AROUND JAPAN

(岐阜県の道の駅 no.34)

道の駅 みのかも

駅基本情報
駅名 みのかも
住所 岐阜県美濃加茂市山之上町2292-1
駅名の由来 市名の美濃加茂市より。2018年(平成30年)4月に「日本昭和村」から「みのかも」に駅名を変更した。
施設 物産館、農作物直売所、喫茶店、温浴施設、足湯(隣接の「ぎふ清流里山公園」の中に物産館、レストラン、体験施設等あり)
特産品 堂上蜂谷柿ふぃなんしぇ、郡上塩大福、飛騨牛乳チーズバウムクーヘン、枝豆ういろ、長良ういろ、 富有柿ようかん、さるぼぼ君のチョコクランチ、白川茶ラングドシャ「さるぼぼっち」、 老田屋の高山ラーメン、飛騨牛ラーメン、飛騨ブラックラーメン、郡上みそ、オリジナル金平糖、お米のゴーフレット

スポンサーリンク

楽しみ方が8倍に

 本駅「みのかも」は岐阜県南部の美濃加茂市にある。岐阜県を南北に縦断する国道41号線と、 東西に横断する国道481号線の供用区間の沿道にあり交通アクセスも便利。 また、東海環状自動車道の美濃加茂SAとも直結しており、高速道路から降りることなく本駅にアクセスすることも可能である。
 さて、本駅は元々は隣接する公園の名称である「日本昭和村」と名乗っていた道の駅。 2018年4月に隣接の公園は「ぎふ清流里山公園」に改称されてリニューアルオープン、同時に駅名も「みのかも」に変更された。 リニューアルで最も変わったのは公園への入場料。 以前は830円の入場料が必要だったが、リニューアルに伴い入場無料となった。 このため、無料で利用できる施設は以前は入場ゲート手前にある5施設のみだったが、 現在は入場ゲート奥にある施設を合わせて41の施設を利用可能。 楽しみ方が8倍になったと言えるだろう。
 もちろん、入場料が無料になっても、アドベンチャーパークや乗馬体験など、各々のアトラクションは有料。 ただ、これらのアトラクションは間近で見て、初めて「やってみたい」と感じるもの。 おそらく、入場無料化によってアトラクション利用客も大幅に増加したのではないだろうか。 その証拠に「ぎふ清流里山公園」の入場者はリニューアル後のわずか1年4ヵ月後に入園者数100万人を突破。 「日本昭和村」の頃は客が疎らだったが、現在は連日、大勢の客で賑わっている。

物産館では岐阜県名産品を販売

 それでは入場門に近い順で各施設の紹介を行いたい。 まずは入場門の横にある物産館から。 物産館はリニューアル前から入場料無しで利用可能だった施設。 実は物産館に関してはリニューアル前後であまり変わっておらず、美濃加茂市の特産品というよりは岐阜県内全般の特産品を販売している。 敢えて変わったところを探せば、かつての人気商品だった「日本昭和村まんじゅう」がなくなってしまったこと。 今はオリジナル商品として「金平糖」と「お米のゴーフレット」の2品が販売されているが、本駅の看板商品と呼ぶには如何にも地味。 「日本昭和村まんじゅう」に代わる新たな看板商品の出現に期待したい。
 現時点での売り上げNo.1は「堂上蜂谷柿ふぃなんしぇ」。主に美濃加茂市で生産されている、 別名「干し柿の王様」と呼ばれる蜂谷柿を使った焼菓子で、この商品に関しては美濃加茂市の特産品と言える。 その他は「郡上塩大福」「飛騨牛乳チーズバウムクーヘン」「枝豆ういろ」「富有柿ようかん」等の県内各地の特産品が人気。 ラーメンの種類も豊富で、「老田屋の高山ラーメン」「飛騨牛ラーメン」「飛騨ブラックラーメン」 「煮干しラーメン」等、約10種類のご当地ラーメンが販売されている。 子供に人気なのが飛騨伝統の可愛い人形「さるぼぼ」とコラボした商品。 「さるぼぼ君のチョコクランチ」、白川茶ラングドシャの「さるぼぼっち」、「さるぼぼお土産ラーメン」等が販売されている。
 物産館内には「tunagu(つなぐ)カフェ」がある。 ここでは冷たい「ほうじ茶ラテ」にコーヒーゼリーを加えた「ほうじ茶ラテinゼリー(500円)」が人気。 小腹を満たす「フルーツサンド(500円)」や「チョコバナナスムージー(500円)」「バニラソフトクリーム(350円)」 「コーヒー(350円)」等も味わうことが出来る。
 カフェといえば物産館の隣の建物にも「里山カフェ」がある。こちらはケーキ1品とドリンクが付いた「ケーキセット(650円)」が自慢。 「たらこパスタ」「カルボナーラ」等のパスタ類(各800円)、パンケーキ各種(750円)、ホットドック(300円)も味わうことが出来る。

