(長野県の道の駅 no.50)
道の駅 いくさかの郷
駅名 | いくさかの郷(いくさかのさと) |
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住所 | 長野県東筑摩郡生坂村5204-1 |
コード | 158 622 487*65 |
駅名の由来 | 村名の生坂村より |
施設 | 物産館、農作物直売所、レストラン、灰焼きおやき販売所 |
休館日 | 月曜日[祝日と重なる場合は翌日] |
営業時間 | 9:00~17:00 (レストラン 11:00~14:00) |
道の駅の特産品 | ハチク、たけのこ寿司の素、たけのこご飯、たけのこつまみ、たけのこ水煮、味たけのこ、 マンガリッツァ・ポークカレー、シルクウィード蜂蜜、灰焼きおやき、煮卵「もうたま卵」、甘酒、 おからクッキー、ジンギスカン用羊肉、地産の米(はぜかけ米コシヒカリ) |
道の駅の特産品はハチクとハンガリー
長野自動車道の安曇野ICから国道19号線を北に18km、
目の前に全長約1kmの生坂トンネルが見えてきたら、トンネル横の側道(県道275号線)に入り、そこから約500m。
やがて生坂村中心部の小さな集落が見えてきて、その中心に「道の駅 いくさかの郷」が現れる。
本駅が位置する生坂村は長野県のやや北部。日本地図で見ると米粒くらいにしか見えない小さな村。
生坂トンネル完成前は国道19号線沿いの交通の拠点になる村だったが、トンネル完成後は交通の流れが変わり生坂村を訪れる人は減少。
本駅は村外の交流人口を増やし、かつての賑わいを取り戻すことを目的に、2018年9月にオープンした新しい道の駅である。
一般的には主要道から離れた場所にある道の駅は集客に苦戦するものだが、
オープン初年度の来客数は小さな村の道の駅としては上々の23万人のペース(独自集計のため誤差あり)。
私が訪れた日は平日だったが駐車場が満杯になるほど賑わっており、まずは順調なスタートを切ったと言えそうだ。
さて、「生坂村の特産品は?」というクイズが出題されたら、おそらく日本人の95%は回答できないと思うが、
答えは「ハチクとハンガリー関連の商品」。本駅ではこれらの商品が人気になっている。
特に「ハチク」は大人気の商品で、
私が訪れた日もオープンから2時間後の午前11時には「本日は売り切れました」の張り紙が出されている状況だった。
「灰焼きおやき」も午前中に売り切れ
本駅は物産館、農作物直売所、レストランから成る施設構成。
まだ新しい綺麗な建物の入り口から右側に物産館と農作物直売所、左側にレストランがある。
まず、道の駅の物産館と農作物直売所の紹介だが、一番の人気商品は上述の「ハチク」。
「ハチク」とは筍(たけのこ)の一種だが、一般的な筍に比べるとアクが少なくシャキシャキとした食感で特徴。
一般市場では殆ど出回ることがないらしい。
ハチクそのものも販売されているが、ハチクを使った加工品も数多く販売。
地元団体の「生坂ハチクの会」が製造する「たけのこ寿司の素」「たけのこご飯の素」「たけのこつまみ」
「たけのこ水煮」「味たけのこ」が販売されている。
ハチク関連商品の横にあるのが「ハンガリーコーナー」。
生坂村とハンガリーの関係はよくわからないのだが、生坂村ではハンガリーの商品を販売、
また、ハンガリー大使館では生坂村の紹介を行うなど、良好な関係が続いているそうだ。
そのハンガリー関連の商品だが、本駅では主に2品。
ハンガリー豚を使用した「マンガリッツァ・ポークカレー」、
ハンガリー産シルクウィード(植物)を原料とした「シルクウィード蜂蜜」が販売されている。
本駅でもう一つ忘れてはならない商品は「灰焼きおやき」。
長野特産の「おやき」を灰の中に入れて焼く生坂村名物の商品で、屋外の「おやき販売コーナー」で販売されている。
ただ、この商品も大人気で午前中には売り切れてしまうらしい。
私は訪れた午前11時には既に売り切れになっており、残念ながら私は「灰焼きおやき」の味を体験することはできなかったが、
次回訪れる際はもっと早く本駅に到着して、名物「灰焼きおやき」の味を体験したいと思う。
「そば」よりも「うどん」が優勢
本駅のレストラン「かあさん家」は麺類、定食類など約20種類のメニュー。
自慢の品は地粉を使った「うどん」。信州そばに代表されるように「長野県と言えばそば」というイメージがあるが、
生坂村は元々、関西の食文化の影響を強く受けていたらしく、「そば」よりも「うどん」が優勢。
と言うよりは本駅のレストランは「そば」メニューは1つも存在しない。
人気のメニューは地粉うどんにワラビ、シメジ、小松菜、ニンジン、揚げがトッピングされた「おにかけ(650円)」というメニュー。
みそ味に仕上がっており、山梨県特産の「ほうとう」に近い味がする。
ただ、「ほうとう」に比べると麺は細く、あっさりとした食感。なかなか他にはない、生坂村ならではの味と言えるだろう。
珍しいところでは「うどんDeミートソース(750円)」。完熟トマトのミートソースをうどんに掛けた、不思議なメニューである。
定食類では「山賊焼き定食(950円)」「豆腐ハンバーグ定食(850円)」など。
ハンガリー大使館の方が監修した「ハンガリープレート(1000円)」はハンガリー料理定番の
「パプリカチキン」と「ラーンゴシュ」を味わうことが出来る。
「道の駅 いくさかの郷」近隣の宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■①やまなみ荘
[MAPCODE] 158 651 399*56
(口コミ平均3.8点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から北西に1km
- 料金(4,818円~)
- 食事付きプランもあり
- 信州グルメと岩盤浴が人気の宿
■②高津屋森林公園
[MAPCODE] 158 712 155*36
(口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北に5km
- 料金(1棟10,910円~[5人まで宿泊可])
■③森のみち草
[MAPCODE] 158 735 253*18
(口コミ平均4.8点/5点満点、お勧め度★★★)
- 道の駅から北西に11km
- 料金(2人計10,727円~)
- 食事付きプランもあり
■④オーベルジュメイヤの樹
[MAPCODE] 158 467 446*12
(口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南西に12km
- 料金(2食付き2人計29,090円~)
- 本格フレンチ料理が名物
🐶ペット旅
■⑤安曇野温泉 ドッグラン お宿たんたん
[MAPCODE] 158 461 183*62
(口コミ平均4.7点/5点満点、お勧め度★★★)
- 道の駅から南西に16km
- 料金(1人6,000円、2人計10,000円~)
- (穂高)温泉あり/食事付きプランもあり
- 愛犬連れ専用の温泉宿[追加料金+1,500円]
- 200平米のドッグランあり
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)