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(長野県の道の駅 no.09)

道の駅 ふるさと豊田

駅基本情報
駅名 ふるさと豊田(ふるさととよた)
住所 長野県中野市大字永江2136
駅名の由来 市町村合併前の旧村名の豊田村より。豊田村は童謡「ふるさと」の作詞を行った高野辰之氏の故郷である。
施設 物産館、農作物直売所、レストラン
特産品 あちゃまおやき、あちゃまみそゆべし、おひさまのリンゴパイ、焼き菓子「豊田の華」、月のうさぎの運呼、 ぼたんこしょう(中野市伝統野菜)、ぼたんこしょう漬物、匠の夢カレー、信州米豚カレー、信州ハーブ鶏カレー、 信州八割そば、銘菓「雷鳥の里」、信州長芋焼酎

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童謡「ふるさと」の故郷

 上信越自動車道の豊田飯山ICから国道117号線バイパス(替佐静間バイパス)を北東に400m、 長野県北東部の旧豊田村(現中野市)に本駅「ふるさと豊田」はある。 本駅は1997年登録の古参の道の駅。昔は訪れる客は少なく、駅の周りの田んぼに棲むカエルや虫の合唱が聞こえる長閑な道の駅だった。 状況が激変したのは2016年10月に沿道の替佐静間バイパスが完全開通した時。 交通の流れが大きく変わり、本駅の利用者は年間68万人(独自集計のため誤差あり)に大幅に増加。 今では長野県内では数少ない黒字経営の優良な道の駅に変貌している。 客の増加に伴い、新たに農作物直売所が完成し、今後、更なる発展が期待されている。
 さて、豊田村は童謡「ふるさと」など数多くの作詞を手掛けた高野辰之氏の出身地。 駅から1km西には欄干を順に叩くと「ふるさと」のメロディーになる「ふるさと橋」、 更に800m西に進むと高野辰之氏の業績を展示した高野辰之記念館(有料施設/300円)がある。 童謡に興味のある方は立ち寄ってみるのは如何だろうか。

「あちゃま」な特産品を販売

 本駅は物産館、農作物直売所、レストランから成る施設構成。 上でも書いたが、近年、別棟に農作物直売所を新設。 昔から農作物直売所はあるにはあったのだが、新たな建物を作ったことにより農作物直売所の販売スペースが約3倍に広がった。
 まずは物産館の紹介だが、物産館の入り口付近の目立つ場所で販売されているのは「あちゃまおやき」 「あちゃまみそゆべし」といった「あちゃま」な商品。 「あちゃま」とは現地の方言で「あら、まあ」という意味で、びっくりした時に使う表現。 地元の方もびっくりの美味しい商品である。 本当に「あちゃま」なのか、私も食べてみたのだが、「あちゃまおやき」は菜の花と味噌が入った斬新なおやき。 味噌とおやきがこんなにも合うとは個人的には大きな発見である。 「あちゃまみそゆべし」はゆべしの中に胡桃ゴマと味噌が入ったもの。 少し苦いゴマと、ほんのり甘い味噌の相性は抜群で、「あちゃま」と呼ぶに相応しい商品と感じた。
 その他の商品では中野市の伝統野菜の「ぼたんこしょう」。 ぼたんこしょうを使った漬物は中野市以外では味わうことは難しい。 長野県園芸特産振興展で知事賞を受賞した「おひさまのリンゴパイ」も中々の逸品。 サクサクのパイ生地の中に完熟リンゴがたっぷり包まれている。 その他にも地産の野菜と希少な「みゆきポーク」がたっぷり入った「匠の夢カレー」、 信州リンゴジャムが入った銘菓「豊田の華」、 小学生の男の子が喜びそうな「月のうさぎの運呼(う○こ←自主規制)」など、 面白い商品が多すぎて本駅の土産品選びは迷うこと必至である。

みゆきポークを使ったメニューが評判

 続いてリニューアルした農作物直売所だが、地産の新鮮な農作物が多数並んでいる。 目に付いたのはアスパラガス。極太アスパラガス(1本400円)は見た目のインパクトがかなり大きい。 一般的な農作物直売所ではそれ程スペースを占めないアスパラガスだが、普通の太さのアスパラガスを含めて、 ここではかなりの売り場スペースを占めている。
 最後にレストランの紹介だが、ここでは「みゆきポーク」と呼ばれる地産の豚肉を使ったメニューが評判。 「みゆきポーク」とは信州飯山地区でわずか数軒の養豚農家でしか飼育されていない希少な豚で、 柔らかな肉質と脂質の甘みとコクが評判である。 「スタミナ豚丼(750円)」はみゆきポークに、こちらも名産の「半殺しキムチ(←恐ろしい名前)」をトッピングした甘辛の丼。 みゆきポークを使った「ソースかつ丼(900円)」も味わうことが出来る。 長さ17cmのえび天と山菜とキノコの天ぷらが山のように盛られている「大海老天丼(1000円)」は食べ応え十分。 地粉を使ったそば類も人気で「ざるそば(700円)」「天ざるそば(1200円)」「肉そば(830円)」「山菜そば(800円)」等を味わうことが出来る。


道の駅看板

道の駅看板

駅施設遠景

駅施設遠景。右の建物が従来から存在した物産館とレストランが入る建物、左が新しく建設された農作物直売所。

物産館入り口

物産館入り口付近。木造の少し年季を感じる建物だが、その分、良い味を出している。

農作物直売所

こちらは新築の農作物直売所

物産館の人気商品

物産館の人気商品。上は「あちゃまおやき(125円)」。キノコ、小豆、菜の花の3種がある。 右下は「あちゃまみそゆべし(130円)」、左下は「おひさまのリンゴパイ(170円)」。

新鮮な農作物

農作物直売所ではアスパラガスを始めとした新鮮な農作物を販売

駅周辺の風景

駅周辺は水田が並ぶ