道の駅　白馬

駅基本情報

駅名	白馬(はくば)
住所	長野県北安曇郡白馬村大字神城21462-1
コード	691 867 031*27
駅名の由来	村名より
施設	物産館、農作物直売所、レストラン
休館日	火曜日[祝日と重なる場合は翌日/7月中旬～8月は無休]
営業時間	9:00～18:00 (レストラン 11:00～17:30)
特産品	野沢菜、信州そば、白馬ビール、八方温泉饅頭、白馬のみそ玉仕込み味噌、わさび漬け、おやき、 白馬の豚角煮まんじゅう、地酒「白馬錦」「北アルプス」「白馬紫雲」、白馬そば焼酎、ワイン「白馬の詩」、 銘菓「雷鳥の里」

スキーで栄える白馬村

上信越自動車道の長野ICから国道19号線と県道31号線を西に40キロ、 或いは長野自動車道の安曇野ICから国道147号線を北に44キロ、 長野県北西部の白馬村に本駅「白馬」はある。 白馬村はスキー場で栄える村。 長野オリンピックの会場となった八方尾根スキー場を始めとして、Hakuba47スキー場、サンアルピナスキー場、 白馬五竜スキー場など数多くの有名なスキー場があり、日本全国から、いや世界中から多くの観光客を集める。 街中の雰囲気はとっても華やかで、綺麗なペンションや老舗の旅館が立ち並ぶ。 ただ、本駅が位置する場所は華やかな中心街からは少し離れていて長閑な風景が広がっている。 冬のスキー渋滞を除けば沿道の交通量は少なく、本駅を訪れる客もそれ程多くはない。 ゆっくりと買い物や食事を楽しむことが可能な道の駅になっている。

野沢菜などの特産品を販売

本駅は物産館とレストランから成る施設構成。夏季に限り地産の農作物を販売する農作物直売所も設置される。 さて、物産館の商品だが、入り口に売り上げランキングが貼り出されているので、上位から順に紹介したい。 売り上げ第1位は長野県定番の「野沢菜」。本駅では一般的な野沢菜の他にも「野沢菜ふぶき」「野沢菜刻み」 「野沢菜昆布」「野沢菜メンマ」「野沢菜浅漬け」等が販売されている。 第2位は「信州新そば」。こちらも長野県を代表する特産品。信州新そば以外にも幾つかのメーカーのものが販売されている。 第3位は長野県北部の道の駅や土産店では必ず目にする銘菓「雷鳥の里」。 ミニサイズが第3位、スモールサイズが第9位にランクインしており、合わせれば3位以上の売り上げになるのかも知れない。 以下「白馬ビール」「アルクマそば」「信州味噌ホームラン軒」等が売り上げ上位に入っている。 売り上げTop10には入っていないが「おやき」「白馬の豚角煮まんじゅう」も注目の商品。 酒類では地酒の「白馬錦」、「信州ワイン」、「白馬そば焼酎」等も販売されている。

地産の商品は「白馬ビール」「温泉饅頭」等

野沢菜、信州生そば、雷鳥の里が売り上げ上位を占める本駅だが、野沢菜と信州生そばは安曇野市産、 雷鳥の里は大町市産であり、残念ながら白馬村の商品ではない。 これらの商品は他の道の駅でも購入可能なので、ここでは白馬村の商品を紹介したい。 まずは売り上げ第4位の「白馬ビール」。白馬村内でイギリス人が経営するビール工場が生産するビールで、 イギリスの製法と白馬の美味しい水がミックスされている。 飲み味はコクが深く、いかにもイギリスのビールという感じ。 敢えて日本のビールに例えると黒ビールの味とコクに近い感じがする。 350mlで540円と少々高いが、おそらく多くの人がコスパ的にも満足するのではないだろうか。 第8位の「白馬八方温泉まんじゅう」も白馬村の商品。 しっとりと柔らかな黒糖皮で粒あんを包み込んだシンプルな饅頭。 他の地域の温泉まんじゅうと何が違うのかと言われると回答が難しいが、美味しいことには間違いない。 こちらは6個入り540円で販売されている。 なお、村内にある白馬八方温泉は日本で唯一の天然水素を含む高アルカリ温泉で美人の湯としても有名。 時間に余裕のある方は温泉を利用するのは如何だろうか。

豚肉料理が自慢のレストラン

本駅のレストランは長い営業時間が特徴。朝11時から夜7時(ラストオーダーは6時30分)まで営業している。 おそらく冬のスキー客や夏の登山客の帰路に立ち寄ってもらうことを想定しているのだろう。 名物メニューは地元で育てられた「はくばの豚」を用いた豚肉料理。 豚肉には疲労回復に効くと言われるビタミンB1が牛肉の10倍含まれており、 スポーツの後に食べる料理としては最適と言えそうだ。 豚肉料理は「ロースカツ定食(1050円)」「行者にんにく焼豚丼(950円)」「ソースカツ重(1050円)」 「はくばの豚カレー(850円)」「ロースカツカレー(1050円)」の5種類。 手打ちそばも人気のメニューで「そば定食(1050円)」「ざるそば(780円)」「天ざる(980円)」 「とろろそば(880円)」等がある。 豚肉とそば、2つの名物を同時に味わう「はくばの豚南蛮そば(930円)」というメニューも用意されている。 その他、うどん、ラーメン、ケーキも本駅で味わうことが出来る。