「里山の湯」は昭和の銭湯を再現

 続いて、温浴施設「里山の湯」の紹介を。「里山の湯」も日本昭和村の時代から存在した施設。 利用料は昔は全日620円だったが、リニューアル後は平日は600円、土日祝日は700円と、きめ細かな料金設定に変更された。 もちろん湯の種類は平日も週末も同じ。また平日に比べると週末の利用客は約2倍。 料金面でも快適度の面でも平日がお得なので、旅程の調整が可能な方はなるべく平日に利用されることをお勧めする。
 さて、「里山の湯」のコンセプトはずばり「昭和の銭湯」。 施設自体は平成に入ってから建設されたものなので決して古くは無いが、 木造の建物に使われている柱や板は炭のように黒くなっており、年季を感じさせる造りになっている。 おそらく、わざと古い建材を集めているのだろう。 浴槽には懐かしいタイルを用い、壁には富士山の絵。どこまでも昭和を感じる演出を行っている。
 湯の種類は大きな内湯と露天風呂、その他にも濁り湯、寝湯、樽湯、サウナも備えている。 露天風呂から見る景色は絶景の一言。広葉樹林が目の前に迫っている。 おそらく晩秋には真っ赤に染まる紅葉の景色を見ることが出来るのではないだろうか。 一つだけ残念なのは温泉ではなく、湯沸かしの温浴施設であるということ。 ただ、それを差し引いても十分に湯を楽しむことが出来るだろう。 なお、温浴施設内には軽食堂(里山食堂)を備えており、ロースかつ丼、たぬきそば、きつねうどん等を味わうことが出来る。

入場ゲート奥には多彩な施設

 さて、いよいよ入場ゲートを通過して、今回利用可能になった施設群を紹介したい。 まず現れるのは農家レストラン「やまびこ」。ここでは岐阜県ならではの郷土料理を味わうことが出来る。 人気No.1メニューは「飛騨牛ハンバーグ(1500円)」。ブランド牛の飛騨牛を安価で味わうことが出来る。 岐阜県民なら誰でも知っている「鶏ちゃん」も人気のメニュー。 「鶏ちゃん鉄板焼き」は1300円で味わうことが出来る。 ちなみに「鶏ちゃん」とは醤油や味噌をベースにしたタレに漬け込んだ鶏肉をキャベツと共に焼いて食べる料理。 本駅の「鶏ちゃん」もキャベツが沢山入っているのが特徴である。 その他「里山パスタ(1100円)」や「漬物ステーキ(1100円)」等の個性的なメニューが人気。 ちなみに土日祝日はバイキングメニュー(大人1580円/小学生1000円/幼児600円)となる。
 続いて現れるのは「ロバのパン屋」。「ロバのパン屋」とはロバに台車を引かせて街中を移動販売するパン屋のこと。 昭和初期には街中の至る所で見かけたそうだ。 さすがにロバはいなかったが、当時の味を再現した「ロバのパン」が200円で販売されている。
 続いて現れるのは有料施設のアドベンチャーパーク。 TBS系テレビの「SASUKE」を彷彿させるセットがあり、子供たちに人気である。 アドベンチャーパーク内にある全長333m、高さ9mのジップライン(ワイヤーに滑車をつけて高速で滑り降りるアトラクション)は大迫力。 こちらは大人にも大人気である。
 一番奥にあるのが「里山牧場」。約10匹の馬が放牧されている様子を見ることが出来る。 乗馬体験も可能である。 その他にも「スワンボート」「オルゴール作り体験」「陶芸体験」「そば打ち体験」「ゴーカート」等、楽しい施設がいっぱい。 本駅を訪れる際は、あらかじめ何をしたいか、計画を立てておくことをお勧めする。


道の駅看板

「日本昭和村」時代の道の駅看板。残念ながら「みのかも」の道の駅看板は存在しない(案内表示はある)。

物産館と入場ゲート

入場ゲート手前にある物産館(左)と里山カフェ(右)

日本昭和村の入場ゲート

ちなみにこちらは日本昭和村時代の入場ゲート。この先は入場料830円が必要だった。

遊具施設

入場ゲート手前に新設された遊具施設。小学生以下のみ利用可能。高さが10m位あり迫力がある。

里山の湯入り口

昭和の銭湯を再現した里山の湯の入り口

里山の湯

里山の湯。古い施設ではないが、わざと年季が入っているように見せている。

農家レストラン「やまびこ」

入場ゲートの奥にある農家レストラン「やまびこ」

ロバのパン屋

ロバのパン屋。実は岐阜県では今でも「ロバのパン工房」という店が存在している。

アドベンチャーパーク

有料施設のアドベンチャーパーク。人がいない時を狙って撮影したが、普段は子供たちでいっぱい。

里山ふれあい牧場

一番奥にある「里山ふれあい牧場」。ここまで行くには30分位歩く必要あり。片道300円の里山バスも運行されている。

里山ふれあい牧場の馬

里山ふれあい牧場には馬が飼育されている。乗馬体験も可能である(体重制限あり)。