道の駅　北信州やまのうち

道の駅基本情報

駅名	北信州やまのうち(きたしんしゅうやまのうち)
住所	長野県下高井郡山ノ内町大字佐野393-2
コード	341 843 538*83
駅名の由来	「北信州」は長野県北部を表す地域名。「やまのうち」は町名の山ノ内町より。
施設	物産館、農作物直売所、レストラン、出店
休館日	無休 (農作物直売所 11月上旬～4月中旬は土日月祝のみ営業) (出店 冬期休業)
営業時間	8:30～18:00 (レストラン 11:00～15:00) (農作物直売所 8:30～16:00[冬期は9:30～17:00]) (出店 10:00～16:00)
道の駅の特産品	湯田中温泉饅頭、小古井温泉饅頭、羽田甘精堂の温泉饅頭、一茶まんじゅう、信玄味噌まんじゅう、地酒まんじゅう、 サバタケ、根曲がり竹カレー、寝曲がり竹ピクルス、信州生そば、志賀高原みそ

温泉とスキー場の町にある道の駅

　上信越自動車道の信州中野ICから県道29号線→国道292号線を通って東に10km、 長野県北東部の山ノ内町に「道の駅　北信州やまのうち」はある。 まず、本駅へのアクセスに関して注意点を2つほど。 道中で用いる県道29号線は志賀中野有料道路と旧道(無料)の2つに分岐しているが、 有料道路は短距離の割には320円もするので、無料の旧道を使う方がお得である。 所要時間は有料道路の方が多少短いが、渋滞時を除けばそれほどメリットは感じないだろう。 もう一点、群馬方面からは国道292号線を逆方向(東方面)から本駅にアクセスすることになるが、 国道292号線は本駅より十数キロ先から冬期通行止めになるので要注意(冬期に群馬県側からアクセスする道路は無い)。 その代わり通行止め解除直後(4月下旬)は狙い目。車窓の両側に3m近い雪の壁が出来ており、 ここでしか見ることが出来ない絶景のドライブを楽しむことが出来る。
　さて、山ノ内町と言えば温泉とスキー場が有名。 道の駅の東1kmのところにある湯田中温泉を始めとして20もの温泉地、60もの外湯、160近くの温泉宿がある。 スキー場に関しては志賀高原スキー場が有名。 本駅は志賀高原スキー場に向かう車のチェーン着脱場としても重宝されている。

「温泉まんじゅう」と「サバタケ」に注目

　本駅は物産館、農作物直売所、レストラン、出店から成る道の駅。 施設の種類は多彩だが、各々の施設は小規模で、全てを合わせても全国的に見れば小規模な道の駅と言えるだろう。
　道の駅の物産館の一番目立つ店頭に陳列されているのは「温泉まんじゅう」。 さすが「温泉の町」といった感じがする。 「湯田中温泉まんじゅう」「小古井温泉まんじゅう」 「羽田甘精堂の温泉まんじゅう」という町内で人気の3つの温泉まんじゅうが販売されている。 私は「湯田中温泉まんじゅう」を購入。 黒糖が効いた甘くて美味しい饅頭である。次回訪れるときは他の2つも味わってみたいと思う。 饅頭関連では地元の老舗菓子店が提供する「一茶まんじゅう」「信玄味噌まんじゅう」「松本製菓のまんじゅう」 「地酒まんじゅう」も本駅で販売。 饅頭好きの方には堪らないラインナップになっている。
　温泉まんじゅうと並んで本駅の名物は「サバタケ」。 「サバタケ」とはタケノコの一種である「根曲がり竹」に「サバ水煮」を加えて味噌汁にした北信の郷土料理。 全国各地の山林で採れる「根曲がり竹」だが、山ノ内町の志賀高原で採れる「根曲がり竹」は特に美味しいと言われている。 本駅で販売されている「サバタケ」は志賀高原産の「根曲がり竹」を100%使用したもの。 「根曲がり竹」を使った商品には「根曲がり竹カレー」「根曲がり竹ピクルス」もあり、これらも好評のようだ。
　その他には「とろろそば」「信州生そば」「志賀高原味噌」「リンゴジュース」「トマトジュース」「縄文おやき」等を販売。 物産館に併設されている農作物直売所ではカボチャ、冬瓜、キタアカリ(ジャガイモ)等、 約20種類の野菜や果物を販売している。

「天ざるそば」と「リンゴサンデー」も人気

　本駅の「食」の施設はレストランと出店がある。 道の駅レストランでは蕎麦を中心とした軽食を提供。 人気のメニューは「天ざるそば(880円)」。挽きたて、打ちたての蕎麦に地元産の野菜、キノコの天ぷらを味わうことが出来る。 一方、出店ではスイーツ、デザート類を販売。 名物は地元産フルーツを使ったサンデーで「リンゴサンデー」と「ブルーベリーサンデー」がある。 特に「リンゴサンデー」は本駅の人気商品になっている。 ソフトクリームも3種類を販売。 「生乳ソフトクリーム」「白桃ソフトクリーム」「ミックスソフトクリーム」を味わうことが出来る。