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(長野県の道の駅 no.45)

道の駅 女神の里たてしな

駅基本情報
駅名 女神の里たてしな(めがみのさとたてしな)
住所 長野県北佐久郡立科町大字茂田井2480
駅名の由来 「たてしな」は町名の立科町より。立科町のシンボルである蓼科山は円錐形で優雅な山の形から「女の神山」と呼ばれ、 町内には蓼科山を水面に映す女神湖がある。
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、喫茶コーナー
特産品 蓼科牛サーロインステーキ、立科産コシヒカリ、立科産りんご、蓼科牛肉まん、たてしなサイダー、白樺たてしなビール、 蓼科高原そば、信州くるみ生そば、信州匠そば、信州蓼科みそ、ジャム各種(ブルーベリー/かりん/りんご)、 信州蓼科農園の青い卵、でかでか卵、漬物各種、日本酒「蓼科山」「大吉野」「牧水」

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地元の農作物直売所が道の駅に

 中部横断自動車道の佐久南ICから国道142号線を西に14km、長野県東部の立科町に本駅「女神の里たてしな」はある。 立科町は地図で見て頂くと良く分かるが、町の北部と南部に膨らみがあり、中央部は細くくびれた珍しい形状。 スタイルの良すぎる長身女性のような形の町だが、本駅は町の人口の殆どが集まる北部に位置している。
 本駅は2017年11月に登録された新しい道の駅。元々は農畜産物直売所「信州蓼科農ん喜(のんき)村」として営業していた施設で、 2017年12月に新たに道路情報提供施設と24時間利用なトイレを加えて、道の駅として再オープンしている。 近年オープンの平均的な道の駅と比較すると、施設規模は小さく建物も地味な印象を受けるが、客足は上々の様子。 町側の担当者の話によると、道の駅登録前と比較して約2倍の客が本駅を利用しているようだ。 現在、町側は道の駅の上段の敷地にブルーベリー園の整備を検討中。 将来的にはブルーベリー摘み取りが可能な体験型の道の駅になる予定である。 今後は「旅の目的地」として、益々の人気を集めそうな予感がする。

米とリンゴと牛肉が自慢

 本駅は物産館、農作物直売所、レストラン、喫茶コーナーから成る施設構成。 立科町は蓼科山から湧き出すおいしい水と寒暖差の大きな気候が特徴で、これらの特徴を生かした農畜産業が盛ん。 本駅の物産館では立科町の美味しい農畜産物が数多く販売されている。 特に自慢の商品は「立科産コシヒカリ」と「立科産りんご」。 立科産コシヒカリはJAの米産地分類で特Aにランクされている逸品。 5kgで2400円と一般的な米と比較すると少し高い気がするが、この価格設定は味に自信がある証拠なのだろう。 立科リンゴは私が訪れた5月は季節的に販売されていなかったが、秋には数多くのリンゴが本駅で販売されるそうだ。
 蓼科牛も立科町の特産品の一つ。蓼科牛は伊勢神宮に奉納されている3銘柄の中の1つに選定されている。 物産館の一角には蓼科牛肉の販売コーナーがあり、例えばサーロインステーキは200gで2600円。 ブランド牛肉であることを考えるとお得な価格と言っても良いだろう。 手軽に蓼科牛肉を味わいたい方は「蓼科牛肉まん」がお勧め。 3個入り1200円で販売されている(できれば単品で販売して欲しいが…)。
 その他にも立科町ならではの商品が数多く販売されている。 「たてしなサイダー」は標高2530mの蓼科山から流れてくる銘水「蓼科御泉水」を使ったサイダー。 たかがサイダーと侮ることなかれ。御泉水のまろやかな水を感じるサイダーで、一般的なサイダーとは全く違う口当たりの良さが特徴である。 同じく蓼科御泉水を使った地ビール「白樺・蓼科ビール」も人気の商品。 黄金色に輝く「ピルスナー」と褐色の「ドンケル」の2つの味を楽しむことが出来る。 また、立科町はそばの産地としても有名で「蓼科高原そば」を始めとした、そばの品揃えも豊富。 「信州蓼科みそ」や信州蓼科農園の「蓼科の青い卵」「でかでか卵」も立科町ならではの商品である。

レストランでは「蓼科牛焼肉重」など

 本駅の「食」に関する施設は道の駅施設内にある食事処「のんき亭」が中心。 名物メニューは「蓼科牛焼肉重」で、蓼科牛肉がたっぷり入っているのに1100円というとてもお得なメニューである。 「のんき亭御前(970円)」は山菜そば(うどん)とミニ天丼が付いたボリューム満点のメニュー。 立科リンゴが入った「村長カレー(970円)」は辛いカレーと甘いリンゴの組み合わせが絶妙である。
 麺類のメニューが豊富なのも本レストランの特徴。 「天ざるそば/うどん(1050円)」は立科町産の新鮮野菜の天ぷらが付いた店長一押しのメニュー。 「カレーそば/うどん(680円)」「とろろそば/うどん(680円)」「山菜きのこそば/うどん(680円)」も味わうことが出来る。 冬は寒さが厳しい立科町だが、寒い日にお勧めなのは「すいとん定食(950円)」や「なべ焼きうどん(800円)」等のポカポカメニュー。 体の芯まで温まることが出来る。
 道の駅施設には含まれていないが、道の駅から約20m東に歩いたところには蓼科牛専門のレストラン「いっとう」がある。 店名のとおり蓼科牛を「一頭」丸ごと買い付けて客に提供するのが特徴。 残念ながら私はこの店の詳細は把握していないのだが、ネット上の評判は上々。 蓼科牛を存分に味わいたい方はこちらを選ぶのもありのような気がする。


道の駅看板

道の駅看板

物産館とレストラン

物産館(右側)とレストラン。物産館内には蓼科牛肉の販売コーナーがある。

農作物直売所

プレハブのような建物の中で農作物直売が行われている。

喫茶コーナー「ら・ささマルシェ」

本文では触れなかったが喫茶コーナー「ら・ささマルシェ」がある。 メニューはコーヒー250円、ソフトクリーム400円、甘酒400円など。蓼科牛肉をつかった牛肉まん(380円)も味わうことが出来る。

たてしなサイダー

蓼科御泉水を使った「たてしなサイダー(250円)」。まろやか味のサイダーである。

道の駅のオリジナル看板

2017年の道の駅登録時に設置されたオリジナルの道の駅看板。上の模様は蓼科山を、下の模様は女神湖を表している。

道の駅から見る景色

道の駅から見る景色。訪問当日は雨天だったが、天気の良い日は広々とした田園風景の先に雄大な浅間山連峰を一望することが出来る。