駅のレストランは観光客向けと言うよりは常連客向け。 スタミナ系のボリューム満点、かつ廉価なメニューが揃っている。

 名物は「富士山カレー」。ご飯が富士山のように高くそびえ立っているのが特徴。 サラダとスープが付いて800円と言うのは安い。 富士山型にカットされた「はんぺん天ぷら」が入った「富士天そば/うどん(850円)」も人気のメニュー。 「豚カツ定食(1100円)」「あじフライ定食(1100円)」「メンチカツ定食(850円)」 「金太郎パワー丼(1050円)」など、ボリューム満点のメニューが揃っている。 ライス大盛り無料と言うのも嬉しいサービス。 そのライスだが、全て静岡県産「ごてんばこしひかり」を使用しているので、ご飯の味も堪能したい。

道の駅 | ふじおやま | 野菜直売
野菜が安いところも本駅の有難い点。少し大きさが不揃いながら、トマトは5個190円。 立派な大根は1本130円と驚愕の安さ。
道の駅 | ふじおやま | 富士山の眺望
道の駅からは富士山を見ることが出来る

【その他の道の駅はこちらから】

 静岡県の道の駅
 全国の道の駅


「道の駅 ふじおやま」近隣の宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①ホテルジャストワン 富士小山
 [MAPCODE] 50 897 244*85
 (口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南東に5km
 - 料金(1人8,364円、2人計13,638円~)
 - 温泉あり/食事付きプランもあり
 - 客室、ロビー、浴場など至る所から富士山の眺望

   

■②遊彩の樹(ゆうさいのもり)
 [MAPCODE] 434 017 897*15
 (口コミ平均4.7点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から西に5km
 - 料金(1人6,500円、2人計9,000円~)
 - 食事付きプランもあり
 - 広々12畳の客室でゆったりと

   

■③ホテルルートイン新御殿場インター-国道246号-
 [MAPCODE] 50 831 046*38
 (口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から南西に5km
 - 料金(朝食付き1人6,773円、2人12,182円~)
 - 全客室でWOWOW無料視聴可

   

■④ホテルクニミ御殿場
 [MAPCODE] 50 802 079*83
 (口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南に6km
 - 料金(朝食付き1人6,364円、2人9,092円~)

   

🐶ペット旅

■⑤富士御殿場コンドミニアム「TANNPOPO」
 [MAPCODE] 50 772 730*72
 (口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から南西に7km
 - 料金(1人9,455円、2人計9,455円~)
 - ペット可のプランあり[追加料金+2,000円]

   

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)