(岐阜県の道の駅 no.03)
道の駅 明宝
駅名 | 明宝(めいほう) |
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住所 | 岐阜県郡上市明宝大谷1015 |
コード | ![]() |
駅名の由来 | 市町村合併前の旧村名の明宝村より |
施設 | 物産館、農作物直売所、レストラン、明宝ハム直売所、和食処、蕎麦処、おにぎり屋 |
休館日 | 無休 (明宝ハム直売所 年末年始) (和食処 金曜日、第1・3木曜日) (そば処 火曜日) (おにぎり屋 冬期の火・水曜日) |
営業時間 | 9:00~18:00[土日祝 8:00~18:00] (レストラン 8:00~16:30[土日祝 8:00~17:30]) (明宝ハム直売所 9:00~18:00) (そば処 11:00~18:00) (おにぎり屋 平日 10:00~16:00、土日祝 9:00~16:00[冬期は時短営業]) |
道の駅の特産品 | 明宝ハム、明宝フランクフルト、スモークソーセージ、パセリソーセージ、最高級ロース生肉ハム「吉寶(きっぽう)」、 明宝鶏ちゅん、げんちゃん鶏ちゅん、明宝ジェラード、明宝手作りジャム、長良乙女(鮎の燻製)、 鮎の郡上炊き、鮎うるか、鮎みそ、栗どら、水まんじゅう |
「道の駅グランプリ2000」で優秀賞
東海北陸自動車道の郡上八幡ICから国道156号線→国道256号線→国道472号線を通って北東に17km、
岐阜県ほぼ中央部の旧明宝村(現郡上市明宝)に「道の駅 明宝」はある。
道中はインターを降りて数キロは郡上八幡中心市街地の都会的な風景。
しかし、国道472号線に入るとあっという間に田畑や山林が目立つ田舎の風景に変わる。
ちなみに国道472号線は別名「せせらぎ街道」と呼ばれる道。
窓を全開にして、道路と並走する清流「吉田川」が生み出す「せせらぎ音」を聞きながらドライブするのも良いかも知れない。
本駅周辺も田畑と山林が目立つ風景。
はっきり言って「とびっきりの田舎駅」だが、施設規模は中々のもの。
少し古い話になるが、本駅は2000年開催の「道の駅グランプリ」で優秀賞に輝いた道の駅。
当時はまだ道の駅ブームが起こる前で、登録駅数は現在の半分以下の551駅だったが、
それでも全国で4ヶ所しかない優秀賞(最優秀賞1つ+優秀賞3つ)に輝いたということは、
本駅がいかに優れた道の駅かということを物語っているだろう。
何と言っても「明宝ハム」
本駅は物産館、農作物直売所、レストラン、明宝ハム直売所から成る道の駅。
その他にも個人経営店と思われる和食処、蕎麦処、おにぎり屋が道の駅構内に軒を連ねる。
このように施設も多彩だが、各々の店舗の規模もなかなか充実。
訪れる客数も田舎の道の駅としてはかなり多い印象を受ける。
さて、「明宝」といえば「明宝ハム」。
明宝村を中心とした第三セクター「明宝特産物加工株式会社」が開発した製品で、
明宝村だけでなく、岐阜県民、更には中部地方や東海地方の住民に広く知れ渡っている明宝村の特産品である。
本駅では「明宝ハム」を中心に村の特産品を販売。
「明宝ハム」は物産館、及び物産館横の「明宝ハム直売所」で販売されている。
人気の商品は360g入り定番の「明宝ハム(1134円)」。
その他にも300g入りの「明宝ポークソーセージ(508円)」やパセリ入りの「明宝パセリソーセージ(300g入り508円)」等が販売されている。
ちょっと贅沢をしたい方は最高級部位を用いたロース生肉ハム「吉寶(きっぽう)」。
こちらは360g入りで2538円である。
物産館では明宝ハム以外にも飛騨地方の特産品を多数販売。
岐阜食文化の代表ともいえる「鶏ちゃん」は10社のメーカーの商品を販売。
「鮎の郡上炊き」「鮎の塩焼き」「鮎の燻製」「鮎一夜干し」「鮎みそ」「鮎うるか」等の鮎の加工品も豊富である。
本駅ならではの商品としては「明宝ジェラード」と「明宝手作りジャム」。
飛騨牛を使った「飛騨牛肉みそ」「飛騨和牛しぐれ」も人気商品になっている。
「食」の施設は4つ
本駅の「食」の施設は4つ。
物産館の隣にレストラン「明宝」、少し離れたところに和食処「おかみさん」、蕎麦処「くろむぎ」、おにぎり屋「おに助」がある。
レストラン「明宝」は肉料理が中心のメニュー構成。
「飛騨牛サーロイン陶板焼き定食(2580円)」「明宝ジビエ鹿肉 酒粕やわらか仕込み(1750円)」
