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(長野県の道の駅 no.21)

道の駅 ぽかぽかランド美麻

駅基本情報
駅名 ぽかぽかランド美麻(ぽかぽかランドみあさ)
住所 長野県大町市美麻16784
駅名の由来 「ぽかぽかランド」は温泉をイメージした施設名。「美麻」は市町村合併前の旧村名の美麻村より。
施設 物産館、レストラン、温泉、宿泊施設
特産品 新そば、美麻の蜂蜜、八サイダー、細寒天、銘菓「雷鳥の里」、漬物各種、野沢菜、 立山黒部きくらげ、おおまぴょんのふんわりカスタード

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神城断層地震からの復活

上信越自動車道の長野ICから「オリンピック道路」と呼ばれる県道31号線を西に32キロ、 長野県北西部の旧美麻村(現大町市美麻)に本駅「ぽかぽかランド美麻」はある。 県道31号線は冬場のスキーシーズンを除けば交通量が少ない快適な道路。 本駅までは遠いが、道中は北アルプスの山々や美しい農村風景を満喫できるだろう。 本駅は2000年オープンの道の駅。オープン当初は温泉付きホテル、 別棟に農作物直売所がある比較的大きな道の駅だった。 しかし、利用客減少に伴い2007年に農作物直売所が閉鎖、 更に2014年に発生した長野県神城断層地震で温泉施設が破損したため、ホテルと温泉施設が営業休止。 言葉は悪いが道の駅としては「瀕死」の状態であった。 しかし、2015年に物産館とレストランが復活。 2016年8月にホテルと温泉施設が復活し、ようやくかつての賑わいを取り戻しつつある。

ホテルの一部施設を開放

2017年現在の本駅は温泉付き観光ホテル「ぽかぽかランド美麻」の施設が中心。 ホテルの施設の一部が道の駅利用客に開放されている。 具体的には1階ロビー前にある物産販売所、ロビー横にあるレストラン、1階客室の奥にある温泉を道の駅利用者に開放、 2階より上の客室は宿泊客以外は立ち入り禁止となっている。 ただ、ホテルの一部とはいえ、物産館の品揃え、レストランのメニュー構成は他の道の駅と比較して見劣りしない。 物産館では「新そば」、銘菓「雷鳥の里」、「野沢菜」、 漬物各種(こんにゃく鉄砲漬け/ちびっこきゅうり/雪の花きのこ/等)が販売されている。 本駅ならではの商品としては「美麻の蜂蜜」、黒部ダムの破砕帯湧水を用いた「八サイダー(ハサイダー)」、 大町市のキャラクターが可愛い「おおまぴょんのふんわりカスタード」等がある。 レストランでは蕎麦、ラーメン、丼物、カレー、定食など合計54ものメニューがある。 注目のメニューは鹿肉のつみれが入った「鹿せいろ蕎麦(700円:季節限定)」、 3種のつゆ(そばつゆ/ゴマくるみつゆ/鹿肉のつみれ入り温つゆ)で味わう「そば三昧(980円:季節限定)」、 信州そば/ジビエコロッケ/信州サーモンを同時に味わう「信州美麻御膳(1200円)」、 黒部ダムをイメージしたオムライスカレーの「黒部ダムカレー(1000円)」。 一品料理の「ジビエコロッケ(300円)」やソフトクリーム各種(250円)等も味わうことが出来る。

綺麗、絶景、安い、穴場の温泉施設

物産館、レストランも魅力が多い本駅だが、やはり本駅の最大のウリは温泉だろう。 ロビーで料金(600円)を支払えば受付は完了。1階奥の温泉施設まで案内される。 温泉に入っての第一印象は「とても綺麗」なこと。内装はピカピカで清掃もほぼ完ぺき。 さすが、観光ホテルの施設という感じがする。 湯の種類も豊富。浴槽は男女入れ替え制で、まだ私は片方の浴槽にしか入っていないが、 内湯、露天風呂、マッサージ風呂、寝湯、サウナが完備している。 男女2つの浴室で合計9種の浴槽が備わっているらしい。 露天風呂から見る景色もなかなかのもの。 覗き防止のため露天風呂には3m程の高さのフェンスがあり視界良好とはいかないが、 近くの山の中腹より上を見渡すことが出来る。10月下旬から11月中旬ころまでは綺麗な紅葉を見ることが出来るだろう。 空いているのもこの温泉の魅力。 夕方以降は宿泊客も利用するため少し混雑するが、昼間の時間帯はほぼ浴槽を独り占めすることが出来る。 これだけの好条件が揃って、利用料は600円という安さ。 私の心の中では「穴場の温泉見つけた」と思っている。


道の駅看板

道の駅看板

観光ホテル「ぽかぽかランド美麻」

観光ホテル「ぽかぽかランド美麻」。現在の駅施設はこのホテル内の施設のみ。

かつての農作物直売所

2007年まで使用されていた農作物直売所

在りし日の農作物直売所

在りし日の農作物直売所。2006年7月撮影。多くの客が集まっていた。

温泉施設

ホテル1階の奥にある温泉施設

駅から見える風景

駅から見える風景。露天風呂からは中腹より上が見える。