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(石川県の道の駅 no.16)

道の駅 のとじま

道の駅基本情報
駅名 のとじま
住所 石川県七尾市能登島向田町122-14
コード 590 495 094*18
駅名の由来 駅が位置する島の名前、及び市町村合併前の旧町名の能登島町より。
施設 物産館、レストラン(2ヶ所)、能登島ガラス工房、能登島ガラス美術館
休館日 12/29~1/1、12/1~3/20の木曜日[祝日と重なる場合を除く]
(能登島ガラス工房 12/25~1/5)
(能登島ガラス美術館 年末年始、第3火曜日、展示替えのための臨時休館あり)
営業時間 9:00~17:00
(能登牛レストラン 10:00~15:30)
(海鮮レストラン 10:00~16:00)
(能登島ガラス工房 9:00~16:30)
(能登島ガラス美術館 4月~11月 9:00~16:30、12月~3月 9:00~16:00)
道の駅の特産品 能登島塩きんつば、能登牛コロッケ、のとじま海塩、のとじまの藻塩、金箔羽二重餅、金沢純金茶、能登牛カレー、 能登牛そぼろ、冷凍あかもく、のどぐろ姿飯の素、地酒「宗玄」、 のとじまガラス工房のガラス商品(キリコ入りグラス/隠し絵入りお鉢/カラーグラス/等)

[注]本駅は令和6年能登半島地震の影響により当面の間、仮店舗(テント)内での営業となります。
定休日は水曜日、営業時間は10:00~16:00(不定期)となります。

観光の島 能登島にある道の駅

 能越自動車道(無料区間)の七尾ICから国道159号線→国道249号線→県道47号線を通って北東に20km、 石川県北部の旧能登島町(現七尾市)に「道の駅 のとじま」はある。 町名の能登島町から分かる通り、日本で37番目の面積を持つ能登島という「島」にある道の駅。 但し、島の南側と西側に本土と結ぶ2本の橋があり、交通の便は悪くない。 島内には「のとじま水族館」や「ひょっこり温泉島の湯」等の観光施設もあり、 コロナ禍前の2019年の統計にはなるが、年間60万人以上の観光客を集めている。
 そんな能登島のほぼ中央に位置するのが本駅。 能登島、および七尾市の特産品の買い物やご当地料理を味わうことが出来る道の駅である。 また、能登島ガラス工房を併設しており、オリジナルガラス作り体験が可能である。 さらに隣接の能登島ガラス美術館では4ヵ月毎にテーマを変えたガラスの企画展を開催。 13点の壮大な屋外ガラス彫刻作品もある。
 このように本駅は楽しみがいっぱいの道の駅。 半日くらい、出来れば1日くらいの時間的余裕を取って、本駅の全てを楽しみたい。

海塩と金箔を使った特産品が人気

 道の駅の物産館で人気になっているのは能登島の海塩を使った商品と金箔を使った商品。 能登島の海塩は揚げ浜式の製塩技法で作られた天然の塩。 古来より行われていたが、塩の流通統制により1911年に製造停止。2008年に当時の技術者(御年100歳)の指導の下に製塩が復活した。 塩の基本成分であるナトリウムの他に体のバランスを整えるカリウム、マグネシウム、カルシウムが多く含まれているのが特徴。 健康的な粗塩に仕上がっている。 本駅では「能登島の海塩」や「のとじま塩きんつば(こちらは奥能登海水塩を使用)」が人気の商品になっている。
 金箔を使った商品は「金箔羽二重餅」「五郎島金時スイートポテト金箔合わせ」 「金箔柴舟」「金沢純金茶」など店の一角に「金箔コーナー」が設けられる程商品が豊富。 「羽二重餅」「五郎島金時スイートポテト」「柴舟(生姜煎餅)」はいずれも石川県を代表する銘菓であり、 「銘菓+金箔」の組み合わせが多いのが特徴である。
 また忘れてはならないのが能登島ガラス工房のガラス製品。 「キリコ入りのミニグラス」「隠し絵入りのお鉢」「カラーグラス」等、 職人の技が光る商品が並んでいる。値段は「キリコ入りのミニグラス」が4950円、「隠し絵入りお鉢」が3850円等と少々高額。 ただ、とてもお洒落で食卓や部屋を華やかにするのは間違いない。
 物産館の一角には海産物コーナーもある。 ここでは「冷凍あかもく」「カマスの千日干し」「天然わかめ」等、能登島の海の幸を購入することが出来る。