「めいほう鶏ちゃん定食(1000円)」等を味わうことが出来る。
特に「めいほう鶏ちゃん定食」は1番人気のメニュー。
飛騨地方には数多くの「鶏ちゃん」製造会社があるが、本レストランでは日替わりで異なる製造会社の「鶏ちゃん」を使っているのが面白い。
毎日通えば飛騨地方の色々な「鶏ちゃん」を味わうことが出来る。
和食処「おかみさん」は「あまご甘露煮定食(1050円)」が評判。
「明宝ハムステーキ定食(720円)」「飛騨牛定食(2420円)」「とうふステーキ定食(700円)」等も味わうことが出来る。
蕎麦処「くろむぎ」では「かけそば(880円)」「おろしそば(900円)」「海老天そば(1580円)」等を販売。
蕎麦処でありながら「天然鮎の塩焼き」「鮎ごはん」も味わうことが出来る。
おにぎり屋「おに助」は明宝産コシヒカリを使ったホクホクのおにぎりが人気。
高菜/昆布/梅/明太子/鮭/等の定番から、明宝ハム天/鶏ちゃん天/等のご当地おにぎりまで味わうことが出来る。
絶品の明宝フランクを味わう
施設紹介は以上だが、最後にもう一つ触れておきたいのが、明宝ハム直売所で販売されている「明宝フランク(200円)」。
個人的な意見ではあるが、これは本当に美味しい。
私は今までフランクフルトはジャンクフードっぽい印象を持っていたが、一つの立派な料理として再認識させられたのがこの商品。
この「明宝フランク」は間違いなく超一流の味。
何と言っても肉の旨味が根本から違う。
フランクを口に運び、一口噛んだ瞬間に肉の旨味が口の中いっぱいに広がる感覚。
高級品として知られる明宝ハムの製品だが、その一端を感じた気がする。
工場直送、しかも出来立てというのも旨味を増しているのかも知れない。
もちろん味覚に個人差はあると思うが、何と言っても安いし、本駅を訪れたのならば一度は味わってみるのは如何だろうか。
道の駅看板。看板には「磨墨の里」とも書かれている。
名馬「磨墨」の像。源平合戦に登場する名馬「磨墨」は明宝の地で育ち活躍した。
山に囲まれた駅施設。物産館、農作物直売所、レストランが入る。 本文で触れなかった農作物直売所は50種類くらいの野菜、果物を販売。
少し離れたところに個人経営と思われる食事処(和食処/おにぎり屋)が並ぶ
更に別棟に蕎麦処「くろむぎ」がある
明宝ハム直売所。ハムの直売所(右)と明宝フランク販売所(左)がある。
絶品の明宝フランク(200円)。肉の旨味が詰まっている。
明宝ハムの顔出しパネル
隣接する「磨墨の里公園」と「せせらぎの池」
「道の駅 明宝」近隣の宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■①料理旅館みずかみ
[MAPCODE] 361 663 295*38
(口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北に1km
- 料金(5,545円~)
- 温泉あり/食事付きプランもあり


■②磨墨の里 旅館くご
[MAPCODE] 361 693 084*20
(口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北に2km
- 料金(1人4,546円、2人計8,182円~)
- 温泉あり/食事付きプランもあり

■③民宿しもだ
[MAPCODE] 361 723 409*24
(口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北に4km
- 料金(5,000円~)
- 食事付きプランもあり

■④せせらぎ街道の宿 たかお
[MAPCODE] 361 391 705*60
(口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南に7km
- 料金(3,809円~)
- 食事付きプランもあり


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■④せせらぎ街道の宿 たかお

たまの旅行だから贅沢に…という方には不向きかも知れないが、コスパを重視する方にはうってつけの宿。 素泊まり3,809円~、2食付きでも6,090円~は魅力的。部屋も普通に綺麗。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)