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(長野県の道の駅 no.44)

道の駅 ヘルシーテラス佐久南

駅基本情報
駅名 ヘルシーテラス佐久南(ヘルシーテラスさくみなみ)
住所 長野県佐久市伴野7-1
コード 85 233 848*22
駅名の由来 駅名は公募により決定。本駅は健康長寿をキーワードとしており、健康長寿を連想させる言葉「ヘルシーテラス」が駅名に付けられた。 「佐久南」は道の駅のすぐ近くにある中部横断自動車道の佐久南インターチェンジより。
施設 物産館、農作物直売所、パン工房、レストラン、軽食コーナー
休館日 12/31、1/1
営業時間 9:00~18:00
(レストラン/軽食コーナー 9:00~16:00)
特産品 望月高原飲むヨーグルト、ヨーグルト風ポップコーン、鯉の旨煮、佐久鯉の魚醤、野沢菜みそラー油、 みそ煎餅、野沢菜、おやき、戸隠そば、信州おぶっこ麺、くるみそばつゆ、青唐辛子そばつゆ、信州まるごとりんごジュース、 りんごバター、ブルーベリーバター、シャインマスカットジャム、おやき、軽井沢ビール

佐久市内2つ目の道の駅

 中部横断自動車道の佐久南ICを降りてすぐ、長野県東部の佐久市に本駅「ヘルシーテラス佐久南」はある。 高速道路を使うと車窓の景色を確認する間も無く到着してしまうが、道の駅周辺は田畑が広がる長閑な風景。 北関東方面から本駅に向かう方は国道254号線を利用するのも面白いかも知れない。 国道254号線は別名「コスモス街道」と呼ばれる道。 9月から10月までの期間なら、約6kmにも渡る車窓の両側に咲き乱れるコスモスの花を見ながらのドライブを楽しむことが出来る。
 本駅は2017年7月オープンの道の駅。佐久市にとっては「ホットパ~ク・浅科」に続く市内2つ目の道の駅になる。 同一市内に2つ目の道の駅を登録する際は「既存の道の駅とは異なったコンセプトを持つ」という条件が課せられるが、 本駅登録時のコンセプトは「健康長寿に関する情報発信を行う道の駅」。 このため本駅は駅名に「ヘルシーテラス」と名付けられている。
 ただ、本駅がこのコンセプトに則った道の駅か?といわれると少々疑問。 確かにオープン当時はそのような節も見られた感じがするが、オープンから6年経過した現在は普通の道の駅。 物産館の品揃えやレストランのメニューなど、特別に健康に特化はしておらず、他の道の駅と同様の普通の品揃えである。 もちろん、それが本駅の魅力を減らしているという訳では無い。 私の考えではむしろ逆。健康食材だけが並んでいる道の駅よりも、 少しくらいそうでない商品が並んでいる方が面白いのではないだろうか。 酒類や塩分多めの商品…、もちろんこれらは過剰に摂取しなければ不摂生な商品では無いが、 さすがに健康食品と言うには無理があるような商品も多数並んでいる。 少なくとも私にとっては有難い限りである。

東信地区の特産品を販売

 本駅は物産館、農作物直売所、レストラン、軽食堂から成る道の駅。 全国的に見ればめちゃくちゃ大きな道の駅というほどではないが、本駅が位置する東信地区(長野県東部)では最大級。 もちろん佐久市の既存の道の駅「ホットパ~ク・浅科」と比べると大規模で、 販売されている商品も「食」の施設も多彩である。
 物産館で販売されている商品は佐久市を含めた東信地区の特産品を販売。 「ヨーグルト風味ポップコーン」「野沢菜みそラー油」「みそ煎餅」などの本駅オリジナル商品を始めとして、 「戸隠そば」「信州おぶっこ麺」等の麺類、 および「くるみそばつゆ」「青唐辛子そばつゆ」等の東信地区の名物と組み合わせた麺つゆが人気になっている。 また長野県の果物を使った「信州まるごとりんごジュース」「りんごバター」「桃バター」「ブルーベリーバター」 「シャインマスカットジャム」「杏子ジャム」も販売。 長野県の代表的な特産品の「野沢菜」や地ビールの「軽井沢ビール」もある。
 ただ、これだけ商品が並ぶ本駅だが、実は本駅が位置する佐久市産の商品は意外と少ない。 せっかく佐久市の道の駅に来たのだから佐久市の特産品をということで、 店内をぐるっと廻ってみると…佐久市産の商品を2つ見つけた。 1つは「望月高原の飲むヨーグルト(150ml入り157円)」。 TVでも紹介されたこの商品は本駅の人気商品。実際に飲んでみると程よい甘味が特徴。 最近はやりのドロドロとした感じではなく、程よい喉越しが心地よい。 もう一つは「佐久鯉のうま煮(700円)」。 実は佐久市は200年以上前から鯉の生産が盛んで、鯉の甘露煮は郷土料理にもなっている。 商品は鯉の切り身が約半分、残り半分は鯉の卵。 鯉の切り身は引き締まった食感が特徴。 一般的に引き締まった食感と言えば鯛だが、鯉の切り身は鯛よりもさらに引き締まった食感。 また、鯉の卵は「たらこ」に似ているが、たらこよりも更に粒が細かい感じ。その粒が大量に詰まっている。 食感は「硬くて脆い」という表現が合っているだろうか。 鯉の卵の塊を噛むと、一気に崩れ口の中に広がっていく感じ。 中々、独特な味と食感を体験できるので試してみるのは如何だろうか。