海鮮レストランと能登牛レストラン

 本駅の「食」の施設は2つの道の駅レストラン。 一つは1階にある海鮮レストラン「大漁屋」。もう一つは2階にある能登牛と能登豚のレストラン(店名は特に無いようだ)。 どちらのレストランでもここでしか味わうことが出来ない料理を楽しむことが出来る。
 1階のレストラン「大漁屋」は能登島最大の漁港である「鰀目(えのめ)大敷」より毎朝直送される新鮮魚介が自慢。 人気メニューはご当地丼の「能登島丼(2700円)」でマグロ、ハマチ、サーモン、ホタテ等、10種の具材が入っている。 同じく海鮮丼だがお手頃価格の「漁師丼(1200円)」「大漁屋丼(1500円)」も人気のメニュー。 好きな海鮮具材を選び、炭火で焼く「海鮮炭火焼」も評判になっている。
 2階のレストランは道の駅では初となる能登牛認定店。能登牛を使ったメニュー、及び能登豚を使ったメニューを満喫できる。 こちらの人気メニューは能登牛の希少部位「ミスジ」使った「能登牛ミスジ丼(2700円)」。10食限定のメニューである。 その他にも能登牛を使ったメニューには「能登牛100%ハンバーグ(2400円)」「能登牛サイコロステーキ(2100円)」 「能登牛カレー(1400円)」「能登牛肉うどん(1000円)」がある。
 お手軽に少しだけ能登牛を味わいたい方には「能登牛コロッケ(400円)」がお勧め。 私も食べてみたが、普通のコロッケとはちょっと違う。 高級牛肉を使っていても、コロッケにしてしまうと味が良くわからなくなってしまうのが通例だが、 この「能登牛コロッケ」はコロッケにしても高級牛肉の旨味が口の中に広がる感じ。 揚がるまで8分位待たされるが、待ち時間が長くても味わってみたいと思わせるコロッケである。 能登豚を使ったメニューには「能登豚かつ丼(1200円)」「能登豚カツカレー(1400円)」。 その他「とろ~りオムライス(850円)」は女性に人気のメニューになっている。



道の駅 | のとじま | 道の駅看板

道の駅看板

道の駅 | のとじま | 駅施設

駅施設。1階に物産館と海鮮レストラン、2階に能登牛レストランがある。

道の駅 | のとじま | のとじま海塩

物産館の人気商品の「のとじま海塩(110g入り450円)」

道の駅 | のとじま | 能登牛コロッケ

2階のレストランで人気の「能登牛コロッケ(400円)」

道の駅 | のとじま | 能登島ガラス工房

併設の能登島ガラス工房。ガラス作り体験が可能。

道の駅 | のとじま | 能登島ガラス美術館

隣接の能登島ガラス美術館(入館料800円)

道の駅 | のとじま | 能登島ガラス美術館内部

能登島ガラス美術館内のバランス感覚が崩れそうな不思議な廊下。 この先にガラス作品を展示(残念ながらこの先は撮影禁止)。

「道の駅 のとじま」近隣の宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①さわだ旅館
 [MAPCODE] 590 465 366*84
 (口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南に1km
 - 料金(朝食付き2人計12,182円~)
 - 2食付きプランもあり
 - 能登島の新鮮海鮮料理を味わう宿

   

■②能登 島宿せがわ
 [MAPCODE] 590 465 516*13
 (口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から南に1km
 - 料金(2食付き1人9,000円、2人計16,000円~)
 - 鮮度抜群の海鮮料理が自慢の宿

   

■③島の小さなホテル ウインズ
 [MAPCODE] 590 493 499*71
 (口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から西に1km
 - 料金(1人7,000円、2人計10,000円~)
 - 朝食付きプランもあり[+1,000円/人]
 - 🐶ペット可[事前連絡が必要]

 

■④島の宿 えのめ荘
 [MAPCODE] 590 531 666*01
 (口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から北東に7km
 - 料金(2人計9,000円~)
 - 食事付きプランもあり
 - 能登の魚介と門外不出の能登地酒を味わう

   

■⑤スポーツ応援合宿所 One☆Day☆Fam
 [MAPCODE] 135 892 514*43
 (口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南西に10km
 - 料金(1人4,091円、2人計7,274円~)
 - スポーツ合宿向きの施設だが一般利用も可

 

🐶ペット旅

■⑥民宿つるや
 [MAPCODE] 135 827 406*30
 (口コミ平均4.7点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南西に15km
 - 料金(2食付き1人7,000円、2人計13,638円~)
 - ペット可のプランあり[追加料金+800~1,500円]