道の駅　野沢温泉

道の駅基本情報

駅名	野沢温泉(のざわおんせん)
住所	長野県下高井郡野沢温泉村大字虫生2375
コード	293 444 752*48
駅名の由来	村名より
施設	物産館、農作物直売所、レストラン
休館日	水曜日 (農作物直売所 12月～3月の水曜日)
営業時間	9:00～17:00 (農作物直売所 9:00～16:00) (レストラン 11:00～16:30)
道の駅の特産品	野沢菜漬け、野沢菜おやき、野沢菜キムチ、野沢菜油炒め、野沢菜民宿漬け、野沢菜メンマ、野沢菜チャーハン、野沢菜昆布、 野沢菜刻み漬け、野沢菜飯、わさび野沢菜のり、野沢菜なめたけ、野沢温泉道祖神まんじゅう、道祖神そば饅頭、 おぶっこ麺、地産の米「野沢温泉物語」

「野沢菜」発祥の地

　上信越自動車道の豊田飯山ICから国道117号線を北東に23km、長野県北東部の野沢温泉村に「道の駅　野沢温泉」はある。 国道117号線は千曲川沿いを走る一本道。交通量は少なく信号も殆ど無い。 インターから23kmの距離はあるものの所要時間は30分前後。 渋滞のストレスを感じることなく本駅まで辿り着くことが出来るだろう。
　さて、野沢温泉村と聞けば村名にもなっている通り野沢温泉が有名。 野沢温泉スキー場も多くの方がご存じだろう。 そしてもう一つ有名なものは「野沢菜」。 今でこそ長野県全般の特産品になっているが、実は野沢菜の発祥の地はここ野沢温泉。 本駅の物産館にも数多くの野沢菜が販売されている。 ただ、商品の裏ラベルに書かれている生産地は要チェック。 野沢温泉村産の野沢菜だけではなく、近隣の木島平村、松本市、更には岐阜県産の野沢菜も本駅で販売されている。 おそらく、産地に関係なくどれも美味しいとは思うが、 わざわざ野沢温泉村まで来たのに「岐阜県産の野沢菜を買ってしまった」となると、 ちょっと残念な気分になるような気がする(もしかして私だけ？)。 野沢温泉村産の野沢菜は冷蔵庫の中に陳列されているので、 産地に拘る方はご参考にして頂きたい。

野沢菜を使った加工品も多数

　本駅は元々は「村の駅　ねんりん」という名称で主に農作物を販売していた施設。 物産館とレストランが入る建物を1つ新築し、2019年8月に道の駅としてオープンしている。 道の駅の物産館では上述の通り野沢菜を多数販売。10以上のメーカーの野沢菜が販売されている。
　野沢菜に一捻りを加えた商品も多数販売。 「野沢菜おやき」「野沢菜漬け」「野沢菜キムチ」「野沢菜油炒め」「野沢菜民宿漬け」「野沢菜メンマ」 「野沢菜チャーハン」「野沢菜昆布」など。普通の野沢菜から変化を求めたい方にはお勧めである。
　野沢菜以外では地産の米「野沢温泉物語(コシヒカリ)」が人気の商品。 5kgで3500円と少々高いが、この価格設定は味に自信がある証拠だろう。 野沢温泉村で毎年開催されている伝統の道祖神祭りを冠した「野沢温泉道祖神まんじゅう」 「道祖神そばまんじゅう」はお土産に最適である。 信州名物の蕎麦も「新そば」「十割そば」「七割そば」「戸隠そば」等、多数販売。 長野北部地方特有の平らな麺「おぶっこ麺」も注目の商品である。

お米と野沢菜はお代わり自由

　本駅にある「農家レストラン」も魅力たっぷりの施設。 使っているお米は野沢温泉村のご用達米、野沢菜漬けも付いておりお代わり自由というのが嬉しい。 これだけでも野沢温泉の食を満喫することが出来るだろう。
　人気のメニューは「野沢温泉御膳(800円)」。 郷土料理研究家が考案した「野沢菜コロッケ」付きのメニューでサクサクとした食感が食欲をそそる。 子宝に恵まれる願いを込めた「子宝丼(900円)」は野沢菜炒め、温泉たまご、焼き鳥等が乗った具沢山の丼物。 5種類のキノコが入った「きのこたっぷりオムライス(1,000円)」はボリューム満点で人気のメニューになっている。
　デザートではワッフルが人気。 メイプルソース、チョコソース、ストロベリーソースで味付けされた3種の「ワッフルプレート」はいずれも500円。 バニラアイスも添えられている。
　テイクアウトメニューは「野沢菜付きかつ丼(750円)」「子宝丼(700円)」 「野沢菜コロッケ(2個150円)」等がある。 ラストオーダーが16時30分と比較的遅い時間まで営業しているのも嬉しい。 車中泊の方は16時30分までにテイクアウトメニューを注文し、夜に車中で食べるのも良さそうだ。