「食」の施設は2つ

 本駅の「食」の施設はレストラン「咲恋テラス」と軽食コーナー「恋花カフェ」の2つ。 いずれも本駅ならではの「食」を味わうことが出来る。
 レストラン「咲恋テラス」では東信地区ならではの郷土料理を提供。 中でも佐久市郷土料理の「鯉のうま煮・あらいセット(1950円)」、 「信州米豚のとんかつ(1680円)」は本レストランの名物メニューになっている。 その他にも「アジフライ定食(1100円)」「醤油ラーメン(600円)」「サクサクカツカレー(1350円)」 「ソースカツ丼(1260円)」等を提供。 ドリンクバー付きの朝食メニュー(各550円)もある。
 軽食コーナー「恋花カフェ」は「望月高原ソフトクリーム(400円)」「平賀味噌アイス最中(300円)」 「シャインマスカットソフト」等を販売。 「ホットコーヒー」「アイス牛乳」「バニラシェイク」等の飲み物も提供されている。
 なお、レストラン「咲恋テラス」はオープン当初は20時まで営業していたが、 現在は16時閉店に変更されているので注意されたい。



道の駅看板

道の駅看板

駅施設外観

駅施設外観。左側にレストラン、中央に物産館と農作物直売所、右側に休憩所がある。

駅施設内部

駅施設内部の様子。木材をふんだんに使った建物で、窓が広く取られている。照明は間接照明になっている。

望月高原の飲むヨーグルト

佐久市産の商品の「望月高原の飲むヨーグルト(150ml入り157円)」。スッキリ系の飲むヨーグルト。

鯉のうま煮

こちらも佐久市産の商品の「鯉のうま煮」。身も卵も皮も美味しい。

プルーンドリンク

長野県産のフルーツを使った商品も多数。写真はブルーベリードリンク(378円)。

子供用遊具

広場にある子供用遊具。滑り台と砂場がある。

近隣のお勧め宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①ホテルルートイン佐久南インター
 [MAPCODE] 85 235 332*44
 (口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から南東に2km
 - 料金(朝食付き1人6,272円、2人計11,090円~)
 - 全客室でWOWOW無料視聴可

   

■②のぞみグランピング&スパ佐久×軽井沢
 [MAPCODE] 85 260 430*67
 (口コミ平均--点/5点満点)

 - 道の駅から西に3km
 - 料金(2食付き2人計42,274円~)
 - 温泉あり
 - 絶景の光と風のグランピング施設
 - 蓼科牛を味わうプランもあり[+1,782円/人]

 

■③佐久グランドホテル(BBHホテルグループ)
 [MAPCODE] 85 207 770*66
 (口コミ平均3.9点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から南東に4km
 - 料金(朝食付き1人5,709円、2人計12,909円~)

   

■④アクアホテル佐久平
 [MAPCODE] 85 416 122*10
 (口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北東に7km
 - 料金(1人6,045円、2人計11,345円~)
 - 最上階に街を見下ろす展望風呂あり

   

■⑤佐久平プラザ21 健康ランド
 [MAPCODE] 85 386 851*67
 (口コミ平均3.8点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から北東に7km
 - 料金(1人5,818円、2人計7,727円~)
 - 朝食付きプランもあり[+454円/人]
 - 宿泊者は併設の健康ランドを無料利用可能(通常1,000円)

   

🐶ペット旅

■⑥レジーナリゾート軽井沢御影用水
 [MAPCODE] 292 573 260*10
 (口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北東に16km
 - 料金(朝食付き1人25,000円、2人計32,000円~)
 - 2食付きプランもあり
 - ペット可[追加料金+3,300円]

   

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)